世界の新着動画とは、ニコニコ動画(9)で実装された新着動画を紹介する生放送番組である。
ニコニコ生放送の「試写席」で行われており、11月5日現在の定員は2,000人。ニコニコ生放送の番組表からこの番組に入ることができる。
ちなみに開発総指揮のしんのさんオススメの略称は「セカ新」であるが、実際は「セカチャク」と呼ばれている機会が多い気がする。また、SSDと略される事もある。
世界の新着動画は各カテゴリグループごとにその日の新着動画からランダムで選ばれた動画をニコニコ生放送で流す番組である。30秒ごとに視聴者に引き続き動画を視聴するかのアンケートをとり、「いいえ」が多かった場合は次の動画にスキップする仕様である。このときに生放送を離脱して本動画を見に行く、放送された動画をマイリスに保存することもできるようになっている。
上部に表示される本動画タイトルをクリックする、プレイヤーのシステムタグの動画リンクを踏むなどの方法で放送中の動画の本動画にジャンプすることもできる(ただし、上部から飛んでも新しいウインドウで開かないので、生放送が閉じられてしまう。システムタグなら新しいウインドウで開くのでおすすめ)。またシステムタブからマイリストへの登録も可能である。これらの方法でマイリスに入った動画は「とりあえずマイリスト」に入れられる。
この生放送でつけられたコメントは元の動画のコメントにも追加される。動画再生時にプレイヤーのコメントタブにある『「世界の新着動画のコメント」を表示しない』にチェックを入れることで生放送でされたコメントを非表示にする機能もある。ちなみにこのコメントは動画において「live」というコマンドが付加され、これが有効ならば少し薄めに表示される。
※ 2は(~の再生を開始します)と表示してから30秒。実際に再生するまでタイムラグあり。
※「はい」と「いいえ」が同数の場合は、「いいえ」が優先される。
※ 「はい」と「いいえ」が50.0%ぴったりに表示されても、端数で再生継続する場合がある。
・動画の残り時間が60秒以内の場合はアンケートなしに最後まで再生(完走)。
・61秒の動画はアンケートされるが、実際はロスタイムの5秒があるのでどちらにしても最後まで再生される。
・放送の最後の動画ではアンケートをとらずに65秒まで再生。
| 放送時間 | 対象カテゴリグループ | 所属するカテゴリ |
| 20:00~21:00 | 教養・生活 | 動物 ファッション 料理 日記 自然 科学 歴史 ラジオ ニコニコ動画講座 |
| 21:00~21:35 | 政治 | 政治 |
| 22:00~23:00 | やってみた | 歌ってみた 演奏してみた 踊ってみた 描いてみた ニコニコ技術部 |
| 23:00~24:00 | エンタ・音楽・スポ | エンターテイメント 音楽 スポーツ |
| 24:00~25:00 | アニメ・ゲーム | アニメ ゲーム |
| 25:00~26:00 | アイマス・東方・ボカロ | アイドルマスター 東方 VOCALOID その他 |
| 26:00~26:35 | R-18 | R-18 |
※放送枠は変更される可能性もあります
※11/3までは放送開始時点のタグ新着30件から流れた。以後、徐々に範囲が拡大されていき11/6にはタグ新着60件まで、11/7にはタグ新着210件以降の動画も流れた。過疎カテゴリであまり古い投稿日時の動画が流れることはないので、投稿日時の制限はあるかもしれない。初期と仕様が変わって、前日までの動画から流してる?
※ビットレート制限はおそらく1.1Mbps以上なら確実。こちらの動画が512×384、1183.4kbps、37.2 MBで弾かれた。800×600、970.9kbpsで弾かれた動画も存在する。
※11/2の放送から飛ばされた動画は履歴に入らなくなった。掲示板でシステムの挙動が以前と変更されたという報告もある。
※主要なジャンルの中では特にアイドルマスターの高画質動画が制限にかかって弾かれることが多い。
※放送初期に、リロードせずに長時間視聴しているとブラウザが落ちる不具合があった。11/2の変更で解決されたようだが、問題がある人は過去リビジョンを参照。
世界の新着動画は参加者は1,000人以上と多く、またそのユーザーが全て同じ動画を同じタイミングで見ており、かつユーザーは自らその動画を見始めている訳ではない。以下の問題が発生する。
生放送により発生するコメントは、他の多数の視聴者が一覧から自らクリックして視聴し始めた場合と雰囲気が大幅に異なる。世界の新着動画特有のコメントとして、運営によるコメントに対する反応、動画読み込みエラーによる反応、前の動画と関連した反応、投票結果に関するコメント、カテゴリに関連するコメント(例:御三家枠でのジャンル論争)、世界の新着動画というシステム自体に対するコメント、などが挙げられる。
コメントが大量に投稿され、元から動画に存在したコメントが押し流されてしまう。また、大量のユーザーがほぼ同じタイミングで同じ動画の位置にコメントを行うので、コメントが1ヶ所に集中する事になる。
ニコニコ動画のプレイヤーには「世界の新着動画のコメントを表示しない」という設定があるが、プレイヤーが受信したコメントを非表示にするだけで、非表示にした上で一定のコメント数を再読み込みする訳ではない。よって、非表示設定をonにしても、「押し流し」による影響は避けられない。
また、外部ブログで使用されるプレイヤーにおいては「世界の新着動画のコメントを表示しない」機能が備わっておらず、このため世界の新着動画のコメントを非表示にするためには、コメントを全て非表示にしなくてはならない。
カテゴリ違いやゲーム実況、続き物、同じ動画が二回流れた場合(削除→再うp、あるいは総動画数が極端に少ない場合の二巡目)などに、ネガティブコメントや誹謗中傷が溢れかえる事が多い。また、動画の出来が良くない場合に、動画投稿者を中傷するようなコメントをつけるユーザーが多い。
世界の新着動画ではカテゴリグループ単位で時間が区切られて放送されているが、カテゴリごとの紹介量はグループ内の各カテゴリの新着動画量に比例する。例えばアニメ・ゲームカテゴリではアニメ関連動画とゲーム関連動画のそれぞれの新着動画数の割合で決まるため、実際に紹介されるのは新着動画数の圧倒的に多いゲーム関連動画が9割以上を占めることになる。このためアニメ関連動画の紹介を見ようと集まった視聴者が満足できず、不満の矛先として動画のコメントが荒れてしまう。
以上のような問題点もあり、「世界の荒らし動画」「世界の爆撃動画」「世界の公開処刑」などと揶揄される事がある。
このサービスで紹介され、結果として「荒れて」しまい、動画を自ら削除してしまう動画投稿者も少なくない(改めて投稿し直すだけの場合もあれば、動画投稿自体、あるいは動画制作自体を断念する事もあるようだ)。
紹介されるのを拒否できる、もしくは紹介された際に起こる再生数の増加・コメントは動画に反映しない、などの対応を望む声も一部からは上がっている。
そういった声を受け、2009/11/12より拒否が出来る様になった。
ただし、生放送での引用を許可しないよう設定するものなので、同時にすべての生放送で配信することができなくなる。
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最終更新:2025/12/11(木) 02:00
最終更新:2025/12/11(木) 01:00
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