仮面ライダーアギト

仮面ライダーアギトとは、2001年1月28日から2002年1月27日まで全51話が放送された
『平成仮面ライダーシリーズ』第2弾である。　平成ライダーシリーズ中ではトップの平均視聴率を維持した。

ー目覚めろ、その魂。ー

あらすじ 

　沖縄の海岸に謎のオーパーツが漂着するという出来事を境に、人々が不可能犯罪によって変死を遂げていく怪事件が発生。
警視庁の氷川誠は、事件を追う内に犯人が未知の怪物「アンノウン」であることを知り、
アンノウンを討つ謎の戦士「アギト」の存在を目の当たりにする。
　刑事としてアンノウンとアギトの謎を追い、Ｇ３システムを装着して戦いに赴く氷川誠、
素性を隠し、みんなの笑顔を守るためにアギトとして戦う記憶喪失の青年、津上翔一、
後にアギトの力に目覚め、不幸のどん底を行く青年、葦原涼という三人の青年たちの人生と、あかつき号事件や風谷伸幸殺しといった過去の事件の謎を軸に物語が展開していく。

クウガとのつながり

　物語の開始前に未確認生命体事件があったという、前作「仮面ライダークウガ」を彷彿させる設定がなされているが、
未確認生命体４号(クウガ)の存在については定かでない。
「未確認生命体による大事件があった」「Ｇ３システムはクウガをデザインモチーフとしている」「Ｇ３の装備は対未確認用の物(神経断裂弾？)」等の共通する要素と時系列の矛盾の両方が存在しており、
製作側は続編と取るか否かは視聴者各人の自由である、とするスタンスを取っている。
これは「クウガ」の製作指揮を執った高寺Ｐの反発が理由と思われる。

詳しくはこちら⇒　http://tvarc.toei.co.jp/tv/agito/msg-0205.html

　また、「仮面ライダーディケイド」のアギトの世界においてはグロンギ怪人が登場し、クウガの世界と同じ外見の人間が登場するなど、繋がりを持った世界として定義付けられた。

仮面ライダーアギト PROJECT G4

　平成ライダーシリーズ初の劇場公開作品。 ゲストとして仮面ライダー一号を演じた藤岡弘、が出演している。
後の映画でも定番となる後期フォームのお披露目、量産型怪人の登場などの特別な要素が盛り込まれたのも本作からである。
　装着員の命を奪う危険を孕んでいるため破棄された装備「Ｇ４システム」の設計図を盗み出した自衛隊の一部隊と、
これまでにない規模で人々を襲うアンノウンの群れ、そしてアギトやＧ３ユニットの面々の、三つ巴の様相を呈した争いが繰り広げられる。
死を覚悟してＧ４を身に纏う水城と氷川の対決が作品の山場となっており、アギトの映画であるものの主人公はＧ３といって過言はない。

仮面ライダーディケイド　オールライダーvs大ショッカー

そしてこの度、2009年8月8日公開の『仮面ライダーディケイド　オールライダーvs大ショッカー』への出演が決定した。しかも、変身前が別人というパラレル世界のライダーが大勢を占める中で、仮面ライダーBLACK役の倉田てつをと共に、当時の役柄もそのままに津上翔一（沢木哲也）／仮面ライダーアギト役として賀集利樹が出演した。

主な出演者

仮面ライダー

津上翔一（沢木哲也） / 仮面ライダーアギト　（賀集利樹）
氷川誠 / 仮面ライダーG3 / 仮面ライダーG3-X　（要潤）
葦原涼 / 仮面ライダーギルス　（友井雄亮）
木野薫 / アナザーアギト　（菊池隆則）
水城史朗 / 仮面ライダーG4  (唐渡亮)※劇場版のみ登場。

その他

風谷真魚（秋山莉奈/谷村聡美）
美杉義彦 （升毅）
美杉太一 （田辺季正）
小沢澄子（藤田瞳子）
北條透 　（山崎潤）
深海理沙（小沢真珠）※劇場版のみ登場。

関連項目

• 特撮作品一覧
• 仮面ライダー
• 平成ライダー
• 仮面ライダークウガ(前作)
• 仮面ライダー龍騎(次回作)