伝染性単核球症 単語

デンセンセイタンカクキュウショウ

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伝染性単核球症とは、熱い男に立ちはだかる、とても熱くなる病気である。

・・・んなーゎけねーだろーえーっ!!


医学記事 ニコニコ大百科 : 医学記事
※ご自身の健康問題に関しては、専門の医療機関に相談してください。

伝染性単核球症(Infectious mononucleosis , Pfeiffer disease)とは、エプシュタイン・バール・ウイルス(以下EBウイルス)によって発生する感染症の一種である。

概要

伝染性単核球症はEBウイルスの初感染時に発症する。

症状

小児期の発症では症状が極めて軽く、症状からこの病気と診断するのは難しい。

一方成人での発症だと、発熱、全身倦怠感や咽頭痛頭頸部リンパ節の腫脹、発疹、肝脾腫、異形リンパ球の出現などの症状が出る。

30~50日の潜伏期間の後全身倦怠感から始まり、2~3週間発熱が続くほか咽頭炎やアデノイドの腫脹を起こす。

感染経路

感染経路は口経由であり、飲み物の回し飲みだけでも伝染する。歯科治療で感染したという例もある。感染症対策ができていない歯医者はさすがにどうかと思うが。

キスでも伝染ることからキス病(kissing disease)とも呼ばれる。繰り返すが成人では症状が重い。リア充ざまぁw

それゆえ何か恥ずかしい印象を与えることがあるが、別の原因も多い。そういう病気じゃねぇからこれ!

検査

白血球増多、異形白血球…うん、こんなところで勉強しないでほしいんだ。

治療法

感染症としての根治的治療法はなく、風邪などと同様に姑息的療法(=対症療法)がとられる。また、混合感染が起きることもあり、それを防ぐ目的で抗生物質を用いる。(ただし症状の発疹と関係のない皮疹を起こす関係からペニシリン系・セフェム系は添付文書にも使用禁忌と書かれている。)

重篤な合併症が発生した場合にはステロイド薬を使用する。

EBウイルス

EBウイルスはヘルペスウイルス科ガンマヘルペスウイルス亜科リンフォクリプト属に属し、二本鎖DNAを持つウイルスである。

他のヘルペスウイルスと違って主にBリンパ球に感染・潜伏するが、健康であれば重篤な感染症を起こさず、潜伏感染する。この状態では症状こそ出ないが、常に口腔粘膜からウイルスは放出され続けている。

多くは幼児期に不顕性感染しており、本邦では成人の90%が免疫を持っている。

一方アメリカでは成人でも20%ほどしか免疫を持たず、キスによって初感染することも必然的に多くなる。伝染性単核球症が"kissing disease"と呼ばれるのも頷ける。

アフリカで多いバーキットリンパ腫や中国で多い鼻咽頭癌と関連があり、他にも慢性活動性EBウイルス感染症なども引き起こす。

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かの松岡修造氏もかかった。1:15~

関連項目

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最終更新:2025/12/11(木) 02:00

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