一丁目一番地とは、
のことである。ここでは、1を解説する。
一丁目一番地 (いっちょうめいちばんち) とは、丁番地における1-1のこと。また、そこから転じて『最重要課題』『最重要事項』を指すビジネス用語。
もともとは1980年代頃に政治家の間で使われ始めた語。その後橋本内閣時代に梶山官房長官 (当時) が使用し、小泉純一郎や鳩山友紀夫も総理大臣時代に使用したことで広まった (郵政民営化は小泉改革の一丁目一番地、等)。とりわけ、鳩山内閣時代には頻出となっている。
語源の由来としては、国会の本会議場で当選回数の多い政治家ほど前に座る慣習があったが、そこを慣例的に一丁目一番地と呼んでおり、そこから転用したものとされる。
とはいえ、令和ともなると若い世代には浸透しておらず、「エイヤ」「全員野球」「鉛筆なめなめ」などとともに「おっさんビジネス用語」とされてしまう。すなおに「最優先事項」などと表現するほうがよいだろう。
ちなみにダメになりそうなときの一丁目一番地は「負けない事」「投げ出さない事」「逃げ出さない事」「信じぬく事」とされている。四番地まで行ってない?
なお、住所での一丁目一番地(1-1、1丁目1)は、番地を決めるスタート地点になる関係上、区画の端の方に行きがちである。そのため、周辺の駅や施設などの立地によっては街外れの場所になってしまう場合もある。
例えば東京都新宿区の新宿1丁目1は新宿駅や超高層ビル街から大きく外れた新宿御苑前にあり、隣の街区である四谷区民センターのすぐそばにある。
ただし必ずしも街外れになるわけではなく、愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1はその名にふさわしい名古屋駅の番地となっている。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/22(月) 00:00
最終更新:2025/12/21(日) 23:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。