ジェナス・ディラとは (ジェナスディラとは) [単語記事]

『やっちゃるぜ！』

ジェナス・ディラとは、Get Ride! アムドライバーの主人公である。声・鯨井康介

概要を説明するのがニコニコ大百科の役目だ！

スクール卒業したての、最年少新人アムドライバー。14歳。配属先はキャンプリトルウィング。
口癖は「やっちゃるぜ！（やっちゃる）」「撃ィ！」「Get Ride！」

見た目通り正義感が強い、真面目一直線な熱血漢タイプである。
スクールでは優秀な成績を収めたとされているが、初陣で早々に新人いじめにあい、苦いデビュー戦を味わう。
実際デビュー間もない頃からよく戦果をあげている点からも、その実力は噂に違わない。
また、3話にして謎の大型バグシーンを撃破し、ボーダタックを成功させた数少ないアムドライバーとして有名人となる。
その際は友軍のセラ・メイのボードを借用し、二段構えでボーダタックを放つという離れ業すら見せている。
_{「NASにも拍手を！」}

このように優秀なアムドライバーではあるものの、まだ若いこともあって精神的には幼い面もよく見られる。
特に、アムドライバーの「理想」と「現実」とのギャップを割り切れない点において、それは顕著に現れる。
一方、相棒のラグナがアムドライバーの現実に割と順応しているので、それに苛立つ場面が劇中で多い。
それが災いしてラグナと喧嘩したり、基地の司令官に対して物申して周囲の顰蹙を買ったり、失敗することもしばしば。

だがその幼さは時に可愛い姿も垣間見せ、頑なに「興味ない」と言っていたバイザーをいざ使った途端、強い執着心を見せ始めたりなど、意外と歳相応に新しもの好きだったり。

ピープルを守るという使命に熱く、目立つことよりも被害を最小限に抑えることを考えるタイプである。
「被害が出る前に叩く」という使命の忠実な戦闘スタイルは、メディアに取り上げられにくい。
そのため「バイザーが買えない」とぼやいたりするなど、稼ぎは今ひとつな様子。

※ここから下はネタバレです。ニコニコで配信されている本編が進むごとに開放していくと良いと思います。

彼がソード系中心の武器を使う理由は、初代アムドライバーガン・ザルディにあやかってのことである。

アムドライバーの真実が公にされ、アムドライバー同士の戦争状態となった後は、連邦を離れる。
新たに台頭したジャスティスアーミーにも属さず、独立した中立部隊としてピュアアムドライバーに属する。
ピュアアムドライバーの信念にもっとも近い考え方を持っていることから、部隊では先輩達を差し置いて中心的な存在となっていく。

こうして部隊の中核として、ピープルを守る存在として活躍、主人公としても成長し、徐々にピープルの支持も受けるようになる。

実は中盤以降は仲間達がハード・あるいは濃ゆい展開を繰り広げるようになるため、主人公なのに濃いメイン回が皆無になってしまう。
しかしシーン死亡以降は本当の意味で中心的存在としてようやく覚醒。
途端、今まで掘り下げられていた周囲のキャラクター達が、逆にジェナスを立ててくれる。熱い展開である。
珍しく怒りで我を忘れ暴走する場面は当時の視聴者の記憶に新しいことだろう。

最終決戦では野望を露わにした憧れのガン・ザルディとZEAジャケットによる一騎打ちを繰り広げる。
この際の作画もまたファンの中では伝説の名バトルとなっている。

アムドライバージェナス

ジェナス・ディラの装着するアムジャケット。ブルーカラーが特徴。
主に使う武器はソード系で150（ワンフィフティ）ソードを好んで扱う。
身軽さを生かし、得意の大剣で接近戦を仕掛けていくのが主な戦闘スタイル。
必殺技はライドボードを使ったボーダタック。

ジェナスは「基本を使いこなす」という考えから、ライドボードの調整をほとんど行なっておらず、ほぼチューンせず使っているという玩具設定がある。

玩具は通常のアムドライバージェナスとそのDX版などが発売されている。

使用バイザーはボードバイザー・ワイバーンなど。

※以下はネタバレです。

ネオアムドライバージェナス

ガン・ザルディが使っていた初期型のアムジャケットをベースに、ジョイが改造を施してジェナス用にしたもの。
頭部サイドにある角らしきものが逆転して後ろに向かって突き出しているのが特徴である。

ソード系の兵装が大幅に増強され、右手に長剣アムグラディウス、左手にソードブレイカーⅡを装備。
腰には予備の武器としてアムファルシオンという二本短剣を携えている。
これらを身体のパーツと合体させて、チャージングチューブでアムエネルギーを供給することが出来る。
その膨大なアムエネルギーとともに放たれる斬撃、スクラムブレードが必殺技である。