クレイジーサイコレズとは、常軌を逸する暴走レベルの愛を同性に向けた女性キャラに対する言葉である。
概要
pixiv「現代アート」タグ祭りで生まれたあざと犬に対して使われていた名称である。
元々、機動戦士ガンダムSEEDのフレイ・アルスターを指して「クレイジーサイコビッチ」と海外ファンが称されていた。その後、舞-HiMEの藤乃静留が同じく海外ファンに「速やかに死ぬべきクレイジービッチ」と称されたことからそれらの単語が混同・変質し、主に同性への愛ゆえに恐るべき行動を起こした女性キャラに対して、ふたばちゃんねるの二次裏で使われるようになった。以来、同期作品たる神無月の巫女の姫宮千歌音や、けんぷファーの沙倉楓他への使用を経て、pixiv「現代アート」タグ祭りにより本格的に外部流出して現在に至る。…………と、言われている。
祭り後は様々なキャラクターにも使われるようになった。読んで字のごとく、病的(サイコ)に狂っている(クレイジー)同性愛者(レズ)、つまり(主に二次創作における)ヤンレズの中でも特に危ないレベルの人物に対する一種の称号として用いられている様子。それはそうとアメリカでは14の州で同性婚が認められているそうよ北上さん
語感が良いせいか時好が重なったせいか妙な流行を見せており、今日も今日とてクレイジーサイコレズ認定されるキャラが生み出されたり発掘されたりしている。なんとも業の深い言葉である。
主なキャラ
- あざと犬
pixiv「現代アート」タグ祭りで生まれたキャラクター。猫の身体にイヌの頭部を付けた実写コラージュで鳴き声は「にゃーん」というアート犬の擬人化。プハ子(プハプハ鳥の擬人化【プハーをHIRAいた】)を一方的かつ性的にねらっており、その行動からクレイジーサイコレズと呼ばれるようになった。
- 赤座あかね (ゆるゆり)
掲載雑誌でもその作品名からでも分かる通り、(ゆるい)百合描写がメインの作品の中でさえ頭一個抜けてるド変態。他の追随を許さないラスボス。
柔和で笑顔の可愛い美人なお姉さん。然してその実態は、妹の写真や自作グッズ、姉妹モノの薄い本で部屋を埋め尽くす重度のシスコンである。あとパンツはかぶるもの。もちろん妹にはそのことを隠している。
妹の姿がプリントされた(キスマークが口あたりにベタベタ付いた)抱き枕を携え、姉妹モノの薄い本を嗜むという優雅な趣味を持つ。性癖を除けば本当に良き姉なのだが……
- 暁美ほむら (魔法少女まどか☆マギカ)
愛の力によって悪魔と化した魔法少女。またの名を『コズミックテビルレズ』
もともと想い人のために何回も世界をループしたというところから、(ただ、この地点では友達としての親愛の情を超えていなかった。多分)ニコニコを含めた二次創作でも変態レズのキャラ付けが頻繁にされてたのだが、まさか公式がそれ以上をやってくるとは。
愛故に神を貶め、宇宙の法則すら改竄し、想い人を銀の庭に閉じ込めた。その所業や「痛みすら愛おしい」などの台詞から某コズミックヤンデレ精霊に例えられる事も。漫画版では、更に葛藤を捨て去った見目麗しい笑顔を拝む事ができる。愛ってすごい。
- 一条蛍 (のんのんびより)
想い人からも飴玉をもらってアヘ顔、取られそうになるとガチ号泣。一緒に遊びに行くとなると気合の入った衣装で行っては(ただしそのせいで、想い人には別人だと思われてた) 「こまぐるみ」と名づけた想い人の人形を部屋に入りきらないほど作っては「いいなあ、こまぐるみ。いいなあ」と自己陶酔に浸るなどかなりの重症。
他の隔離病棟クラスのレズ共と比べればそこまでじゃないかもしれないが、基本的にのんびりまったりな作風の中で彼女のレズ描写は相当な異彩を放っており強烈な印象を与えている。
この手の作品でここまでストレートなレズ描写のあるキャラはある意味貴重。
- V・りら・F (夜桜四重奏)
- ガチレズ大井bot (「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場する大井の二次創作)
- 小日向未来 (戦姫絶唱シンフォギア)
- 清水谷竜華 (咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A)
- ヒュウガ (蒼き鋼のアルペジオ)
最初の会戦でイ401に大火力を叩き込まれてボッコボコにやられた際に何かに目覚めたらしく、イオナのことを『イオナ姉様』と呼んで付き纏う。
遂には、リアルでのイベント『”蒼き鋼“ 帰港記念式典』にて、中の人(藤田咲)に「クレイジーサイコレズ」を自称されるに至る。
- 藤沢なぎさ (白衣性恋愛症候群)
- 藤乃静留 (舞-HiME)
- 白井黒子 (とある科学の超電磁砲)
- ALC (魔理沙とアリスのクッキーKiss)
- 浦添伊緒奈(selector infected WIXOSS)
アニメシリーズ第1期のライバル兼ラスボス的なポジション。
「セレクター同士の真剣なバトル」に徐々に魅了されていく主人公、小湊るう子に「同類」として執着を見せる。
これだけなら従来のカードゲームアニメの系譜を汲んだライバルキャラと言えなくもないが問題は最終話である。
突然るう子のことを「るう子」とか、家族か相棒のタマくらいしか呼ばない「るう」という愛称で呼び始め、ヘブン状態で対戦、あまつさえ「私の小湊るう子!!」という問題発言(モノローグ)まで飛び出した。
終いには自分がるう子の物になる始末。
この時の「最高だね・・・ るう。」は衝撃的な結末とか重すぎる愛と共に彼女を象徴する台詞として使われている。
ちなみに最終話までで、2人の接触回数はたったの2回。(4話、7話)
7話ではるう子の潜在的な欲求を看破した後、2人でに無邪気に(?)対戦しておられましたがその後なんの絡みもないしるう子の視点から見ればお世辞にも仲が良かったとは言えない。
- 巻き毛 (人類は衰退しました)
学舎時代の友人で、「わたし」に対し病的な愛慕の念を抱く少女。普段は「わたし」と親身に接しているが、陰では「わたし」に見立てた人形を相手に、ミザリーが如き愛情と暴行を交えた“おままごと”をしていた。年月と共に奇行は鳴りを潜め、卒業する頃には「わたし」と普通の友人として接するようになったが、その後の行いを見るに情熱が冷めたという訳ではない模様。
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関連項目
- pixiv「現代アート」タグ祭り
- vvズッ友宣言vvvレズッ友宣言VV
- 狂気 / サイコパス
- 同性愛 / レズ / 百合
- ヤンデレ / ヤンレズ
- 愛が重い / 愛なら仕方ない