スパーダ(デビルメイクライ)とは、デビルメイクライシリーズの登場人物及び同シリーズに登場する魔剣。
かつてのムンドゥスの部下。そしてダンテとバージルの父親である。
妻は人間の女性「エヴァ」。息子2人や、妻と違って、スパーダは純粋な悪魔である。
ダンテの時代から約2000年前に、ムンドゥスによる人間界侵略を阻止した。それから長い間、人間界を悪魔の脅威から護り続けた。そして、エヴァと出会い、彼女との間にダンテとバージルをもうける。
しばらくは家族と共に過ごしていたが、ダンテに「リベリオン」を、バージルに「閻魔刀」を託して彼らの前から姿を消してしまう。その後のスパーダの行方は誰にも分かっていない。
魔界では同志を裏切った反逆者(裏切る前は魔帝の右腕)として、人間界では魔界を封じムンドゥスを撃退した英雄として有名である。しかし、実際にゲームにおいて本人が出演したことはない。世界観やストーリーの解説の際に、少し名前が出てくる程度である。
『Devil May Cry』では、隠しコスチュームとして伝説の魔剣士(Legend of DarkKnight)が使用可能。『Devil May Cry 3 Special Edition』ではダンテ、バージルの隠しコスとして、伝説の魔剣士コスが存在する(伝説の魔剣士=スパーダかどうかは明記されていない)。
スパーダと同名の魔剣が存在する。区別のためか「魔剣スパーダ」と呼ばれることが多い。
かつてスパーダが所有していた、非常に強大な力を秘めた魔剣である。しかし、スパーダは魔剣を魔界に封印し、封印解除のための鍵を妻であるエヴァに預け、魔剣が誰の手にも渡らないようにした。エヴァは封印の鍵を2つに分けて、それをアミュレットとしてダンテとバージルに渡した。
その後、魔剣は力を失いただの剣:フォースエッジとなった。
『Devil May Cry 2』では魔剣スパーダをトリッシュ専用武器として実際に操作することができる。
オープニングムービーで、スパーダ伝説(ムンドゥスによる人間界侵略阻止)についての説明がされる。本人は登場しないが、かつてスパーダの主君であった魔帝ムンドゥスが登場する。
他、ダンテの初期装備としてフォースエッジが登場。
物語終盤で、ネロ・アンジェロと化したバージルを打倒。封印解除の鍵である2つのアミュレットが揃い、フォースエッジが魔剣スパーダとして覚醒した。
ムンドゥスが倒され、トリッシュがダンテの相棒になってからは、魔剣スパーダはトリッシュの得物となる。
スパーダ伝説について詳しいマティエという老婆が登場する。
フォースエッジを巡って、アーカム、ダンテ、バージルの三つ巴の戦いが繰り広げられる。
アーカムによって封印解除の鍵である2つのアミュレットが揃えられ、フォースエッジは魔剣スパーダとして覚醒しかけたが、ダンテとバージルによってそれは阻止された。
最終的に、フォースエッジはダンテが手に入れたが、バージルが封印解除の鍵である2つのアミュレットの片割れと共に魔界の奥深くへと消えてしまったために、魔剣スパーダとして覚醒することはなかった。
ダンテはフォースエッジを事務所に持ち帰り、大切に保管する。
かつてスパーダが領主を務めていたという街フォルトゥナが登場する。
魔剣スパーダの持つ強大な魔力を狙うフォルトゥナ魔剣教団によって、魔剣は奪われてしまう(実際はトリッシュが勝手に教団のところへ持って行った)。そして、教団の長サンクトゥスの計画のために利用されてしまう。
しかし、魔剣スパーダはサンクトゥスに扱えるような代物ではなく、サンクトゥスはその力を上手く引き出すことができなかった。
最終的に、魔剣はネロによって取り戻され、真の所有者であるダンテの元へ返された。
バアル、モデウスという、かつてスパーダの弟子だった悪魔が登場する。
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最終更新:2025/12/11(木) 02:00
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