ソニー仙台FCとは (ソニーセンダイフットボールクラブとは) [単語記事]

ソニー仙台FCとは、宮城県多賀城市を本拠地とする、JFL所属のサッカークラブである。

概要

ソニー本社の主要事業所「仙台テクノロジーセンター（仙台TEC）」のサッカーチームとして結成される。
ちなみにこの仙台テクノロジーセンターは「仙台」と名乗っているのに多賀城市に置かれている。

そのためチームの本拠地も多賀城市だが、ホームスタジアムはお隣仙台市の仙台スタジアムである。
しかし、こういう形態のチームは、何もソニー仙台FCに限ったことだけは無いので注意していただきたい。

チームあれこれ

ソニーグループのサッカーチームと言えば、よくこのチームが挙げられるので、ソニー本社のチームとも思われがちだが実は違う。
あくまで「仙台TECのサッカーチーム」であり、公式的にソニー本社の（直接の）サッカーチームではない。

なお、ソニー本社のサッカーチームは存在しており、「ソニーサッカー部」として現在東京都リーグ3部で活動中なので、特に東京都並びにその周辺に住んでいるソニーファンには、是非こちらも応援していただきたい。

その他仙台TEC内にはサッカーチームがもう一つ存在するようで、「SONY SC」と名乗っており、実際に公式サイトもある。
ソニー仙台FC公式サイトへのリンクがあるので、ある意味兄弟チームと見て間違いないだろう。

JFLでは、Jリーグを目指していない強豪チームを「Jへの門番」と呼ぶが、2009年シーズン、Jリーグ準加盟クラブのガイナーレ鳥取のJリーグ2部への昇格を阻んで3位に入ったため、この度その仲間入りを果たした。
「Jへの門番」は英語に訳すと「J's GeatKeeper」となるため、まさに今、日本サッカー界におけるGKとなったのだ。
しかし、「門番」としての実績は、他の門番クラブよりも下回るので、定着するにはまだまだ時間が掛かるであろう。

ユニフォームスポンサーは現在、3分の2はソニー関係である。
胸は仙台TEC、背中はSo-netであり、袖はソニー以外からのスポンサーが入ったりもする。
なお、SCEIがユニフォームスポンサーになったことは一度も無い。