サクサクルース 単語

サクサクルース

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サクサクルース(Cxaxukluth, Ksaksa-Kluth)とは、クトゥルフ神話における名前である。

概要

サクサクルースは自発的な核分裂によって生じたアザトース(Azathoth)の息子か子孫である外なる神である。別名〈アザトースの雌雄同体の落し子〉。

その姿はアザトースウボ=サスラが混じったような姿をしており、定形でのたうち泡立つ塊であるジェル状の物質として現われるといわれる。

サクサクルースはフジウルクォイグムンズハー(Hziulquoigmnzhah)やギズグス(Ghisguth)のであり、ツァトゥグァ(Tsathoggua)の祖に当たる性であるとされている。ユゴス(Yuggoth)で子孫たちと暮らしていたが、子孫たちはサクサクルースの共食い欲があまりにも酷かったためにユゴスから去っていったという。現在では時を越えたとある場所に単独で棲んでいるといわれている。

サクサクルースはなおも落し子を産んでおり、その落し子を喰らっているという。その共食い行為から逃げることができた落し子はアザトースを囲む異形の神々に混じって狂宴を始めるといわれている。

エイボン(Eibon)によればサクサクルースは両性具有の存在であり、男性の側面をナグ(Nug)、女性の側面をイェブ(Yeb)とし、〈数の両性具有を望むもの〉とも呼ばれている。

そうなるとサクサクルースは様々な性の父親と呼べる存在なのかもしれない。

当初のラヴクラフトの設定ではアザトースが産んだヨグ=ソトース(Yog-Sothoth)とシュブ=ニグラス(Shub-Niggurath)の子供ナグとイェブであった。ナグクトゥルフ(Cthulhu)やカソグサ(Kassogtha)のイェブツァトゥグァなのだから不思議な感じがして楽しいかもしれない。

もう一つの考えとして、ナグとイェブという名前ハイパーリア(Hyperboria)だけの名前であり、それはサクサクルースとパトマック(Ptmâk)であるという推測もされている。

登場作品:『The Unresponding Gods』-リチャード L. ティアニー


サクサクルースは『エイボンの書』彼にげるが記されている。

『サクサクルースの懇願/The Supplication of Cxaxukluth』(ロバート・M・プライス著)


これは別の話だが、とても美味しそうな名前である。

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