ポケモン不思議のダンジョン(冒険団)

ポケモン不思議のダンジョン(冒険団)とは、2009年8月4日からWiiウェアで発売されたポケダン最新作である。

概要

Wiiでの登場にあたり表現はドット絵から3Dへ移行。各ポケモンのグラフィックは「みんなのポケモン牧場」で使用されたものと同じ。今作は「すすめ！　炎の冒険団」「いくぞ！　嵐の冒険団」「めざせ！　光の冒険団」の3タイトル同時発売となるが、ポケダン（救助隊）/ポケダン（探検隊）と違い、タイトルにより選べる主人公候補・拠点となるポケモンの村・行くことになるダンジョン・登場するポケモンまでもが大幅に異なるのだが、複数タイトルを購入すると、３タイトル間で仲間にしたポケモンを自由に移動・行き来できる他、倉庫容量と仲間登録可能数が増える。つまり全部コンプしたくば全タイトル買えという販促ですね、分かります。

• 「炎」の主人公候補
  ヒトカゲ、ヒノアラシ、アチャモ、ヒコザル、ロコン、ガーディー、イーブイ、ヒメグマ、ミミロル
• 「嵐」の主人公候補
  ゼニガメ、ワニノコ、ミズゴロウ、ポッチャマ、ウパー、ルリリ、ゴマゾウ、リオル、ソーナノ
• 「光」の主人公候補
  ピチュー、ピカチュウ、コダック、ニャース、トゲピー、コリンク、パチリス、エレキッド、メリープ

上記のように、全体的にタイトルカラーのイメージ・属性に合致したポケモンが選べるようである。
前作までと異なり、「主人公が元人間」設定や、「主人公が最期に消滅するシリアス骨太ストーリ」は無く、一方で最初に選んだ2匹以外も初期メンバーとして使用することが可能となっており、最初から自由にリーダー変更が可能である。

 

新システムとして、連結技に代わり仲間ポケモンが上に何段も載り重なることで1ターンで一度にわざを繰り出せる「ポケモンタワー」が登場。チュンソフトがスクエニへドラクエタイトルを冠したローグライクゲーム(トルネコ)の製作権を譲渡した引き換えに、少年ヤンガスと不思議のダンジョンでスクエニ側が生み出したアイデアを逆輸入した格好である。

さらに今作は、自分および仲間ポケモンたちが「しんかのいずみ」を訪れてのイベント形式進化ではなく、ダンジョン内であってもLvと進化条件が規定を満たせば進化できるようになった。一方で、ダンジョン内で敵として出現するポケモンたちも、こちらの仲間を倒したり同志討ちしたりすることで1段階進化する他、勝手にポケモンタワーを組んで団体で襲ってくるようになったため、戦闘は今までになく倒しやすいが倒されやすい、意外と難バランスであり要注意である。

関連動画

ほぼ実況プレイ動画のみである。

関連項目

• ポケモン不思議のダンジョン
• ポケモン不思議のダンジョン（救助隊）
• ポケモン不思議のダンジョン（探検隊）
• 風来のシレン
• ローグライクゲーム/不思議のダンジョン
• チュンソフト
• 任天堂

外部リンク

• ポケモン不思議のダンジョン　冒険団シリーズ公式サイト | ポケットモンスターオフィシャルサイト