オーバーロードインベス

オーバーロードインベスとは、仮面ライダー鎧武に登場するインベスの一種である。初登場は第21話。

この項目は、『仮面ライダー鎧武』のネタバレ成分を多く含んでいます。 続きを読みたい方はスクロールをしてください。

概要

今までのインベスと違うインベスの種族。オーバーロードには「大君主」の意味が存在する。
通常のインベスや動物型の上級インベスと違ってスマートな人間に近い形態を持ち、剣や矛など武器も使用する。
人間と同等の知性を備えているとされ、独自の言語で喋り、さらにゲネシスライダーに匹敵する戦闘力を持っている。

森の植物を自在に操る能力を有する事から、紘太はこのオーバーロードインベスに森の侵食を止めてもらおうと考え、一方の戦極達は彼らが持つという神に等しい力を与える禁断の果実を得ようと画策している。

王のロシュオによれば正確にはフェムシンムと呼ばれる種族で、現在ヘルヘイムの森となっている次元で生きていた者達の末裔。かつてこの次元で森の侵食が発生した際、ロシュオが森の支配者の資格となる“知恵の実”を手に入れた事でロシュオと彼の選んだ一部の者達はオーバーロードインベスへの進化を遂げ、森の支配権を得るに至った。
しかし、生き残ったフェムシンム達は次第にその力に溺れて殺し合いを始めてしまい、今となってはロシュオ、デェムシュ、レデュエなどわずかな数の個体しか残っていないという。各々思惑はあるとされるが総じて人間たちを自分たちよりも下等と見下している。ちなみにフェムシンムはオーバーロードたちの言葉（後述）で「ニンゲン（人間）」と訳することができるが、これが何を意味するのか・・・。

名前

• デェムシュ
  最初に登場するオーバーロードインベス。赤い鎧とマントを着ている。
  作中では戒斗と対峙。
• レデュエ
  2番目に登場するオーバーロードインベス。デェムシュと違い当初から人間の言葉を理解しようとする。
• ロシュオ
  3番目に登場したオーバーロードインベス。オーバーロード達の王にして現ヘルヘイムの森の支配者。
  戦極達に裏切られた貴虎を救い、彼にこの森の成り立ちと自分達の事を話した。

オーバーロード語

オーバーロードインベス独自の言語。正式名称は不明だが名目上「オーバーロード語」と記載する。オーバーロードインベスの他、ＤＪサガラもこの言葉を話せるのが確認できる。

デタラメに話しているわけではなく、法則性により日本語に変換可能である。この法則性を早くから見抜いたＤＪサガラ役の山口智充やデェムシュ役の杉田智和は早速日本語に変換できるようにアドリブに組み込んだという。

以下、日本語とオーバーロード語を並べてみた表である。
上が日本語で下がオーバーロード語である。

※「-」は母音が入る部分である。

母音

a	i	u	e	o
o	e	u	i	a

子音

k	s	t	n	h	m	y	r	w
sy	dy	j	hy	r	my	g	b	k

g	z	d	b
sy-n	dy-n	hy-n	r-n

p
??

nn
mu

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関連項目

• 仮面ライダー鎧武
• グロンギ（同じく独自の言語を持つ怪人）

仮面ライダー鎧武の登場人物
仮面ライダー	葛葉紘汰 - 駆紋戒斗 - 呉島貴虎 - 呉島光実 初瀬亮二 - 城乃内秀保 - 凰蓮・ピエール・アルフォンゾ 錠前ディーラー シド - 湊耀子 - ザック - 戦極凌馬
インベス	ビャッコインベス - ヘキジャインベス オーバーロードインベス
謎の人物	オルタナティヴ舞 - DJサガラ
オーバーロード	デェムシュ - レデュエ - ロシュオ
その他	高司舞