兎-野性の闘牌- 単語


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ウサギヤセイノトウハイ

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兎-野性の闘牌-とは、伊藤誠原作の麻雀マンガ、またはそれを元にしたゲームである。

概要

虐められっ子の主人公「武田俊」が風間巌率いる高校生代打ち集団『ZOO』に入り、麻雀を通して成長していくストーリー。それぞれのキャラが超人的な能力を持つ、いわゆる『特殊能力系麻雀』の漫画である。現在は「近代麻雀」にて連載中。なお、作者がかなりの遅筆のため掲載されるのは年に数回程度である。
また、作者の名前があの彼と同じであるが人違いであるので絶対に例の暴言を動画に書き込んではいけない。
実は「豪運」という言葉の語源がこの作品だったりする。

アーケード化もされている。しかしD・D編を対象としたアーケードはロケテ時点で開発停止している。(公式サイトもリンク切れのため、実質開発中止と言える。尤も作者の遅筆が酷いので本編が進んでいないというのもあるが)
またPS2版でも2作品が出ている。山城麻雀編までの物語が対象。

近代麻雀では珍しく美麗な絵による高校生たちが打つという作品である。ただしヤクザは出てきます。
麻雀漫画には良くあることなので仕方ないね!

主要キャラとその能力

 高校生代打ち集団ZOO

風間巌が中心となって結成された、主に高校生を主戦力とする麻雀代打ちチーム。

それぞれのメンバーの才能や能力を「動物」に例えて、お互いをコードネームで呼び合う。風間巌を『園長』とする動物園と言った所。メンバー同士はお互いの本名も知っているが、代打ちであることを隠すため私生活でコードネームを呼んではいけない。

  • 兎(武田俊)
    主人公。他家の当たり牌を察知できる。(ゲームでは、味方の当たり牌は青表示、敵の当たり牌は赤表示になる)
    しかし、相手の当たり牌を引いてしまいやすいという特性もある。
    本編では、更に他家の運気まで操作するという能力まで発展しつつある。
    ハーフであり、地毛が金髪といった日本人離れした容姿が原因でいじめられていた気の弱い少年。能力もいじめっ子や不良から逃げる為の処世術が発揮されたものだった。当初は麻雀のルールも殆ど知らなかったが、戦いを経験し成長した。
  • ユキヒョウ(山口愛)
    振り込まない限り、常にツモ牌は有効牌になる。ただし敵に振り込んだ場合効果が消滅する。消滅した後でも、一回あがれば能力は復活する。ただし本編に特にそのような能力描写はない。
    原作では麻雀の能力は高いがメンタル面が弱いキャラクターとして描かれており、窮地に陥る事が多い。
    一応ヒロイン役なのだが、恋愛フラグは片っ端からへし折るフラグブレイカー。
    海市・水鶏(くいな)という双子の弟と妹がいる。
    金への執着心は強く、守銭奴である。
  • 風間巌
    通称「園長」。ZOOを取り仕切るリーダー。その豪運は測り知れず、役満をも容易に成就させてしまう。
    ゲームで登場しても最強キャラの地位は不動であり、数々のプレイヤーにトラウマを植え付けた張本人。
    本編では更に他家の運量に応じて自分の運量も上がる「相対強運」を身に付けた。
  • 仙道真澄
    元々は敵役だったが、先輩代打ちである新庄直樹との絡みでZOOに参入。
    園長と同じく持ち前の爆運で敵を粉砕する。が園長と比較すると防御面は脆い。
    においてはゴリのグラフィックの元となったキャラ。なお本編でもゴリラと言われたことがある。
  • 新庄香那
    代打ち・新庄直樹の一人娘。父親譲りの親番爆連荘でずっと俺のターンを決める。
    父親もやはり親番爆連荘をしていた。が彼女はそれ以上である。
    高校生と若い集団の中、最年少の彼女は中学生。いいのか代打ちとか…いや漫画設定に突っ込むのもあれか。
  • キツネ(加藤優子)
    IQ180の天才。狐目で目を開くと怖い。
    登場当時は中学生だが脅威的な精神力を見せつけた。中学生のくせにZOOの経理担当。
    基本的に自分以外の人間を信用していない。
    ゲームではあがる度に運気が上がり配牌も良くなっていくという能力になっている。
  • ジャッカル(久坂明)
    高校生格闘家。と言ってもプロではない。
    ドラが配牌にごっそり、槓ドラもモロノリ、リーチをかけてあがれば裏ドラもバカスカ乗る「ドラ爆」能力者。
    ゲームでも同じ能力。ZOOの中でも特に個性的な能力なので、他の麻雀動画でドラが爆発した時は「ジャッカルwww」等とコメされる時がある。
    同じ格闘仲間のウルフにお熱。
  • ウルフ(柏木成駿)
    元ボクサー。当初はゴリと同じくZOOに敵対していた若手の代打ちだったが、新庄直樹の計らいによりZOO参入。
    その持ち前の闘争心で勝負する。ゲームでは聴牌すると他家の能力を全て封印するという能力がある。
    山城麻雀後はプロ復帰への道が示されたこともあり、一度はZOOを離れた。
  • シャモア(滝沢隆史)
    滝沢証券の御曹司。ZOOのブレーン的存在。総合的なアベレージに定評があるが爆発力は無い。
    ゲームでは不要牌を示してくれる。またキツネよりは弱いが運気上昇効果もある。
    そして所謂ホモである。風間優(園長の弟)と同棲した上にキスされて「俺は変態だったのか!!」と悟る。
  • チャップマン(馬場券悟)
    ZOO最古参。大局観を持ち「四局に一度は必ず手が入るものだ」が持論。所謂オカルトの典型。
    兎では基本的に能力と言う名のオカルトが主流なので、デジタルは基本的に笑われる立場である。
    決め打ちするタイプで最終形を見据えて打ち、要らない牌は先に捨てるため牌効率全否定な打ち方だったりする。ゲームでも最終形(のうちの一つ)を見ることが出来る能力を持つ。
    意外と喧嘩は強いらしいが、その度に負傷したりしている。実質的な香那の保護者。
    超がつくほどの無口であり、殆どしゃべることが無い。必要なことであれば喋るが、そういった場合はしゃべりすぎて真っ白になってしまう。風間巌と共に作り上げたZOOには特別な愛着を持っている。
  • ネコ(山根こずえ)
    本人以外全員死亡の大惨事事件からの生存者。死線をくぐってきたため胆力が強い。
    典型的な鳴き麻雀速攻派であり、ゲームでも鳴くごとにツモ牌が良くなるという能力になっている。
  • サル(佐々木彰久)
    シャモアの従弟。本編では今一結果を出せておらず「ZOO最弱の男」という汚名を受けるに至る。
    染め手が得意でゲームでも鳴くとその色にツモ牌が集中する能力がある。ネコに熱烈ラブコールをするが報われない。
  • タンチョウ(加藤治)
    キツネの兄。彼もまた狐目。田島とは同じ部活の友人。基本的に真面目にやる気がない。
    滅多に本気を出さないが彼もまた本気を出すと妹と同じく顔が怖くなる。
    下記の田島とセットで出てくることが多いが、影は作中断トツで薄い。
    端牌で手牌構成するのが得意。ゲームだと待ちが一種類しかない場合山にある限り一発ツモする能力になっている。
  • アライグマ(田島涼)
    健康優良児を体現する男。見よう見まねでクンフーを修得しているが、格闘家相手でも遜色ない実力を見せる。
    基本的に出番が遅かったためキツネの兄・治と同じく影が薄かった。D・D編でようやく活躍の場が回ってくるがあっさり退場させられてしまった。ゲームでは字牌を手牌から無くすと字牌を一切ツモらなくなる能力になっている。
  • 風間優
    園長の弟。その実力は園長を脅かすほど。
    相手の手牌はおろか牌山に何があるかすら見据える「盤上支配能力」を持つ。山城麻雀でZOOと対戦した際には、卓を囲む4人の点数まで思うがままに操作していた程。
    ZOO勢では一番遅い参入。

山城組

政財界にも強い影響力を持つ暴力団。
組長の山城雷蔵は孤児を引きとっては自分のお稚児さんとして育てると言う男色家のじじい。

勝てば「組抜け」と「掛金10倍返し」、負ければ処刑という条件の元、特殊ルール麻雀「山城麻雀」を開催している。

  • 田中権左ェ門(ゴン)
    山城組の打ち手。スロースターターだが一度手が入りだすと全ての局で役満手が入る脅威の能力。
    ウホッ・・・いい男・・・。ヘビースモーカー。イチローと違ってホモではなくバイセクシャル。
  • 鈴木一郎(イチロー)
    同じく山城組の打ち手でナルシストでホモ。カマっぽい。
    「麻雀には美学が必要だ」と言う彼の打ち方は完全にデジタル麻雀。
    しかし作中では牌効率重視しすぎて安手連発と地味な活躍しかしておらず、そもそもこの作品は能力麻雀なので踏み台にされる典型としてのイメージが強い。
  • 山城雷蔵
    山城組組長にして男色家。ゴンもイチローも彼に買われている。風間兄弟も同様。多分アッーしていたに違いない。
    花牌が異様に入る能力と、嶺上牌は有効牌になるという能力がある。
    アーケードゲームでは花牌がないので手牌に槓子が入りやすく、嶺上牌は必ず有効牌と、咲-saki-の咲と同じ能力となっていた。後大の甘党で劇中でもスイーツを頬張っていた。
  • ケイト・キャンベル
    山城組打ち手兼ヒットマンとして呼ばれた外国人。
    実はD・Dの子供であり、後のD・D編への布石となるキャラクター。
    その圧倒的な威圧感を武器とする。ゲームではあがると次の他家の配牌をズタズタにする能力を持つ。
  • 新庄直樹
    元山城組の打ち手。6年間裏プロ界で無敗を誇った。香那の父親。
    家族を守るため引退したが、山城組と決別するために挑んだ麻雀にて帰らぬ人となる。
    全キャラ中でも屈指の人気を誇っている。まさにパパの鑑。香那の爆連荘能力は父親譲りである。
  • 与那嶺友次
    33歳バツイチ。作中随一のネタキャラ。他にネタキャラと言えば安里秀仁がいるが。
    体力が異様にあるというだけの男。山城麻雀時は既婚者だったが終わった後に離婚したようだ。
    ケイトと組んでいたためD・D編でも再登場したがもはや完全にネタキャラの扱いで出てきた。

D・D軍

ディヴィット・ディヴィスとその子供たちによる外国人代打ち集団。
と言ってももはや超人、殺し屋、軍人、快楽殺人者等のぶっ飛んだ連中ばかりであり、麻雀の方が余技扱い。

息子のひとり、武田俊の能力を試すためだけにZOOを一度は解散に追い込み、日本の代打ち社会で暴れまわる。そのやり方は強引そのもので、日本の代打ち社会が築いてきた暗黙のルールや慣習まで破壊していった。

D・D軍メンバーは全員が「優性の絶対強運」能力を持っており、単純に他者を圧倒する強運の持ち主達である。(仕事のパートナーや相方として、DD血縁者以外の者が協力している事もあるが、原則D・D軍とはD・Dとその子供たちのことを指す)

  • ディヴィット・ディヴィス
    通称D・D。主人公の父親に当たる。優れた子を残そうと尽力しており、その子供の数は計り知れない。
    が、劣性だと判定すれば捨てる。実は優も彼の子供である(ただし劣性のため捨てられた)。
    この男のせいで異母兄弟だらけの骨肉の争いが繰り広げられている。
    所謂超人で、素手で人体を解体したり、社会的にも圧倒的な影響力を持つ。
    ちなみに彼はD・Dのリーダーではない。

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関連項目

  • 漫画作品一覧
  • 麻雀はやる気の問題
  • 野性の闘牌 鰻 - 本作品を元ネタとしたパロディゲー。
  • 伊藤誠
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