そ れ は 黒 き 災 厄 な の か ……!?
ゴア・マガラとは、モンスターハンター4に登場する新モンスターである。
概要
| 種族不明 |
| ゴア・マガラ |
| 別称 |
| 別称 |
黒蝕竜 |
| 登場作品 |
| ・モンスターハンター4 |
| モンスターハンターのモンスターテンプレート |
|
モンスターハンター4のパッケージを飾るメインモンスター。シングルモードのストーリーに大きく関わる。
目撃例が非常に少なく、謎の多い「黒蝕竜(こくしょくりゅう)」。
前脚と後脚とは別に、背中には異常なほど巨大な漆黒の翼が認められ、翼膜からは黒い毛状の鱗が生えている。この毛状の鱗は常に抜け落ちており、まるで外套が棚引いているように見えるのが特徴。外敵を察知した際には、この毛状の鱗に付着した黒い鱗粉を撒き散らす。
この鱗粉は感知能力を強化しているものとされ、これを吸着または吸引した他の生物の位置や熱量を把握していると考えられている。どうやらソナーや熱感知器のような機能を持っているようだ。
この鱗粉を吸引した生物は行動などに異常を来してしまうため、ギルドではこの鱗粉を狂竜ウィルス、鱗粉によって発症した症状を狂竜症と呼びを警戒を要している。
狂竜化
鱗粉をまき散らし、感知能力が高まっていくと体色の一部が変色していき、感知能力がピークに達すると角のような感知器官を展開し狂竜化する。狂竜化とはいっても、自らの意思で狂竜化状態に移行することが出来るため、他のモンスターが発症するそれとは意味合いが大きく異なる。狂竜化すると太陽の光を遮るほどの大量のウィルスを散布し、翼脚を展開、6本脚状態となって襲い掛かってくる。この翼脚は地形を自由自在に移動できるだけではなく、地面を揺るがすほどの破壊力を誇り、更には強力な拘束攻撃も繰り出す。狂竜化前とは大きく異なる行動パターンでハンター達を苦しめる。
余談
- その大ボス然とした禍禍しい外見とは裏腹に、ゴア・マガラの名前を取って「ゴマちゃん」または「ゴマさん」という愛称で親しまれている。特にゴマちゃんという愛称は「モンスターハンターEPISODE」等でおなじみの布施龍太氏まで使用宣言をし出す程である。
- 英語表記は「GORE・MAGALA」。ちなみに「GORE」には「流血、血糊」「殺害、 戦い」「ゴア(はぎ合せてスカート・かさなどを作る細長い三角形の布)、まち」「角(きば)で突く(突き刺す)」といった意味がある。ボロボロのマントのような翼や、角を突き出した狂竜化状態、狂竜ウィルスの散布など、ゴア・マガラの生態はこの言葉の複数の意味に当て嵌まっているように思われる。
- PV4ではなんと撃竜船の甲板らしきところで咆哮を上げている姿が確認された。現在、遺跡平原、原生林、未知の樹海そして撃竜船と、広範囲にわたってその姿が確認されている。ストーリーを進めていくとこの行動範囲の謎が間接的に明らかとなっていく。
- OPムービーでは現実世界、モンハン世界を問わず強力なモンスターという認識がなされているティガレックスを(直前のハンターとの戦いでのダメージがあったとはいえ)突然狩猟場に乱入してきてあっさりと仕留めるという非常に衝撃的な登場の仕方をした。過去にも3のOPムービーにて歴代看板モンスターと新看板モンスターの対峙シーンはあったものの、かつての看板モンスターを倒す、しかもあっさりと絶命(?)させてしまったのはこのゴア・マガラが初である。ちなみに本編にはこのようなシーンはない※ややネタバレ?
- ゲーム開始時点では詳しい生態や種別など謎のモンスターだが、四股二翼という今のところクシャルダオラやアルバトリオンなどの古龍にしか見られない体型をしており、モンスターハンター2のクシャルダオラ以来久しぶりに古龍がメインモンスターになるのでは?と囁かれていた。しかし、公開された別称は黒蝕「竜」。古龍ならば、こくしょく「りゅう」の漢字表記が黒蝕「龍」となる。またこれまでのシリーズでは古龍に対して罠は効果がなかったが、ゴア・マガラは罠に掛かることが確認されている。しかも捕獲できる。これらの事から古龍とは別の、新種の生物とする見方が強まっていた。
- ※ここからはストーリーの重大なネタバレあり。了承したうえで反転して見てください。 その正体は天廻龍シャガルマガラという古龍の幼体。つまりゴア・マガラは厳密には古龍種ということになる(ゲーム本編では最後まで種族は???表記)。前述の罠に効果があることや捕獲が可能な点は、単純に古龍として未熟だっただからというところか。また、特定の住処を持たず行動範囲がバラバラなのは生まれ故郷である天空山の禁足地を目指していたためであった。
関連動画
関連項目
- モンスターハンター4
- モンスターハンターのモンスター一覧
- ゴマちゃん