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この項目は、情報量が不足してます。 調べものなどの参考にはなりますが絶対的に内容が不足しています。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。 |
伝説の武具一覧とは、神話や伝説に登場する武器・防具、あるいは実際に使用された武器・防具で特別な名称が付されているものの一覧である。
ゲームやアニメに登場する武具の多くは伝説の武具を元にしているものが多い。そういった武具の由来を簡潔に紹介することを当記事の目的とする。より詳しい紹介文を書きたい場合は個別の記事を作ったほうがスッキリ。
剣や持ち主の中には複数の呼び名(発音の違いなど)を持つものがありますが、一般的に有名だと思われるものを記載してください。
また、武器の形状や素材などによって名付けられた一般名称は対象外とします。
別名を草薙剣(くさなぎのつるぎ)という。日本神話において、スサノオノミコトがヤマタノオロチの尾の中から手に入れたとされる。日本の天皇が代々継承してきた三種の神器のひとつで、現在でも熱田神宮に安置されているという説や既にないという説などその所在は不明。
ヨーロッパで知られる『アーサー王伝説』に登場するアーサー王の持つ聖剣。いわゆる資格を持つ者しか抜けないという剣と、魔女マーリンから授けられた剣の二種類があるが、後者を指すのが一般的。
詳しくは⇒「エクスカリバー」
古代中国の刀鍛冶が妻の髪と爪を炉に入れて溶かした鉄から作り出した双剣。
詳しくは⇒「干将・莫耶」
光の剣。ケルト神話に登場する神々の王ヌアザが所有する。呪文が刻まれており、一度鞘から抜ければ逃れられる者のいない不敗の剣と言われる。
北欧神話に登場する剣で、古ノルド語で「怒り」の意味。ドイツの叙事詩『ニーベルンゲンの歌』のバルムンクに相当し、ワーグナーの歌劇『ニーベルングの指環』のノートゥングのモデルである。シグムンド(ジギスムント)やその息子シグルズ(ジークフリート)が所有していた。所有する者に英雄としての栄光と壮絶な最期をもたらすという。
北欧神話においてオージン(オーディン)が持つ槍。柄はトネリコの木でできている。「貫く」という意味を持ち、投じれば敵は逃れられず手元に戻ってくるという。
ケルト神話の英雄クー・フーリン(ク・ホリン)の使ったとされる槍。敵に向かって投げると無数の鏃(やじり)が飛び出して敵を倒すという。
フランスの叙事詩「ローランの歌」で英雄ローランが持つ剣。黄金の柄を持つ両刃の片手剣で、大理石をも斬ることができたという。
日本神話、記紀神話に登場する武具で、最初の持ち主はイザナギ。火の神・カグツチの首を刎ねたのもこの剣である。後にスサノオの手に渡り、この剣で オロチを退治した。十握剣の形質は残念ながら不明、その名前からして「握る場所が十箇所ある」と推測されており、長巻のような剣ではないかと考えられてい る。
十握剣には別名があり、伊都之尾羽張(いつのおはばり)または天之尾羽張(あめのおはばり)と言う。
ケルト神話の太陽神ルーが海神マナナン・マクリルから授かった剣。「報復者」という名を持ち、ひとたび鞘から離れると逃れられるものはいないという。投げればひとりでに敵を倒し手元に戻ってくる。
ケルト神話の太陽神ルーが所有する槍。槍ではなく投石具の弾だと言う説もある。手を離れたのち、自らの意思で敵を次々と貫いていくという。
北欧神話に登場する雷神・ソール(トール、トゥール)が使用する武器である。名称は古ノルド語で「打ち砕くもの」の意。柄の短いハンマーで、投げれば必ず命中しひとりでに手元に戻ってくる。神話中最強の鎚で、あまりの威力に怪力を誇るソールですら、力を倍増するベルトと鉄の手袋を着用しないと扱えないという。また、ソールが所有する二匹のヤギは食料にした後、鎚を振ると蘇らせることができる。チートかよ!
ゲームや漫画などでトールハンマー(トゥールハンマー)という技や武器、兵器を見かける事もあるが、元はこのミョルニルである。
北欧神話のエッダ詩「フィヨルスヴィズの歌」に登場する武器。破滅の枝。巨人族スルトの妻・シンモラが持つとされる。スルトの剣、またはフレイの剣と同一視されることがある。
詳しくは⇒「レーヴァテイン」
ギリシア神話においてゼウスがアテーナー(アテナ)に与えた盾。英雄ペルセウスがメドゥーサ(メデューサ)を退治したのち、アテーナーはこの魔物の首をアイギスの盾に埋め込んだという。
英語読みのイージスは最強の盾の代名詞的として「イージスシステム」「イージス艦」などの語源となっている。
例外。一振りの刀の名称ではない。正宗とは鎌倉末期から活躍した刀鍛冶の名前である。弟子が名を継いでいるため、これらの刀鍛冶が作った刀はすべて正宗と呼ぶことができるが、通常は初代を指す。
例外。一振りの刀の名称ではない。刀以外に槍などもある。村正とは室町中期から活躍した刀鍛冶の名前である。数名がこの名を継ぎ使用していた。徳川家康の祖父と父が殺害されたときの凶器が村正であったとする話が広まり、「徳川家に仇なす妖刀」と言われるようになった。逆に江戸幕府を倒そうとする勢力はこぞって求めたという。
戦国時代の鉄砲隊で知られる雑賀衆の雑賀(鈴木)孫一の佩刀で、「八丁念仏」とは斬られた相手が念仏を唱えながら(お坊さんを辻斬りしたとも伝えられている)八丁(約900m)進んだところで脳天から真っ二つになって絶命したという逸話から名づけられている。「団子刺し」とは斬った孫一本人が相手が絶命しないことを訝り、刀を杖に突き突き相手を追って行ったところ、気がついたら道ばたの石ころが刀に貫かれて繋がり、さながら団子のようだったという逸話から名付けられたという。数ある日本刀の内でもかなり荒唐無稽な逸話を持つ一振りである。なお、現物は関東大震災の折に消失したらしい。
中国の魏・蜀・呉の三国時代の蜀の初代皇帝・劉備に仕えた武将、関羽が愛用していたとされる大刀。「三国志演義」「水滸伝」に登場する武器で、関羽から子孫に受け継がれていったとされているが、実際に関羽が使用していたかも、実在していたのかも曖昧である。そもそも、この形の武器ができたのは三国時代ではなく宋代(水滸伝の時代)である。
西遊記の登場人物、孫悟空が武器として使う。重さ一万三千五百斤(約8トン)というとんでもない棒である。所有者の意思により自在に大きさを変化させる事ができ、耳に中に入るほどの小ささから、上は天界、下は地獄まで届くほどの大きさになる。もともとは海の深さを測るための重り、または竜王の城の柱だったと言われていたので、武器ではない。
『南総里見八犬伝』に登場する架空の刀。ひとたび鞘から抜けば刀身が露を帯び、人を切っても血糊が付かないという。
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最終更新:2025/12/12(金) 14:00
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