世界の新着動画とは、ニコニコ動画(9)で実装された新着動画を紹介する公式生放送番組である。
また、このタグがつけられている動画は"世界の新着動画で紹介された動画"ということである。
ニコニコ生放送の「試写席」で行われており、11月5日現在の最大定員は2,000人。ニコニコ生放送の番組表からこの番組に入ることができる。放送中は動画再生ページの開始画面やカテゴリTOPページにもリンクが現れるが、これは番組で放送中のカテゴリグループに限られる。運営コメで番組が告知されることもある。
ちなみに開発総指揮のしんのさんオススメの略称は「セカ新」であるが、実際は「セカチャク」または「世界の新着」と呼ばれている機会が多い気がする。「セカ着」、「SSD」と略される事もあるようだ。
世界の新着動画は各カテゴリグループごとに放送当日と前日の新着動画からランダムで選ばれた動画をニコニコ生放送で流す番組である。1分ごとに引き続き動画を視聴するかを「はい」と「いいえ」の二択で視聴者に問う「延長アンケート」を行い、「いいえ」が多かった場合は次の動画にスキップする仕様である。このときに、紹介された動画をマイリストに保存する「マイリストに登録」ボタン、生放送を離脱して本動画を見に行く「この動画を見に行く」ボタンが表示される。
再生の終了を待たなくても、上部に表示される元動画のタイトルやプレイヤーのシステムタブ(注:上級者モード限定)の動画リンクをクリックして元動画にジャンプ、システムタブの「マイリストに追加」リンクをクリックしてマイリストに追加する方法もある。
この生放送で書き込まれたコメントの一部は、番組が終了してから数分以内に元動画のコメントにまとめて反映される。視聴者がこれらのコメントを表示したくない場合は、動画の再生ページでプレイヤーのコメントタブ(注:上級者モード限定)にある『「世界の新着動画のコメント」を表示しない』にチェックを入れることで非表示にできる。ちなみにこれらのコメントは元動画においては「_live」というコマンドが付加され、これが有効ならば少し薄めに表示される。
・「世界の新着動画オープニング」のBGMはブランデンブルク協奏曲第5番第3楽章のピアノバージョン
・4.〜9.は動画の再生が続いているので再生時間は合計1分、以後は延長ごとに再生時間が1分追加
・再生時間の残りが1分以内の場合はアンケートを取らないので、5.〜9.が省略される
・延長再生中でも番組の残り時間が2分10秒以下ならアンケートを取らずに1分間再生
・10.で「マイリストに登録」と「この動画を見に行く」ボタンが表示される
・上記の秒数は目安であり、数秒程度のズレが発生することがある
| 放送時間 | 対象カテゴリグループ | 所属するカテゴリ |
| 20:00~21:00 | 教養・生活 | 動物 ファッション 料理 日記 自然 科学 歴史 ラジオ ニコニコ動画講座 |
| 21:00~21:35 | 政治 | 政治 |
| 22:00~23:00 | やってみた | 歌ってみた 演奏してみた 踊ってみた 描いてみた ニコニコ技術部 |
| 23:00~24:00 | エンタ・音楽・スポ | エンターテイメント 音楽 スポーツ |
| 24:00~25:00 | アニメ・ゲーム | アニメ ゲーム |
| 25:00~26:00 | アイマス・東方・ボカロ | アイドルマスター 東方 VOCALOID その他 |
| 26:00~26:35 | R-18 | R-18 |
※放送枠は特別番組等によって変更されることがある
※30分番組の終了時刻は公式には35分と記載されているが、実際には30分で閉場する
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公式の発表する情報量が少ないため、ユーザーが調査した未確定の情報が含まれる場合が有りますがあらかじめご了承下さい。 なお、ここに書かれた仕様は今後変更になる場合が有ります |
※「高ビットレート動画が掲載されない、という動作でとりあえず運用」されていることは、運営側の非公式コメントで明らかになっているが、同時に「ただし条件は流動的」とのコメントもあったため、将来的には条件が緩和される可能性がある。
※ビットレート制限の詳細については、現在報告されている中では2009/11/04に放送されたこの動画の1,048.6kbpsが最高であるため、ニコニコ動画(ββ)時代のプレミアムユーザーの上限ビットレートが境界ではないか?と推測されている。システムタブで弾かれた動画を確認できた頃に、こちらの動画が512×384、1,183.4kbps、37.2 MBで弾かれ、800×600、970.9kbpsで弾かれた動画も存在したことが報告されているが、弾かれた原因がビットレートだったかどうかについては不明である。
※主要なジャンルの中では特にアイドルマスターの高画質動画が制限にかかって弾かれることが多い。
※放送初期に、リロードせずに長時間視聴しているとブラウザが落ちる不具合があった。11/2の変更で解決されたようだが、問題がある人は過去リビジョンを参照。
世界の新着動画の視聴ユーザーは数百人から最大2,000人と多く、またそのユーザー全てが同じ動画を同じタイミングで見ており、かつユーザーは自ら選択してその動画を見始めている訳ではない。このことから以下の問題が発生しやすい。
生放送により発生するコメントは、他の多数の視聴者が一覧から自らクリックして視聴し始めた場合と雰囲気が大幅に異なる。世界の新着動画特有のコメントとして、運営によるコメントに対する反応、動画読み込みエラーによる反応、前の動画と関連した反応、「延長アンケート」の投票結果に関するコメント、カテゴリに関連するコメント(例:御三家枠でのジャンル論争)、世界の新着動画というシステム自体に対するコメント、などが挙げられる。
2009/11/13までは、放送中に書き込まれた多数のコメントの全てが元動画に即反映されていたために、再生時間に応じたコメント数の制限によって、放送前に元動画に存在したコメントが押し流され、場合によっては放送中のコメントも押し流されて特定の再生時刻にコメントが集中してしまう問題があった。
放送前に多数のコメントが存在していた動画においては、視聴者がプレイヤーで『「世界の新着動画」のコメントを表示しない』設定を有効にしても、上述した仕様のために今でも「押し流し」による影響が避けられない。
また、外部ブログで使用されるプレイヤーにおいてはこの設定を有効にできないため、世界の新着動画から反映されたコメントを非表示にするためには、視聴者がコメントを全て非表示にしなくてはならない。
カテゴリ違いやゲーム実況、続き物、同じ題材(歌、曲、ゲーム等)を対象とした動画が既に流れていた場合、同一の動画が二回流れた場合(削除→再うp、あるいは総動画数が極端に少ない場合の二巡目)などに、ネガティブコメントや誹謗中傷が溢れかえる事が多い。また、動画の出来が良くない場合に、動画投稿者を中傷するようなコメントをつけるユーザーが多い。尚、ボカロと混同されがちなUTAUについてはニコニコ動画での立ち位置やUTAU≠VOCALOIDを参照のこと。
世界の新着動画ではカテゴリグループ単位で時間が区切られて放送されているが、カテゴリごとの紹介量はグループ内の各カテゴリの新着動画量に比例する。例えばアニメ・ゲームカテゴリではアニメ関連動画とゲーム関連動画のそれぞれの新着動画数の割合で決まるため、実際に紹介されるのは新着動画数の圧倒的に多いゲーム関連動画が9割以上を占めることになる。このためアニメ関連動画の紹介を見ようと集まった視聴者が満足できず、不満の矛先として動画のコメントが荒れてしまう。
以上のような問題点もあり、「世界の荒らし動画」「世界の爆撃動画」「世界の公開処刑」などと揶揄される事がある。
このサービスで紹介され、結果として「荒れて」しまい、動画を自ら削除してしまう動画投稿者も少なくない(改めて投稿し直すだけの場合もあれば、動画投稿自体、あるいは動画制作自体を断念する事もあるようだ)。
紹介されるのを拒否できる、もしくは紹介された際に起こる再生数の増加・コメントは動画に反映しない、などの対応を望む声も一部からは上がっている。
そういった声を受け、2009/11/12より拒否が出来る様になった。
ただし、生放送での引用を許可しないよう設定するものなので、同時にすべての生放送で配信することができなくなる。
世界の新着動画には紹介されたくないが、他の生放送での引用まで拒否したくないという場合、SmileVideo投稿直後の動画情報登録時は「許可しない」にして、投稿日の翌日の番組終了後に「許可する」に手動変更するのが最も確実である。
※厳密には、登録した所属カテゴリタグの"世界の新着動画"生放送開始時刻を覚えておいて、その1時間前後を見計らって「許可しない」にする、もしくは、所属カテゴリタグの生放送終了直後に投稿するようにすれば丸一日空ける必要は無いのだが、
など、感じ方に個人差はあるもののうっとうしい要因があるため、拒否せずに紹介される/面倒だから投稿動画は一括で拒否のままにする/新着時だけ拒否して後から許可に変更する のどれを選ぶかは投稿者自身が判断する必要がある。
一方、元動画に元々存在したコメントが押し流される問題については、2009/11/13の修正で、反映するコメントの量を調整しつつ、コメントが1ヶ所に集中しないようにする仕組みが導入されている。
コメントの反映については、2009/11/12に運営長の中の人がニコニコラム「世界の新着動画について」において、「また、紹介されるのはいいけどコメントが反映されるのが嫌!という声もあるので、コメントについては動画アップ主向けに自分の動画に生放送からのコメントを「反映する/しない」という項目を選択できるような仕組みを提供する予定です。」と選択機能を提供する予定であることを公表したが、この機能は現時点ではまだ提供されておらず、機能の詳細については不明である。
これらの方法は一部デメリットもあり、また世界の新着動画を一度回避しても、翌日選ばれる可能性があるため、
回避の設定・解除は慎重に行うこと。
これらの中には、放送内のNGワードが日々更新されているために現在では見かけなくなった用語も含まれているが、投稿者が動画に書き込まれたコメントの意味を知るために、そのまま残してあることに注意。
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最終更新:2025/12/11(木) 02:00
最終更新:2025/12/11(木) 01:00
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