デニス・サファテ(Dennis Sarfate)とは、埼玉西武ライオンズに所属するプロ野球選手(投手)である。
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2001年にミルウォーキー・ブルワーズから9巡目(全体268位)指名を受け、入団。
2006年にメジャーデビュー。翌2007年にメジャー初勝利。
そして2008年にボルチモア・オリオールズに移籍すると、4月に鎖骨を骨折しながらそれを隠して登板を続け、結果的に自己最多の57試合に登板。
2009年も中継ぎで活躍する・・・と思われたが、5月に右手の血行障害を発症。メジャーでの登板は20試合に留まった。
2010年はメジャー登板はなかったものの、同年のAAA級での成績、そして何よりメジャーでの実績が評価されオフに広島東洋カープと契約。
2011年はオープン戦で驚異的な奪三振率を記録し、怪我で二軍にいたNG川永川勝浩を押しのけ抑えに抜擢された。開幕直後こそ直球を痛打されるシーンが目立ったが、5月頃からは安定したピッチングを見せ、チームを支えた。終盤にヘルニアで離脱したものの、57試合で1勝3敗35セーブ、防御率1.34という神成績を残す。
しかし2年目となる2012年は、前年のヘルニアの影響もあってセーブ失敗を繰り返し(と言っても岩本のエラーが絡んだり仕方ない試合もあったが)、どっかのNG川前任者の雰囲気が漂い始める。チーム自体も先発前田健太の5月20日9回裏での大逆転負けをはじめとする悪い雰囲気の中、5月末には遂に二軍降格が決まり、それから間もなく夫人の体調悪化を理由に一時帰国した。
ファンからは3年前のオフに同様の理由により退団したルイスの如く戻ってこないのでは?と心配されたが、帰国後の交流戦でチームが勝ち越しまくったせいか6月末に無事帰国。抑えにミコライオを据えたため、セットアッパーとして登板したが、前年のような安定感が戻ることはなく、9月の月間防御率は5点を超えた。
結局、2012年オフに退団となり、埼玉西武ライオンズへと移籍。
投球の80%近くが直球という超速球派。アメリカでの最速は161キロだが、日本での最速は158キロである。
来日前はコントロールに難があるという前評判だったが、広島入団後は制球は安定している。
奪三振が多い印象があるサファテだが、本人曰く
「三振って狙えば狙うほど奪えないもんなんだよ。」
マウンドへ上がるときに心がけていることは
2011年は守護神として完璧な安定感と脅威の奪三振率からか、広島ファンから「神様、仏様、サファテ様」と崇められた。
(2012年終了時点)
| 通算:6年 | 登板 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| MLB(4年) | 92 | 0 | 0 | 5 | 4 | 0 | 21 | .556 | 119.1 | 81 | 131 | 4.53 |
| NPB(2年) | 104 | 0 | 0 | 3 | 8 | 44 | 5 | .273 | 110.1 | 40 | 126 | 2.04 |
| 初登板 初セーブ |
2011年4月11日 | 対阪神タイガース3回戦 | 阪神甲子園球場 |
|---|---|---|---|
| 初奪三振 | 対阪神タイガース3回戦 マット・マートンから | ||
| 初勝利 | 2011年5月14日 | 対読売ジャイアンツ5回戦 | MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 |
| 初ホールド | 2011年8月28日 | 対読売ジャイアンツ18回戦 |
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最終更新:2025/12/13(土) 10:00
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