ピーナッツ(漫画)とは (ピーナッツマンガとは) [単語記事]

ピーナッツ(漫画)とは、チャールズ・M・シュルツによるアメリカ合衆国のマンガである。1950年10月2日から2000年2月13日まで連載された。

概要

アニメ化もなされ世界中で数多くのファンを持ち愛されている超有名コミック。

日本でも数多くの商品展開がなされ、ホテルや博物館、多数のイベントが開かれるなど世界最大の市場規模を持つ国だとされる。

よく誤解されているがこの漫画の主人公はスヌーピーではなくチャーリー・ブラウンである。そもそも日本では『スヌーピー』という作品だと思っている人が多く、関連サイトや関連商品でも『ピーナッツ』より『スヌーピー』が大きく掲載されていることが少なくない。日本版公式Twitterも『peanutjapan』ではなく『snoopyjapan』である。

登場キャラクター

チャーリー・ブラウン
主人公。趣味は野球でポジションはピッチャー兼監督。特技はビー玉。誕生日は10月30日。友達は決して少なくないがよく一人でランチを食べている悲観的な少年。フルネームで呼ばれることが多い。某所では夢から覚め現実を見るよう諭してくるAAが貼られたりするが言っていないセリフである。

スヌーピー
もはや作品タイトルよりも有名なチャーリー・ブラウンが飼っている犬。犬種はビーグル。空を飛ぶことに強い憧れを持つ。二足歩行どころか探偵や弁護士に扮したり、戦闘機も運転できるなど犬離れした知能を誇る。特徴的な踊りはよくパロられる。作者曰く「ピーナッツが成功した要因はスヌーピーに想像力を持たせたこと」。詳細は個別記事へ⇒スヌーピー

ウッドストック
スヌーピーの親友の黄色いキツツキ。性別はオス。登場から三年間名前が無かった。苦手なことは真っすぐ飛ぶこと。

ルーシー
シュローダーに気を寄せる嵐のようにお転婆な女の子。

サリー
チャーリー・ブラウンの理屈っぽい妹。

ヴァイオレット
チャーリーが好意を寄せる女の子。

シュローダー
ピアニスト兼哲学者のブロンドボーイ。

ライナス
天才肌のルーシーの弟。いつも綿フランネルの毛布を持ち歩いている。

ペパーミント・パティ
チャーリー・ブラウンの幼馴染。ヴァイオレットと手を組んでよく彼に意地悪をする。

ピッグペン
ほこりまみれの不潔な男の子。綺麗に全身を洗ってもすぐ埃を引き寄せる体質で、自ら誇らしげに「ダスト・マグネット」を自称している。

リラン
ルーシーとライナスの弟。スヌーピーが大好きで学校が大嫌い。

フランクリン
読者からの「黒人のキャラを出してみてはどうか?」という手紙に応えて1968年に生み出されたキャラクター。当時は白人の子供と黒人の子供が一緒に遊んでいる絵を描くということ自体が衝撃だった。

赤毛の女の子
チャーリー・ブラウンの初恋相手。原作では顔は描かれないが2015年公開の映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』において素顔が初めて描かれた。