本項では、ニコニコメドレーシリーズで用いられている、「繋ぎ」などの基本的な技法をまとめている。
凡例
いくつかの項目には例を挙げている。
例に挙げられるメドレータイトルには略称を用いる。略称は記事「ニコニコメドレーシリーズに使用された曲の一覧」の略称に準じ、その他のメドレーはこれに倣って以下のようにする。
- Metallic Anthem → M.A
- ニコニコ動画超決戦!! → 超決戦
基本形
繋ぎ
曲を例示するときには→で表す。
- 前の曲が終わった後に次の曲が始まるもの。
- 曲と曲の間開いているもの。いわゆる普通の繋ぎ。
- 曲と曲の間を何音か補っているもの。
- 組曲:Help me, ERINNNNNN!!→Nowhere
- ごっちゃに!:お嫁にしなさいっ!→Butter-Fly
- 間奏が入るもの。
- 中毒・組曲:魔理沙は大変なものを盗んでいきました→思い出は億千万
- 七色:おてんば恋娘→TOWN
- 前の曲が終わる前に次の曲が始まるもの。
- 曲と曲が少し(数音)重なるもの。不協和音が起こりうるため、少し難しい繋ぎ。
- 曲の終りと次の曲の始めが1音~数音を共有するもの。上手く繋がる曲を見つけるのが大変。
- 裏組曲:冒険でしょでしょ?→プリズム
- 流星群:未来への咆哮→エアーマンが倒せない
繋ぎに関してはさとる氏のブログにも詳しく載っている。
重ね
曲を例示するときには/で表す。基本的に表/裏の順で、両曲が対等なもの(2-I)は曲リストの番号に準ずる。
- 曲を単独で重ねに用いないもの。
- 前の曲を継続するもの。しものメドレー(とくに初期)では多用されている。
- 流星群:U.N.オーエンは彼女なのか?→お嫁にしなさいっ!/U.N.オーエンは彼女なのか?
- 七色:初音ミクの消失→ライオン/初音ミクの消失
- 後続する曲を前の曲の裏に流すもの。
- 組曲:エアーマンが倒せない/勇気vs意地→勇気vs意地
- 曲を単独で重ねに用いるもの。
- 両曲が対等なもの。どちらを表とするかという問題なので、次項II.との区別は若干曖昧。
- 物語:ガチャガチャきゅ~と・ふぃぎゅ@メイト/患部で止まってすぐ溶ける
- 片方の曲が優勢(表)なもの。
- 流星群:(Ah) Nar ni tar saken I egna hander/ハレ晴レユカイ
- 前項が交互にあらわれるもの。
- 流星群:ハナマル☆センセイション/Caramelldansen→Caramelldansen/ハナマル☆センセイション
その他/応用
繋ぎ
- 縁のある曲を繋げ、一曲同然に扱う。
- 組曲・物語・流星群:患部で止まってすぐ溶ける→Help me, ERINNNNNN!!
- 七色:青く燃える炎→ザ・レギュラー
- 2曲以上を交互に出現させる(←→)。重ねるよりもむしろカオス度が増すこともある。
- GOT・ごっち:エアーマンが倒せない←→God knows...
- 曲の途中で割り込む。
- 他の曲に途中に次の曲(特に弾幕ポイントや、CM等の短い曲)を唐突に持ってくる。
- 組曲:Here we go!→true my heart
- 七色:崖の上のポニョ→伯方の塩
- 弾幕ポイント寸前で次の曲に入る。(弾幕キャンセル)
- M.A:true my heart→ultra soul
重ね
- 重ねる曲に合わせ、微妙にメロディを変えることがある。
- 中毒・組曲・物語:魔理沙は大変なものを盗んでいきました/(レッツゴー!陰陽師)or(you)or(思い出は億千万)
- また、伴奏と一体化してしまうことがある。(『ハンマー状態』の音MADで「正統派」とか「初代臭」とか言われるアレに近い)
カオスゾーン(ごちゃ混ぜ地帯/ラッシュ)
明確な定義はないが、1曲当たりが短い、曲が立ち所に変わる、重ねが多いなどが特徴。ある一曲をバックにすることが多く、曲が矢継早に変わるだけのものにはあんまり言わない気がする。
本編中で使用された曲を、メドレー終盤で再度使用するもの(物語・流星群など)と、使われていない曲を圧縮して使用するもの(超決戦・七色など)がある。
- 物語:2曲重ね(ステレオ・音色区別なし)・4小節ごとに曲が変わる・全8曲/16小節。カオスゾーン初採用
- 流星群:レッツゴー!陰陽師をバックに、最大2曲重ね(ステレオ・音色区別あり)・2小節ごとに曲が始まる・1曲あたり2~4小節・全8曲/16小節
- ごっち:流星群に倣うが、曲の始まり方や1曲当たりの尺はランダム
- 超決戦(序):最大4曲重ね(ステレオ・音色区別あり)・基本1小節ごとに曲が変わるが、それ以下や以上の曲も・全35曲/16小節
- 超決戦(最終/後半):レッツゴー!陰陽師をバックに、3曲重ね(左右振り分け・音色区別あり)・2小節ごとに曲が変わる・全96小節/144曲(たぶん)
- 七色:最大4曲重ね(ステレオ・音色区別あり)・2小節単位で曲の出現タイミングはランダム・1曲当たり2~5小節・全28曲/34小節
導入
- 静から動への曲調の変わり目で使われている。
- 七色:(初音ミクの消失)/時報→(ライオン);七色:(TOWN)/ぽっぴっぽー→(溝ノ口太陽族)
選曲
- 既存のメドレー(特にしものメドレー)で選ばれた曲は採用されやすい。
- 七色では逆転現象が起こった気がする。(流星群以降メドレーの投稿が多かったから当たり前って言えば当たり前か)
- マイナー調や3拍子の曲は選ばれにくいが、最近は採用例が増えている。
- しもの物語以外のメドレーでは特に採用例が少ない。(物語:ビッグブリッヂの死闘(※前半は長調アレンジ)→下克上、対象a→奈落の花(※3拍子アレンジ)→月のワルツ/GOLD RUSH(※3拍子アレンジ))
- メドレーで短調の曲を意欲的に採用した最初の作品が裏組曲(だと思う)
関連項目
- ニコニコメドレーシリーズ
- ニコニコメドレーシリーズに使用された曲の一覧
- メドレー作品の一覧
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この項目は、もともと1ユーザの覚え書きだったためにいろいろとおかしいです。
あとタイトルもちょっと変です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。 |