カタリナ・クラエスとは、「小説家になろう」掲載オンラインノベル、その書籍版、もしくはそのアニメ版「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」(略称「はめふら」)の登場キャラクター。主人公である。
CV:内田真礼
本作の主人公。茶髪をサイドに流した前髪のためにおでこが目立つ容姿。吊り上がり気味できつい目をした「悪役顔」の少女。公爵家長女にして第三王子ジオルドの婚約者でもある。魔法の属性は土。
元々のゲーム『FORTUNE LOVER』では非常に我儘な悪役令嬢であり、ジオルドやキースのルートでライバルとして立ちはだかり、悪行の限りを尽くした末に、ハッピーエンドで国外追放、バッドエンドでは死亡という救いの無い結末を迎えるはずだった。しかし、実は外の世界からの転生者であり、転んで頭をぶつけた際に前世の記憶を取り戻し、その未来を回避することを目指すようになったことでその運命は大きく変わることになる。
転生前は日本の女子高生で、乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』を明け方までプレイしたあげく学校に遅刻しそうになり、急いで家を飛び出したものの交通事故に合いゲームの世界に転生してしまった。乙女ゲームを友人と語り合うなどの「オタク」であったが、その一方で木登りが得意だったために周りからは「野猿」と呼ばれていたりするなどアクティブな一面も持つ。
転生してもその性格は変わることは無く、貴族らしからぬ行動に周りは困惑する。しかし思いついたら即行動の猪突猛進スタイルと、積極的に周りを巻き込む驚異のコミュ力を持ち、男女問わない人気者となっている(本人に自覚なし、キース曰く『無自覚の人タラシ』)。
何事か困難にぶつかればとにかく前向きに(しかし斜め上に)取り組む事で解決しようとする。ある事件が原因で義弟のキースが部屋に閉じこもってしまった時は、部屋の扉を斧で叩き割って有無を言わさず進入する…なんてのは序の口である。魔法の実力をつける必要を感じた際は、「土属性の魔力を高めるためには」→「土との対話が必要」→「農作業だ」という謎の結論に達し、日々マイ畑で野菜作りに勤しんでいる。当初は魔力を高めるための作業であったが、後に趣味としても楽しむようになる。農耕作業服が似合うお嬢様…わけがわからないよ。
前世の記憶があるという事は誰にも明かしておらず、それに関する問題だけは誰にも相談できないため、対策を考えこむ際に「カタリナ脳内会議」を開く。内容を文章にしたら意味わかんなくなったので下に小文字で書く。
これはカタリナの脳内に存在する、5人のカタリナが会議するものである。5人のカタリナとは、議事・進行を取りまとめる「議長カタリナ」、積極的な意見を出す「強気カタリナ」、悲観的な意見を出す「弱気カタリナ」、楽観的な意見を出す「ハッピーカタリナ」、慎重な意見を出す「真面目カタリナ」で構成されている。5人のカタリナは積極的に意見を交換し喧々諤々の議論を展開するのだが、結局は全員カタリナであるため大抵は単純で楽観的な結論に落ち着く。公式では、この5人を『カタリナファイブ』と呼称している。
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最終更新:2025/12/10(水) 23:00
最終更新:2025/12/10(水) 22:00
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