シエーナ（ドラゴンクエスト）とは (シエーナとは) [単語記事]

シエーナとは、ドラゴンクエストVI 幻の大地に登場する村である。リメイク版での名称はマルシェ。

概要

夢の世界のライフコッドから南にある商売の町。

露店が多く出ているが、リメイク版では大きなテントの中でバザーを開催している。

盾を並べる老人、鎧を並べる商人、セットで売ってくる商人、じゅうたんをしいた商人、世界地図を売る商人（リメイク版ではとうぞくのカギ）、値下げ合戦をしている兄弟など様々な商人がいるが、村の民芸品は値下げ合戦で売った方が無難と言えよう。

とうぞくのカギが最速で手に入る場所で、ムドーの城ではとうぞくのカギがないとムドー戦の前に炎の爪が手に入らなくなるのでなるべく手に入れることが推奨される。

名称変更の理由

リメイク版ではシエーナではなく、マルシェという名前に変わる。名前がまるごと変わったのはこのシエーナが初。

何故名前が変わったのかというと、当初はイタリアで世界遺産に登録されたシエーナ大神殿と名前が被るからではないかと言われていた。
実際は堀井雄二の提案によるもので、主人公の母の名前と紛らわしいがその理由だった。

なおこの作品ではサンマリーノの町長のメイド、サンディもメラニィという名前に変更されている。

重要なネタバレ

この節には物語に関する重要なネタバレが書いてあります。

主人公は当初、冠職人のビルテにせいれいのかんむりを作ってもらうためにこの町を訪問するが、ビルテは出かけたきり行方不明になる。ビルテはシエーナ北西の大穴で落ちそうになっていたところを主人公に助けられたが、この際主人公はビルテを庇って転落する。このことで幻の大地の概要を知ることになる。無事に夢の世界のシエーナに戻ってくると、ビルテはただでせいれいのかんむりをくれる。その理由は自分のせいで主人公が死んだと思ったから、いつもより力を込めて作ったたとのこと。

夢の世界のムドーを倒した後は、世界平和記念として2回目のバザーが開かれる。

現実の世界のライフコッドの南にあるふもとの家に住んでいる老人の夢「世界一の商業の街を作りたい」が具現化されたものであったことが判明する。