カミキ・セカイ

カミキ・セカイとは、「ガンダムビルドファイターズトライ」の主人公の少年である。

声：冨樫かずみ

概要

とある「師匠」と共に次元覇王流拳法という謎の拳法の修行の旅をしていた少年。
「ビルドファイターズトライ」1話にて聖鳳学園中等部の2年に転入。
その際にガンプラバトル部の部長「ホシノ・フミナ」と出会い、彼女を通じてガンプラバトルの魅力を知る。

最近の子供では珍しいガンプラはおろかガンダムの存在すら知らない風変りな少年だが、前作の主人公と違って別に異世界の王子というわけではない。

ガンプラバトルのプレイスタイルは彼の得意とする次元覇王流拳法を交えた近接戦闘が主な戦い方であり、愛機はバトル部の棚で偶然見つけたビルドバーニングガンダム。
次元覇王流拳法を縦横に活かすスタイルにより，近接戦闘では無類の強さを誇る一方、狙撃では的に一発も当てられない，戦術面ではなりふり構わず突出しすぎて返り討ちに逢うなど、素人同然。今後の成長が期待される。

性格に関して、表裏のない体育会系を地でゆくようなもので、姉のカミキ・ミライからは繊細さや遠慮のない点を散々に言われていたが、武道精神からか目上の人には基本敬語を崩さず，礼儀正しい面もある。
一方で，ユウマからもミトコンドリア以下と評された単純さはガンプラバトルでも如実に表れており、まさに猪突猛進を地で行く戦い方を見せる。 

フミナやラルさんなど、身内以外の年上には敬語を使うように心がけているが、ミヤガのように無礼な相手には「無礼には無礼で返す」という部分もあるので一概に誰に対しても敬語というわけではない。
また、直情的だが素直であり、サカイに負けた際にはガンプラバトルの本質の一部を改めて理解し、更に精進をするように決意を固めた。

設定が美味しすぎる!

上記のセリフは、第二話にて彼の境遇に吠えたお前等クラスメイトのセリフである。
美人のガンプラバトル部の部長に見初められ、学園一の美人と噂される姉を持ち、戦った女学院のぽっちゃり美女に惚れられる…
本人の実直な人柄ゆえに人が集まってくるのだろう、が、まさかここまで美男美女揃いというのは超リア充ぶりを発揮するホビーアニメのパロディなのか。ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお！

ビルドバーニングガンダム

彼が劇中で使用するガンプラ。
元々はガンプラバトル部の棚にあった第七回ガンプラバトル世界大会優勝トロフィー内に入れられていた「HGUC　ドム」に入れられていた機体である。

前作の主人公であるイオリ・セイが制作したガンプラであるが、詳しいことはあまりわかっていない。
劇中のユウマの発言によると，第11回ガンプラバトル選手権世界大会にて，イオリ・セイが使用していたガンプラであり，現在セカイが使っている機体は、当時のビルドバーニングガンダムがさらに改装が施された姿であるようだ。
ドムに内蔵されていたという特殊な初登場シーンのせいもあり固有武器などは一切持たない完全な接近戦型。
しかしセカイが次元覇王流拳法の使い手であったこともあり、徒手空拳での戦いでも難なく戦えている。

余談だが、偽装用の外装であったドムがホバーを使わず走り、軽やかに回し蹴りを浴びせ、白羽取りからの正拳突きを見せるという躍動的な姿を見せたこともあって、１話直後はHGUCドム/リック・ドムがネットで売り切れまくるという現象が起こった。「この動き……まさかサザキ・ススムの再来とでも言うのか…！」

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関連項目

• ガンダムビルドファイターズトライ
• ホシノ・フミナ(先輩兼部長)
• コウサカ・ユウマ(チームメイト)
• カミキ・ミライ(姉)
• サザキ・カオルコ(ギャン子。練習試合を切っ掛けにセカイに恋をする。)
• サカイ・ミナト(自分の弱さを知る切欠になった相手)
• イオリ・セイ(前作の主人公その1、彼が制作したガンプラを使ってバトルを行う。)
• レイジ(ガンダムBF)(前作の主人公その2、一人称が「俺」、赤毛である共通点がある他、ラルさんから「レイジくんの再来」と称された。)
• ガンダムシリーズの登場人物一覧