サクサクルースとは (サクサクルースとは) [単語記事]

サクサクルース(Cxaxukluth, Ksaksa-Kluth)とは、クトゥルフ神話における神の一柱である。

概要

サクサクルースは自発的な核分裂によって生じたアザトース(Azathoth)の息子か子孫である外なる神。

フジウルクォイグムンズハー(Hziulquoigmnzhah)やギズグス(Ghisguth)の親であり、ツァトゥグァの祖父に当たる神性である。

サクサクルースはユゴス(Yuggoth)で子孫たちと暮らしていたが、子孫たちはサクサクルースの共食い欲のために去っていった。

エイボン(Eibon)によれば、サクサクルースは両性具有の存在であり、男性の側面をナグ(Nug)、女性の側面をイェブ(Yeb)とし、〈無数の両性具有を望むもの〉とも呼ばれている。

もう一つの考えとしてナグとイェブという名前はハイパーボリア(Hyperboria)だけの名前であり、それはサクサクルースとパトマック(Ptmâk)であるという推測もされている。

『エイボンの書』にはサクサクルースについての詩が記されている。

『サクサクルースの懇願／The Supplication of Cxaxukluth』(ロバート・M・プライス著)

これは別の話だが、とても美味しそうな名前である。