マリオメーカー問題

マリオメーカー問題とは

マリオメーカー問題とは、任天堂の発売するゲームにより、ニコニコ動画ランキングの上位が
ほぼ埋め尽くされてしまう現在のニコニコ動画の状態を表す単語である

全ての元凶

事の発端は2014/11/17のニコファーレ
この日、任天堂の岩田社長はニコニコ動画において、二次創作を行ってもよいという
許可を出すことを明らかにした。
そしてその具体的な内容が
クリエイター奨励プログラムである
※詳しくは同名記事参照

そして同年12/1、任天堂ゲームの約250タイトル以上の作品にクリエイター奨励プログラムの申請が
許可された．．．

ランキング占領まで

クリエイター奨励プログラムが許諾された当初は
それほど実況者たちも関心が無かったのか、単に知らなかったのか
任天堂ゲームの実況動画がランキングを埋め尽くすという事態には陥ってなかった
だが．．．

2015/05/28
任天堂から満を持して発売されたWiiu 専用TPS　Splatoonが現在のニコニコ動画のランキングの上位を
半分程度占めた
単に新作ゲームだし、公式から許可も出たことで実況者達も動画が削除される心配が無くなった
という理由もあるとは思われるが
やはりクリエイター奨励プログラムの存在が大きいと思われる
（実況者達が実際にクリエイター奨励プログラムを受け取っているのかは不明）

そして2015/09/02
スプラトゥーンと同じくWii U専用ゲームソフト、スーパーマリオメーカーが発売された
このゲームの実況動画に至っては
多くの有名実況者が一斉に動画を投稿し、ランキングの一位、二位を常に独占
それにつられたのか、他の中堅、新規実況者も次々に動画を投稿
数日間、マリオメーカー関連の動画がランキング上位から中位までをほぼ占領した

任天堂ゲーム実況動画がランキングを占領する問題点

任天堂ゲーム実況動画が、ランキングを占領する際に起こる
ニコニコ動画においての問題点、それはやはり
ニコニコ動画が面白くなくなってしまうことだろう
理由としては

• ランキングを同じゲームの動画が占領する→そのゲームの実況動画を見飽きる。
  にも拘わらず、他のゲームの動画はランキング下位、もしくはランキング圏外に存在する
  主に視聴者が見るのはランキングに存在する動画、自分の好きなタグでヒットした動画であり
  自分が全く知らないゲームの実況動画は知るすべがない
  （広告が行われて、ニコニコ動画のトップに表示されれば別だが、そもそも現在の広告は既に人気の動画
  に大量に行われがちなので、結局、自分の知らないもしくは興味のない動画は発見しにくい）
  要するに同じゲームしかランキングに載っていないので、ユーザーはニコニコ動画自体に飽きてしまう
• 新規参入実況者も、手っ取り早く有名になるためには
  人気のゲームを実況すればいいと考える→他の有名実況者が既に実況しているため
  見向きもされない
• これからも任天堂ゲームが発売されるので
  徐々に同じ任天堂ゲーム実況動画がランキングを離れ始めても
  また新たなゲームがランキングを占領する
  
  ということが考えられるだろう
  ．．．さっきから任天堂ゲーム任天堂ゲームと連呼してるが
  これは決して任天堂アンチの批判やネガティブキャンペーンではない
  ※事実、任天堂はゲーム実況動画の収益化を許可しただけであり、
  任天堂自体に「ニコニコ動画を衰退させよう」なんて意思は全くないので任天堂を叩くのはお門違いであろう

関連動画（主に現状のランキング批判）

関連商品

関連項目

• クリエイター奨励プログラム