京極夏彦とは、小説家、アートディレクター、妖怪研究家である。
「レンガ本」と呼ばれるほどの本の分厚さでおなじみの作家。
処女作『姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)』を講談社に持ち込みデビュー。推理小説の中に、怨霊や妖怪をテーマとして、人間の心理に潜む怪異として、ストーリーにうまく織り込み好評を博す。また、このことがメフィスト賞誕生のきっかけともなった。
以後、百鬼夜行シリーズを中心に執筆。2作目となる『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』は第49回日本推理作家協会賞長編部門受賞。シリーズ最高傑作と言われることが多い。
その他の作品に、『嗤う伊右衛門(わらういえもん)』(第25回泉鏡花文学賞受賞)、『覘き小平次(のぞきこへいじ)』(第16回山本周五郎賞受賞)、『後巷説百物語(のちのこうせつひゃくものがたり)』(第130回直木賞受賞)などがある。
『嗤う伊右衛門』『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』は映画化、『巷説百物語』はドラマ・アニメ化されている。また現在、『魍魎の匣』がTVアニメ化され放映中。
自作のアニメ化や映像化の際に声優や俳優として出演することはあまりにも有名。自作だけでなく、師匠と崇める水木しげるのゲゲゲの鬼太郎や金田一少年の事件簿にも出演している。
これらは本人の声を聞いたことがあるなら分かるかもしれないが、制作サイドから望まれてのことがほとんどである。
また前職(といっても今もやってるけど)がアートディレクターであるため、美術的な面にも才能がある。どんな絵でも模写出来てしまう驚異の絵描き。
基本的に和装に黒革手袋(指が出ているやつ)である。その所為か中禅寺と同一視する向きもあるが、性格は百鬼夜行シリーズより『どすこい』に近いので注意(?)。
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最終更新:2025/12/12(金) 15:00
最終更新:2025/12/12(金) 14:00
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