ロンダルキアへの洞窟

ロンダルキアへの洞窟（ろんだるきあへのどうくつ）とは、ドラゴンクエストＩＩのダンジョンである。
山のふもとから…山頂に向けて洞窟で登っていく…この洞窟を抜けた先に『ロンダルキア』というハーゴン軍の拠点となる大地がある。

”ロンダルキアの洞窟”と表記する攻略サイトがあるが、公式ガイドブックでは”ロンダルキアへの洞窟”となっているので後者の方が正しいと思われる。

概要

ドラゴンクエストシリーズ最難関と言われるほどの鬼畜ダンジョンである。無限ループや落とし穴などのギミックが多数存在していて、初見プレイでは高確率で挫折させられる。ドラクエ２のプレイ動画等では、最大の見せ場になっていて盛り上がることが多い。

鬼畜になってしまった原因は…ＦＣ版では発売までの納期が迫っていて、終盤のテストプレイをする時間が十分にとられなかったため。ダンジョン毎にはテストプレイを行なっていたが…冒険の最初～エンディングまでぶっ通しでテストプレイを行なった人が居なかったらしい。故にアンバランスなほどに難易度が高くなってしまった…。だがそれがいい。

また重要アイテムの宝庫でもあり、いなづまのけん、ロトのよろい、命の紋章がある。


仕掛けも鬼畜だが出現モンスターも鬼畜で、毎回がボス戦のような緊張感を強いられる。 ドラゴン数匹が先制攻撃して全滅することもあるし、バーサーカーの集中攻撃を受けたサマルトリアの王子が死亡するのは日常茶飯事である。 エンカウント率も非常に高く、近年のRPGしかプレイしたことの無いゲーマーなら、間違いなく挫折すると思われる。常に全滅の危険と隣り合わせなので、難易度が高いゲームが好きな人には好まれるダンジョンと言えるだろう。

ＳＦＣ版では難易度が落ちている。 エンカウント率のバランス調整、落とし穴は一度落ちたら穴が開いたままなので２度落ちないし、0.5マス(半歩)の場所を歩けば落とし穴に引っかかることは絶対に無い。出現モンスターのバランス調整も行なわれている。理不尽なドラゴンの先制攻撃などは無くなった。 

関連項目

• ドラゴンクエストII