ドラえもんのび太のbiohazard VXリメイク版とは (ドラエモンノビタノバイハザードブイエックスリメイクバンとは) [単語記事]

ドラえもんのび太のbiohazard VXリメイク版とはドラえもんのび太のBIOHAZARDをRPGツクールVXでリメイクした作品。作者は57氏。

概要

RPGツクールVXで作られた最初ののびハザである。本家のびハザをGCリメイク的な位置づけでリメイクした作品でもあり、GC版バイオハザードで追加された要素も含まれている。

大きな変更点としてはゾンビのクリムゾンヘッド化が挙げられる。クリムゾンヘッド自体は無理のないⅤで登場。 Nobihaza β版でもそれらしいものは登場したが、倒したゾンビがクリムゾンヘッドとして蘇るという本格的なものはVXリメイク版が初めてである。また、謎解きやマップの一部が変更。敵のAIもよりバイオらしいものに変更され、本家のびハザをプレイ済みの人でも楽しめる内容となっている。

開発環境がRPGツクールVXに移行したことにより、メニュー画面が一新。装備している武器のグラフィックや残弾数が確認できるようになった。また、バイオハザードのようにダメージ計算に距離の概念が追加された。

グラフィックはドットを除いて新しいものに変更された。顔グラフィック、ムービーシーンのピクチャーが新ドラえもんのものに描き直されキャラクターのボイスも新ドラえもんのものに変更された。尚、オリジナルキャラの緑川聖奈は釘宮理恵ボイスに変更された。太郎、健治、金田については変更無し。

本家のびハザではマップ移動中に攻撃を食らって死ぬとフリーズするバグがあったが、VXリメイク版ではマップ移動中に攻撃を食らうことは殆どなく、例え食らってもダメージは帳消しにされる。ver1.31から構えシステムの仕様が変更され、よりバイオハザードに近いシステムになった。

ドラえもんのび太のBIOHAZARDまとめサイトの専用ページで入手できる。

難易度の違い

最初はEasyかNormalの選択が可能。Easyではクリア特典を受け取ることができないが、のび太の耐久も高く敵の耐久は低い。腕に自信が無いものはEasyを選択するといいだろう。一周するとHardモードが追加される。Hardモードはのび太の耐久、拾えるアイテムの数や質も下がるが、一部の敵の行動が速くなるなど難易度が一気に跳ね上がる。その上のNightMareモードでは無限沸きゾンビの常時クリムゾンヘッド化に加え、今まで手に入れた無限武器が使えない等、まさにNightMareな難易度になっている。

武器の変更

GC版リメイクバイオの追加武器であるアサルトショットガン、護身用拳銃に加え、包丁の上位武器としてコンバットナイフが追加された。武器の攻撃力は包丁とハンドガン、アサルトライフルは本家のびハザと同じであるがそれ以外の武器は軒並み上げられた。本家のびハザで不遇武器だったグレネードランチャーは天井のキメラを撃ち落とせる能力が付加されたのに加え、火炎弾、硫酸弾が追加され敵の弱点を突きやすくなり、マグナム入手後も役割を持てるようになった。反対にアサルトライフルが不遇武器へと転落した。

包丁/ナイフ縛りについて

本家のびハザではほぼ不可能だった包丁縛りが可能になっている。包丁、コンバットナイフ、ハンドガンはバイオハザードと同様に耐性を持っている敵が存在せず、全ての敵に対して等倍以上でダメージを与える事が可能。敵のAIが強化されたことで包丁によるスライドアタック戦法が多少弱体化したが、強力であるのには変わりない。