ペンギンズ・メモリー 幸福物語(ペンギンズメモリーしあわせものがたり)とは、1985年6月22日に公開されたアニメーション映画である。
登場人物は、当時のサントリーのビール製品のマスコットキャラクター「パピプペンギンズ」たち。このキャラクターを起用したアニメCMが評判となった事から映画化の話が持ち上がったとされる。
かわいいペンギンのキャラクターとは裏腹に、映画の内容は戦争から帰還して苦悩する青年と、歌手になるという夢を持つ娘、そして彼らの揺れる恋愛模様を描いたシリアスなものである。
特に、映画冒頭のでは青年の戦友らの死を含めた悲惨な戦場の様子を描写しており、かわいらしいペンギンのマスコットキャラクターとはミスマッチな重いシーンが描かれる。作中では「デルタ戦争」と名称をぼかしているが、描写から見てベトナム戦争をモデルにしていると思われる。当時はベトナム帰還兵の苦悩がアメリカ合衆国での社会問題となっており、1982年のアメリカ映画「ランボー」のヒットなどにより日本でもよく知られていた。
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最終更新:2025/12/11(木) 21:00
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