佐々淳行とは、元警察官僚で、元防衛施設庁長官、初代内閣安全保障室長(現、内閣官房副長官補)を歴任した日本の危機管理エキスパートである。あさま山荘事件を解決に尽力したことで有名。
佐々淳行は東大安田講堂事件、あさま山荘事件、ひめゆりの塔事件など、連合赤軍や中核派、革マル派などが大暴れしていた全共闘時代に機動隊を指揮する警備局で活躍した元警察キャリアである。警備、外事畑を歩み、三重県警察本部長、刑事局参事官を歴任。その後、当時の防衛庁に出向し、防衛施設庁長官を経て退官。政治家への転身や天下りをせず、佐々事務所を設立。そして、中曽根康弘内閣の官房長官、後藤田正晴の意向により初代内閣安全保障室長となり、在任中大島三原山の噴火の対応などにあたる。そして、昭和天皇の大喪の礼の対応を最後に再び退官。退官後は執筆活動や危機管理に関する政策提言、ボランティア活動に尽力。
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最終更新:2025/12/12(金) 16:00
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