ジェネシック・ガオガイガー 単語


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ジェネシックガオガイガー

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『我が名はG(ジェネシック)』

 

それは、最強の破壊神・・・。

それは、勇気の究極なる姿・・・。

我々が辿り着いた、大いなる遺産・・・。

 

その名は・・・勇者王・・・ジェネシック・ガオガイガー!!

 

ジェネシック・ガオガイガー

 

ジェネシック・ガオガイガーとは、OVA「勇者王ガオガイガーFINAL」に登場した ジェネシックメカノイドであり、究極の破壊神である。

 

概要

 「勇者王ガオガイガーFINAL」第6話『我が名はG(ジェネシック)』にて登場したジェネシックメカノイドで、ガオファイガーの後継機のように思えるがガイガー(ギャレオン)が本来のガオーマシンと合体して、本来の姿に戻っただけである(しかし、登場順で言えばガオガイガー→スターガオガイガー→ガオファイガー→ジェネシック・ガオガイガーではあるが)。

 その性能はスターガオガイガー(ガオファイガー)を遥かに上回り、攻撃面では圧倒的な破壊力を誇るゴルディオンネイル、ジェネシックボルト、ウィルナイフ、ブロウクンマグナムを有し、防御面では圧倒的な堅固さを誇るプロテクトシェードやジェネシックアーマー、ジェネシックオーラを有する。

 そこに本当の勇気の力を身につけた凱が搭乗することで、まさに究極なる破壊神と呼ぶに相応しき機体となる。

 特に注目すべきは触れるもの全てを光に変えるゴルディオンクラッシャーである(ただし、ジェネシック専用というわけではない)。

 その驚異的な大きさと防御力を一切無視した攻撃はほぼ全てを無力と化す。このときの檜山氏の熱のこもった声は見る者、聞く者全てを熱くさせる。

 双方に圧倒的な性能が備わり、尚且つ獅子王 凱の勇気で「勇者王ガオガイガー」シリーズを通しても屈指の性能を誇る。

再生の力を止めるもの・・・それは破壊の力

 3重連太陽系が機界昇華した際に、緑の星の指導者カインは最後の希望を託し、ギャレオンを地球へと送る。

 そのギャレオンは、ゾンダー(原種)と対抗することが出来る無限情報サーキットであるGストーンと、ゾンダー核を浄解して取り込まれた人間を救うことが出来るラティオを地球に託したのだ。

 しかしギャレオンは本来、ソール11遊星主による3重連太陽系再生プログラムに対してのアンチプログラムであり、ゾンダーや原種との戦いでは本来の用途とは違う使い方をしていた。

 戦いは終わり、地球を旅立った護とギャレオンは、ソール11遊星主が活動を開始していることを知る。そして、動き出したソール11遊星主と立ち向かうため、護はソルダートJと共に戦い、そしてギャレオンはGクリスタルの中でジェネシックオーラを充填し、そして真の勇気を持つもの・・・すなわち獅子王 凱を待っていたのである。

 

 ジェネシック・ガオガイガーはガオガイガーの元になった機体であり、本来のガオガイガーはジェネシックガイガーと五体のジェネシックマシンとが合体する。

 なので、TV版に出て来るガオガイガーはギャレオンの中に残されていたジェネシックマシンのデータを元に製作された三機のガオーマシンと合体している。

 また、ジェネシック・ガオガイガーの尾部が変形するガジェットツールは地球上の技術では小型化することが不可能だったため、ガオガイガーのハイパーツールとして製作されることとなる。

 

 その真の力は、Gクリスタルにてジェネシックオーラを充填してこそ発揮され、そのエネルギーは理論上無限。

 「再生」と「創造」を繰り返すソール11遊星主に対し、ジェネシック・ガオガイガーは「無限」の「破壊」で対抗するのだ。

 

ジェネシック・ファイナルフュージョン

 ジェネシック・ガオガイガーは五機のジェネシックマシンと合体する。その合体のことをジェネシック・ファイナルフュージョンといい、BGMは「ジェネシック・ファイナルフュージョン」で、「ファイナル・フュージョン」のアレンジとなっている。

  • ブロウクンガオー・・・ジェネシック・ガオガイガーの右肩となる。ブロウクンマグナムとウィルナイフを使うのはこちらの腕。ブロウクンボルトを放つ。
  • プロテクトガオー・・・ジェネシック・ガオガイガーの左肩となる。 プロテクトシェードとボルティングドライバー(ジェネシックボルト)を使うのはこちらの腕。プロテクトボルトを放つ。
  • スパイラルガオー・・・・ジェネシック・ガオガイガーの右足となる。スパイラルドリルは螺旋状。
  • ストレイトガオー・ジェネシック・ガオガイガーの左足となる。ストレイトドリルは放射線状。
  • ガジェットガオー・・・ジェネシック・ガオガイガーの頭部装甲、左右前腕部、背部ウイング及び尾部となる。尾部のガジェットツールは複数の節に分かれ、それらが結合してジェネシック・ガオガイガーのツールとなる。

 ブロウクンガオーならびにプロテクトガオーがライナーガオーの元になり、スパイラルガオーならびにストレイトガオーがドリルガオーの元となり、 ガジェットガオーがステルスガオーの元となっている。

  • ジェネシックガイガー・・・ジェネシックギャレオンと凱がフュージョンした姿。対ゾンダー・原種の際のガイガーとなんら変わりはないが、その大きな違いはGクリスタルによって無限波動「ジェネシックオーラ」をその身に宿していることである。故に通常のガイガーと比べると、その戦闘能力は高い。 

パーソナルデータ

 完成勇者王ジェネシックガオガイガー 

 通称:『破壊神』『悪魔』

 分類 Give me a break.Beyond human knowledge a word "GENESIC"
  訳)破壊をその手に。人知を超えた言葉、ジェネシック

 形式 ジェネシックメカノイド
  全高 31.48m
  全長 34.68~45.48m(ガジェットフェザー収納時~最大展開時)
  全幅 37.48~64.08m(ガジェットフェザー収納時~最大展開時)
  総重量 684.68t 

 基本装備  

  ジェネシック・ガオガイガーで特筆すべきはその圧倒的な破壊力にある。

  主に、ガオガイガーの必殺技やツールの原型となった。

  • ブロウクンマグナム:ガオガイガーにおけるブロウクンマグナム、スターガオガイガーおよびガオファイガーにおけるブロウクンファントムの元となった装備。ガオガイガー等のものと似ているが、こちらは拳のみを回転させて飛ばす(ガオガイガー等は腕となっているステルスガオーのエンジン部ごと飛ばす)。その破壊力はガオガイガーやガオファイガーの比ではなく、一回放っただけで、キューブ状の遊星主を一気に数体消滅させている。本来は「ジェネシックマグナム」という名らしい。

  • プロテクトシェード:ガオガイガーにおけるプロテクトシェード、スターガオガイガーならびにガオファイガーにおけるプロテクトウォールの元となった装備。ガオガイガーとの大きな違いは発動時に、実際にシールドのようなものが展開するところである。より強力なエネルギーも受け止めることが出来、それを反射する。しかし、シールドのようなものが破損すると使用できない模様(対パルパレーパ・プラジュナー戦)。本来は「ジェネシックシェード」という名らしい。

  • ウィルナイフ:ガジェットツールのうちの一つで、サイボーグガイが用いていたウィルナイフの原型だと思われる。

  • ボルティングドライバー:ガジェットツールのうちの一つで、地球での「ディバイディングドライバー」、「ガトリングドライバー」の原型である。その 特徴はボルトを変更することで三つの効果を発揮することが出来るところである。その一つである「ジェネシックボルト」はジェネシックギャレオンの口から放たれるボルトで、ジェネシックオーラによる無限波動を直接対象にたたきつけることにより、対象は半永久的に内部分解に導かれる広範囲拡散攻撃である。またブロウクンガオーから放たれる「ブロウクンボルト」は内部爆発、プロテクトガオーから放たれる「プロテクトボルト」は空間湾曲(これがツールの元となる)といった効果だが、本編中では用いられなかった。

  • スパイラルドリル:ジェネシック・ガオガイガーの右ヒザ、スパイラルガオーにある螺旋状のドリルで広域破壊。

  • ストレイトドリル:ジェネシック・ガオガイガーの左ヒザ、ストレイトガオーにある放射線状のドリルで局所破壊。

  • ジェネシックアーマー:ジェネシック・ガオガイガーの装甲で、ジェネシックオーラによる無限波動を防御に用いたものである。理論上、防御力は無限大。

  • ゴルディオンネイル:ジェネシック・ガオガイガーの手足の爪。グラビティ・ショックウェーブを放つことが出来、これだけでゴルディオンハンマーと同様の効果を持つ。

  • ギャレオリアロード:詳細不明。ギャレオリア彗星と同じ名を持つが、その効果は・・・?

ジェネシック ヘル・アンド・ヘヴン

 ジェネシック・ガオガイガーの必殺技である。その破壊力はガオガイガーの比ではない。

 正しくは「ヘル・アンド・ヘヴン・アンリミテッド」である。

 ガジェットツールのグローブを装着し、左右の腕の「攻撃」と「防御」のエネルギーを融合することにより、相手を拘束する電磁竜巻を発生させ、その勢いのまま突撃する技である。
 勇気の感情から生まれる無限波動ジェネシックオーラをエネルギーとするジェネシック・ガオガイガーが放つ必殺技であり、その破壊力は勇気がある限り無限に拡大するチート技。しかしその際に、マントルの中でも活動可能で機体を常時保護しているジェネシックアーマーが一部消失する(そこをパルパレーパに狙われる)。

 自身の攻撃の衝撃から身を守るためにガジェットツールのグローブを装着。右腕に『攻撃』左腕に『防御』のエネルギーを集中。ちなみにこの技は『対象の完全なる破壊』が目的なので右腕、つまり『地獄』から発光する。これはガオファイガーが初使用した(キレた)時にも確認できる(そんなに護をころs・・・ゲフンゲフン)。
 両エネルギーを融合、つまり両手を結合させた際に電磁竜巻を発生、相手を完全に拘束し、突撃する。この電磁竜巻はミラーコーティングでもしない限り外からは侵入できない。破壊の仕方としてはまず相手の装甲を粉砕、相手の体内(傷口)から両腕の無限を超えるエネルギーを開放し内部から完全に破壊するグロい技である。

 なお、最終的に放ったヘル・アンド・ヘヴンは「ヘル・アンド・ヘヴン・ウィータ」と呼ばれるものであり、真のヘル・アンド・ヘヴンであるといえる。また、この「ヘル・アンド・ヘヴン・ウィータ」はレプリジンの護がスターガオガイガー(レプリギャレオン)で放ったものと同じである(ただし、このときはパスQマシンの力を使っており、実際の護には使えない)。

 発動時BGMは「ジェネシック・ヘルアンドヘヴン」でガオガイガー、ガオファイガーのヘル・アンド・ヘヴン発動時のBGMである「ヘル・アンド・ヘヴン」のアレンジである。 

ゴルディオンクラッシャー

 OVA版の最終回でのみ用いられたGGG最強最後のツールで、正式名称は「グラヴィティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ディビジョン・ツールである。

 GGGの新造ディビジョンフリードであるディビジョン艦、ヒルメ、タケハヤ、ツクヨミの三艦が合体して完成するツールであり、その大きさは度肝を抜かす・・・というか、ジェネシック・ガオガイガーが見えない位デカイ。展開したときの大きさは20kmを超えるとか・・・。

 コネクターはもともとガオファイガー用に開発されていたが、そこはガッツで補って使用した(本当はエヴォリュダーのハッキング能力を使ったのだが・・・)。また、本来はマーグハンドを装着してゴルディオンクラッシャーを用いるはずだったが、それ以前にゴルディーマーグが大破(FINAL第2話「破壊神!嵐の決戦!」)したため、ゴルディーマーグの超AIを直接コネクタに移植した。

 その威力はZマスター級の敵・・・すなわち惑星レベルの大きさの敵を迎撃するために作られたため、あまりにも強大(もともと三隻のディビジョン艦の動力源である『レプトントラベラー』の出力が無限であるのに対し、さらにそこへジェネシック・ガオガイガーの無限波動「ジェネシックオーラ」や凱自身のエヴォリュダーの力が加わり、その出力は無限を超え、もはや測定不能の域を遥かに凌駕している)。それはまさしくそれは絶対勝利の力である。

 そのため、厳重なセキュリティーによって管理されており、GGG長官と国連事務総長が持つ『勝利の鍵』(ただし本編ではスワンが国連事務総長から鍵を預かっている)と声紋認証を通さなければ使うことはできない。

 本編中、もっとも盛り上がる場面で流れるBGMは「ゴルディオンクラッシャー」であり、ゴルディオンハンマー使用時のBGMである「ゴルディオンハンマーのアレンジである。ある意味、それは処刑用BGM。

 動画中でゴルディオンクラッシャー使用時(特にトドメのシーン)では「光になれぇぇぇぇ!!」といった弾幕が大量に湧き出てくる。 

関連動画

本編やゲーム関連で動画自体は多く上がっている(例の如く、本編の映像の垂れ流しは削除対象らしいが・・・)。

  
  
  
 

 また、MUGENにてジェネシック・ガオガイガーを作った方もいる。

  
   
 

関連項目

  • 勇者王
  • 勇者王ガオガイガー
  • 勇者シリーズ
  • 破壊神

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