ハイプリエステス(スタンド)

ハイプリエステスとは、ジョジョの奇妙な冒険Part3「スターダストクルセイダース」に登場したスタンドである。

概要

【破壊力:C / スピード:B / 射程距離:A / 持続力:A / 精密動作性:D / 成長性:D】

人間でいう顔と両腕だけがあり、それ以外の部位は存在せず毛むくじゃらにおおわれている像をしている。両腕には鋭い爪がついており、この腕で相手を切り裂く。
名前はタロットカードの「女教皇」から。

このスタンドは、「鉱物やガラス品、プラスチック類に化けることができる」能力を持っている。鉱物やガラス品、プラスチック類で作られたものであればどんな物品にも化けることができ、例えばそれはコップであったり金属機械であったり、水中銃に化けることも可能。化けた際の変化能力は非常に高く、スタープラチナの超視力で凝視しようと叩いた音を聞いても判別する手段は「無い」。
当然ながら、化けている間でもその化けた物品で相手を攻撃することもできる。

またこのスタンドは、本体との距離が近くなればなるほどスタンドのパワーもそれにしたがって強くなっていくスタンドであり、本体が間近にいたときであればパワーは尋常ではなく、潜水艦から脱出した承太郎たちのもとへ海底に巨大な顔となって再出現、承太郎たちをまとめてたやすく飲み込んでしまったほど。

フリーゲーム「ディアボロの大冒険」でも登場し、ローグライクゲーム恒例の「アイテムに化けた敵キャラ」として出演。フロア内やお店に置かれたアイテムを拾おうとすると、正体を現して襲いかかってくる。

ミドラー

このスタンドの使い手。
潜水艦内に乗っていたエジプト行きジョースター御一行を急襲した。只でさえ機械だらけの潜水艦ないということに加え潜水艦の壁を破壊して侵入したので見る見るうちに海水が入って来た。そこでジョースターたちはスキューバダイビングを用いて何とか潜水艦から脱出する。
しかしいざ沖につくころだと思っていた彼らは、この巨大化したハイプリエステスに飲み込まれてしまう。

そこで初めて、彼女は承太郎に一目ぼれしたことをカミングアウトする。その際承太郎が自分の事を女として褒めると悦に入る一面もあったが、承太郎ほか他のメンバーたちが自分をほめる美辞麗句が嘘である事に気づくと激昂していたなど、感情の起伏が大きい性格なのかもしれない。
その後承太郎を「ダイヤモンド並の硬度」と称する巨大なハイプリエステスの歯で噛み砕こうとする。しかし噛み潰されたと思われていた承太郎がなんと、ハイプリエステスの口内からスタープラチナのパワーで豪快に巨大な歯を1本残らずヘシ折りつくしたため決着はついた。（承太郎曰く、「ちとカルシウム不足の歯だった」。）
本体のミドラーは砂浜の上で、全ての歯が抜けてしまい見るも無残な姿となっていた。

作中では戦闘不能にされて倒れている姿しか出てこないが、PS版ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険」では本編で確認できなかった素顔も見られる。それなりに美人で、しかも踊り子のような露出の多い服装をしているらしい。でも歯が全部折られるのか・・・

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関連項目

• ジョジョの奇妙な冒険
• スターダストクルセイダース
• スタンド(ジョジョの奇妙な冒険)
• 女教皇
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