サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜

「サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜」とは、ゲーム「サクラ大戦シリーズ」の第三段作品である。2001年のドリームキャスト版を初出として、パソコン版、PS2版が発売されている。

概要

「サクラ大戦」「サクラ大戦2」の舞台であった帝都から舞台を移し、花の都巴里に大神一郎がやって来るところから話が始まる。フランスで頻発する怪事件の解決のために組織されたのが「巴里華撃団」であり、その隊長として大神に白羽の矢が立ったのである。

華撃団の隊員は平時には舞台「テアトルシャノワール」にて様々なショーを行い、緊急時には霊子甲冑「光武F」を駆り怪人たちと戦うことになる。

主な登場人物は主人公である大神一郎、実働部隊の「巴里華撃団・花組」の5人、それ以外の華撃団メンバーなどである。より詳しい解説は「巴里華撃団」の記事を参照。

派生作品

サクラ大戦物語 〜ミステリアス巴里〜

サクラ大戦3の1年後の巴里を舞台に、シャノワールの連続踊り子失踪事件を解決するアドベンチャーゲーム。主人公は大神ではなく探偵の明智小次郎とその妹の明智ミキ。

エコール・ド・巴里／ル・ヌーヴォー・巴里

サクラ大戦3のOVA作品。2003-05年に発売された。

ゲーム期間中の外伝的エピソードを描いた「エコール・ド・巴里」、エンディング後のエピソードを描いた「ル・ヌーヴォー・巴里」があり、それぞれ各3巻ずつ。

パチスロ「サクラ大戦3」

sammyより発売。2011年1月よりホール稼動。

関連動画

※EDなど各キャラに特化した動画は「巴里華撃団」の記事において扱っている。

主題歌

OP曲　御旗のもとに

手書きとCGの融合したオープニングアニメーションは評価が高く、2001年の作品でありながらそのクオリティは今なお色褪せる事はない。

 ED曲 未来(ボヤージュ)

OPの製作費について

「サクラ大戦３のOPの製作費は３億円ほどかかっている」とウワサされているが、これはネット上のデマにすぎず、公式の設定資料集でOPムービーを担当したスタッフのインタビューによると

・ディスク３枚（３種類）分のOPで200カット

・絵コンテがOVA並の厚さ

・キャラ動画4000枚で約30分テレビアニメ１本分ぐらい

という記載であり、高いクオリティから高額の制作費用が予想はできるものの、具体的に製作費にいくらかかったかは一切記載されていない。また１番有名なディスク１のOPのみの数字ではなく、３種類合わせての数字であるため億単位がかかっているとは考えにくい。

平均的な30分テレビアニメ１本の製作費が1000万円～1500万円程度である事（１クール約13本分でようやく億単位）、一般の劇場アニメでようやく億単位の制作費用になる事からサクラ大戦３のOPもその程度だと思われる。

参考/ポケットモンスターミュウツーの逆襲：3億5000万円　魔女の宅急便：4億円　ヱヴァンゲリオン新劇場版破：約6億円 　AKIRA：10億円

大切なのは作品がいかに素晴らしいか、であっていくらかかったか、ではない事をご留意頂きたい。

その他

関連商品

関連項目

• ゲームのタイトル一覧
• ギャルゲーのタイトル一覧
• サクラ大戦
• 御旗のもとに
• Production I.G(OPアニメーションの制作)