カスタムサウンドトラック

 

概要

カスタムサウンドトラック（カスタムサントラ）とはテレビゲーム内のBGMをユーザー個人が用意した音楽ファイルに差し替えて再生できる機能である。通称「カスサン」決して「カスみたいなサウンド」ではない。公式ではたまに「カスタムBGM」と称されることもある。

実装されているゲーム機はPSP/PS3/Xbox360/Wiiの4つ。

対応するファイル形式は基本MP3で、ビットレートは320kbpsまで。設定方法はゲーム機やゲームソフトの種類により様々で、大きく分けて2パターンある。

１．PSP/PS3/Wii

HDDやメモリースティック内に専用のフォルダを作り、その中に音楽ファイルを入れる(PSP/WiiはCDの取り込みが出来ないため、一旦PCなどで取り込んだ音楽ファイルが必要)。ゲームを起動してフォルダを読み込み、ゲーム内で差し替え等の設定を行う。設定はゲーム毎に保存されるため非常に便利だが、フォルダ名やファイル順をいじると設定が崩れたり読み込まなくなったりするため、その場合再度設定する。またゲームソフトがカスタムサウンドトラック機能に対応していなければ使えない。

２．Xbox360

ガイドボタンを操作して、保存された音楽ファイルを選択し再生する。通常ＢＧＭが割り当てられている部分を乗っ取って音楽再生を行う。ＢＧＭを変えた場合でもＳＥは通常通り再生される。どんなゲームでも使用可能であるが、中にはＢＧＭと一緒に音声まで消えてしまうゲームが存在する（スーパーロボット大戦ＸＯなど）。なお、ハードディスクに取り込んだデータだけでなく、Windows Media PlayerやWindows Media Centerのライブラリに入っている楽曲データも再生できる。もちろん、ＰＣの電源が入っていることが前提である。

 
自分の好きなBGMで戦えるため、非常に重宝されている。特にキャラゲーとの相性はとても良く、一部では「カスサンがあれば多少の糞ゲーでも問題ない」と言われる程の機能である。

※Wiiで公式に対応しているゲームソフトは現在「エキサイトトラック」のみであるが、非正規の改造によっては他のゲームでも使用可能らしい。