ガンズ・アンド・ローゼスとは、1985年に結成された米国ロサンゼルスを拠点とする米国80年代後半~90年代を代表するロックバンドである。
ニコニコ動画では「Guns_N'_Roses」というタグも併用されている。
ガンズ・アンド・ローゼスは1985年にアクセル・ローズとトレイシーガンズによって結成された。
結成まもなくアクセル・ローズとトレイシー・ガンズが対立し、トレイシ・ガンズがL.A.Gunsの元メンバーのを引き連れて離脱してL.A.Gunsとしての活動を再開。残されたアクセル・ローズは友人であったスラッシュ他の新メンバーを呼び込んでバンドを再稼働させた。
そして「Appetite for Destruction」は全世界で2800万枚を超える大ヒットアルバムとなる。
その後1991年に2枚同時リリースの「Use Your Illusion Ⅰ&Ⅱ」を出して2年間にわたる世界ツアーを行った後ライブ活動を休止する。そしてその間に次々とメンバー達を解雇する一方で新作アルバムの制作中と言って活動停止状態になる。
2001年になって突如全く新しいメンバーによってライブ活動を再開する。
そして遂に2009年に「Chinese Democracy」を発表した。
2012年、ロックの殿堂入りを果たし22年振りのオリジナルメンバー勢ぞろいとなるかと思いきやアクセルとイジーのドタキャンによって実現しなかった。
・アクセル・ローズ (Vo)
バンド結成時から在籍する唯一のオリジナルメンバー。
良くも悪くもガンズは彼を中心に回っている。
ヴォーカリストとしては高音域から低音域まで変幻自在の幅広い音域を出せる素晴らしい声の持ち主である。
音楽性は以外にも他のメンバーとは事なりクイーンを尊敬していたり、長編バラード曲を得意としライブでも
「November Rain」ではキーボードディストが2人いるにもかかわらず自らピアノを演奏する程。そして上手い。
1993年以降ライブ活動を休止して引き籠った為美少年だった容姿が今では残念な事になっている。
また幼少時の性的虐待の後遺症で精神が酷く不安定であり、ガンズの起こしたトラブル、遅刻、ドタキャン、逮捕の
9割は彼が原因で引き起こした物である。
一時期は黄金期メンバー全員と対立状態にあったが、近年ではイジーとダフに関しては和解し、共演を果たしている。
・スラッシュ(G)
黄金期のメンバー。エース・フレイリーやゲイリー・ムーア、そして平沢唯同様レスポーラーで彼が奏でる温かみのある音色のギターソロはガンズの音楽面で大いに貢献した。1995年にアクセルと衝突してしまい解雇される。
その後ダフ、マットと共に「Velvet Revolver」なる新バンドは結成し期待されていたがVoが重度ドラッグ中毒で脱退後
後任が見つからず事実上の解散状態になりソロ活動を始めた。因みにソロ・デビュー作にはアクセル以外の黄金期メンバー全員とB'zの稲葉がゲスト参加している。
2012年の殿堂入りには参加している。
・イジ―・ストラドリン(G)
勘違いされやすいがアクセルと彼はオリジナルメンバー。アクセルを筆頭に一癖も二癖もあるメンバーばかりの
ガンズの中で唯一の常識人。一見するとルックスもプレイも地味そのものだが実は「Appetite~」を始め
ガンズの名曲の多くを作曲しているのは彼だったりする。
1991年、肥大し続けるバンドと放蕩三昧のロックン・ロールの生活に嫌気がさし脱退。
アドラー脱退に関して冷血そのものだったアクセルも友人である彼の脱退はショックだった様で引き留めたり
悪口を言ったりする程酷く傷つき彼の脱退が黄金期ガンズの引き金だったとも言われている。
脱退後は印税を糧に悠々自適な生活を過ごし、時々趣味のソロアルバムを発表している。
しかしながら脱退後もガンズとの関係は続き、1993年にギルビー・クラークが負傷した時は5公演だけ一時復帰している。その後時は流れた2006年には突如ツアーに帯同し30公演以上に参加してアクセルと和解した事を公表した。
その後も2012年に3回ゲスト出演するなどアクセルとは現在も’’友達’’であり続けてる。
・ダフ・マッケイガン(B)
黄金期メンバー。パンクの影響を強く受けており彼のパンクとして一面はガンズが活動停止中に出した
カバーアルバム「The Spaghetti Incident?」で確認できる。
今ではメンバーの中でイジーに次ぐ常識人キャラだが、昔はドラッグ&アルコール漬けの生活を行っており、
肝臓が破裂して生死の境を彷徨う経験をしてからすっかり大人しくなった。
バンドの中ではスラッシュ解雇後もバンドに残り続けたが1998年にとうとう脱退。
スラッシュ、マットと共に「VELVET REBOLVER」を結成するが上手くいかず、現在はソロバンド「Duff McKagan's Loaded」を率いて活動中。
上記の様にアクセルとは脱退以来訴訟しあうなど険悪な関係であったが、2010年に偶然止まったホテルが一緒だった縁でアクセルと電撃的に和解し、ロンドンO2公演に飛び入り参加している。
一方でスラッシュ、アドラー、マットと共に2012年の殿堂入りにも参加していて、2013年にはアドラーと共に来日公演を行った。
以外だが、現在フィナンシャル・アドバイザーの資格を取得しており、ミュージシャンの財務管理をする会社まで設立する等インテリとしての一面がある。
スティーブ・アドラー(Ds)
黄金期メンバー。だが、あまりにもドラッグ&アルコール中毒が酷すぎた為1990年にバンドから解雇されてしまった。
その後アクセルを訴えたり、TVの薬物更生番組で「落ちぶれたドラッグ中毒タレント」として見事な醜態を晒すなど
悲惨な人生を送っていたが、何とか再帰してガンズのセルフ・トリビュートバンド「アドラーズ・アペタイト」を結成し活動
2012年の殿堂入りには久しぶりに元気な姿を見せたが、直前にTVインタビューで今のガンズを批判しアクセルのドタキャンの遠因を作ったりする等、相変わらずドジな所は変わってない。
現在は上記とは別バンド「アドラー」を率いて活動中。2013年には25年振りの来日まで果たした。
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最終更新:2025/12/13(土) 15:00
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