「サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜」とは、ゲーム「サクラ大戦シリーズ」の第三段作品である。2001年のドリームキャスト版を初出として、パソコン版、PS2版が発売されている。
「サクラ大戦」「サクラ大戦2」の舞台であった帝都から舞台を移し、花の都巴里に大神一郎がやって来るところから話が始まる。フランスで頻発する怪事件の解決のために組織されたのが「巴里華撃団」であり、その隊長として大神に白羽の矢が立ったのである。
華撃団の隊員は平時には舞台「テアトルシャノワール」にて様々なショーを行い、緊急時には霊子甲冑「光武F」を駆り怪人たちと戦うことになる。
主な登場人物は主人公である大神一郎、実働部隊の「巴里華撃団・花組」の5人、それ以外の華撃団メンバーなどである。より詳しい解説は「巴里華撃団」の記事を参照。
サクラ大戦3の1年後の巴里を舞台に、シャノワールの連続踊り子失踪事件を解決するアドベンチャーゲーム。主人公は大神ではなく探偵の明智小次郎とその妹の明智ミキ。
サクラ大戦3のOVA作品。2003-05年に発売された。
2003年3月~8月にかけて発売されたOVA作品。全3巻。
グリシーヌの加入過程や、ロベリアがどのようにして捕らえられたのかなど、作中で描かれなかったエピソードを描く外伝(幕間)的作品。
エコール・ド・パリは「パリ派と呼ばれる出身国も画風もさまざまな画家たちの総称」という意味があり、生まれや育ち、境遇や性格などがバラバラな巴里華撃団らしいタイトルと言える。
セガから発売された人気ゲーム「サクラ大戦」シリーズ第3作目を映像化。
花咲く都・巴里を舞台に、 巴里華撃団の結成から活躍を描く。帝都での活躍を認められた大神一郎は、新しく結成された巴里華撃団に派遣されることになった。希望と文化あふれる異国の地に意気揚々と向かう大神だったが、そこで待ち受けていたのは問題児ばかりの面々だった……。(「あにこれ」あらすじ項目から一部抜粋して引用)
2004年8月~2005年3月にかけて発売されたOVA作品。全3巻。
帰国した大神に代わる隊長は誰になるのか?、英国の暗躍とメルとシーの活躍、そして新たな怪物との戦いなど、作中のエンディング後の話を描いた作品。
ちなみにル・ヌーヴォー・巴里は「新しいパリ」という意味があり、大神が抜けた後の巴里華撃団の活躍を描く本作らしいタイトルと言える。
アニメ『サクラ大戦シリーズ』の第4弾。本作は、PS2用アドベンチャーゲーム『サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~』のその後を全3話構成で描いている。
主人公は、見習いシスターのエリカ・フォンティーヌ、公爵家の令嬢グリシーヌ・ブルーメール、移動サーカスの団員コクリコ、巴里はじまって以来の大悪党ロベリア・カルリーニ、日本の男爵家の令嬢北大路花火らが所属する巴里華撃団。巴里の街を守るため、巴里華撃団の面々が闇の力に立ち向かっていく。(「あにこれ」あらすじ項目から一部抜粋して引用)
| 総合プロデューサー・総監督 | 広井王子 |
|---|---|
| エグゼクティブプロデューサー | 赤松智、大場規勝、名越康晃 |
| シリーズ監修 | あかほりさとる |
| シリーズ構成 | 川崎ヒロユキ |
| キャラクター原案 | 藤島康介 |
| キャラクターデザイン | 松原秀典 |
| メカニックデザイン | 明貴美加 |
| 美術監督 | 窪田忠雄 |
| 音響監督 | 百瀬慶一 |
| 音楽 | 田中公平 |
| アニメーション制作 | ラディクス |
sammyより発売。2011年1月よりホール稼動。
※EDなど各キャラに特化した動画は「巴里華撃団」の記事において扱っている。
手書きとCGの融合したオープニングアニメーションは評価が高く、2001年の作品でありながらそのクオリティは今なお色褪せる事はない。
「サクラ大戦3のOPムービーの製作費は億単位がかけられている」という話があるが、実は公式側から正式に金額が発表された事はなく、サクラ大戦3のファンが誇張して流したネット上のデマである。そもそも発売直後はOP製作費が高額ではないかという話は存在してなかった。
「サクラ大戦3のOP製作費が億」という話の出元のは発売からしばらくたってから作品を持ち上げるためか否か、この内容のスレを2ちゃんねるなどで一部のファンが長期に渡って立て続け、たびたび話題にしていたものが一般にも広まってしまったもの。実際問題「本当に製作費高そう」と納得出来てしまうようなクオリティだったため、信じてしまうファンが続出してしまった。同時に多分セガならやりかねないというのもウワサに拍車をかけてしまったと思われる。
1番多く言われているのが「3億円」説だが、2ちゃんねるスレよっては「5億円」「1億円」などとも言われており、かなりの差異と一貫性がない事からも億単位というのは誇示するためのデマという事が判断できる。
「製作費が明確に発表されていないのなら億かかった可能性もあるのでは?」と思うかもしれないが、仮に億単位もの莫大な製作費がかけられていたとすれば公式も大々的にその旨を宣伝するはずである。そういった公的記事が全く見つからない事や、スタッフインタビューで一切その事に触れられていないのはかなり不自然な話である。
サクラ大戦3のOPムービーの3種類存在するうち「御旗のもとに(1番)」のムービーが単体で3億円とされているが、公式設定資料集によるOP制作過程の情報としては
・ディスク3枚(3種類)分のOPで200カット
・絵コンテがOVA並の厚さ
・キャラ動画4000枚で約30分テレビアニメ1本分ぐらい
という記載であり、3種類のムービー合わせてこの程度なのである。どう考えても費用が億まで行かない。平均的な30分テレビアニメ1本の製作費が1000万円~1500万円程度である事(1クール約13本分でようやく億単位)からサクラ大戦3のOPもその程度だと思われる。3億円とされている御旗のもとに1番のムービー単体の製作費となるとさらにその3分の1。正直3種類合わせて5000万円かかっていれば良い方、3億どころか1億にすら…というレベル。
・劇場アニメの製作費参考/ポケットモンスターミュウツーの逆襲:3億5000万円 魔女の宅急便:4億円 ヱヴァンゲリオン新劇場版破:約6億円 AKIRA:10億円
1番分かりやすい比較として、OPアニメ3種類で5分程度なのに対して同じアニメ制作会社で同じ技術で制作した同シリーズのアニメ映画「サクラ大戦活動写真」の製作費が85分で5億円だと公式の人物が明言しているのでOP1だけで3億は余計に考えにくい。
また、公式側の発言にシリーズ続編の『新サクラ大戦』のプロデューサーが新サクラ大戦の発売前イベントでこの話題に触れた事もあるがステージイベントの動画配信の際に流れたユーザーのコメントに反応を示しただけであり、正式に制作費が高額であったと認めた訳ではない。(そもそも、『新サクラ大戦』のプロデューサーは『3』の開発には関わっていない。)
億単位まではかけられていないとはいえ、「御旗のもとに(1番)」「ゲキテイ」「御旗のもとに(2番)」の合わせて5分程度のムービーに30分アニメ1本程度のコストを割いているだけでも相当な話である。
デマを拡散すると相対して作品のイメージの印象も悪くなるので決して拡散しないようにお願いします。大切なのは作品がいかに素晴らしいか、であっていくらかかったか、ではない事をご留意頂きたい。
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最終更新:2025/12/07(日) 05:00
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