プレシア・テスタロッサとは、アニメ「魔法少女リリカルなのは」に登場する人物である。
CVは五十嵐麗。
なのは1期のラスボス。年齢は40歳で、フェイト・テスタロッサの母親。かつては優秀な魔道士兼研究者であったが、愛娘アリシアの死によって豹変。彼女を生き返らせるべく、死者蘇生の技術があるとされる禁断の地アルハザードへの渡航を目論む。不治の病を患っているとされ、時折喀血している。
作中では目的のためには手段を選ばない狂気の科学者だったが、元々は心優しい女性であった。
23歳の時に結婚し、28歳の時に一人娘アリシアを授かった。優秀な研究者として魔道工学の仕事に没頭するが、アリシアにもしっかり愛情を注いだ。アリシアやペットのリニスとともに過ごした日々は、プレシアにとってかけがえの無い幸せなものとなった。ところがプレシアが30歳になった時に、夫と離婚。更に大型魔力駆動炉の設計主任に抜擢されるが名ばかりの管理職に就けられ、重責と激務に追われる。それでも仕事を捌き、残業が少ない管理部門への異動を励みに頑張り続けた。だが無理に無理を重ねたスケジュールや体制により、大型魔力駆動炉に爆発事故が発生。プレシアたちは結界によって被害を免れたが……。
事故現場に程近い自室では、アリシアとリニスが眠るように死んでいた。大気中の酸素を消費して、金色の魔力光が周囲で光っていた。プレシアにとって最悪かつ悪夢のような光景だった。更に事故の原因をプレシアに押し付けられ、汚名まで着せられてしまった。
元々激務で追い詰められていた精神が、愛娘の死によって遂に崩壊。娘を蘇生させるために手段を選ばない狂気の科学者となる。F計画に参加して禁忌の技術を学ぶと、アリシアのクローンであるフェイト・テスタロッサを作る。最初はフェイトをアリシアに見立てて愛していたが、彼女が左利きであった事、魔力光がプレシアから全てを奪った憎き金色だった事から、ショックで正気を失う。
現代の魔法では不可能とされた死者蘇生も、失われた技術があるアルハザードなら可能かもしれないと考え、渡航に必要なジュエルシードの収集をフェイトに命じる。しかしプレシアはもうフェイトを娘の代わりと考えておらず、成果無く帰ってきたフェイトに拷問を加えている。遅々として集まらないジュエルシードに腹を立てたプレシアは強引に渡航しようとし、海鳴市や次元を巻き添えにしかけた。これを食い止めるべく、時空管理局やなのはが本拠地に乗り込んでくる。傀儡と称する機械兵を使って迎撃するが、全て失敗に終わる。和平を望むフェイトの提案を跳ね除け、娘アリシアの亡骸とともに虚数空間へと落ちていった。
このため生死不明ではあるが、事実上死亡した扱いになっている。
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最終更新:2025/12/15(月) 05:00
最終更新:2025/12/15(月) 04:00
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