冒険企画局とは (ボウケンキカクキョクとは) [単語記事]

冒険企画局とは、TRPGやボードゲームの制作で知られるメーカーである。

概要

魔女と猫のコンビで人助けなどのほのぼのとした冒険を描く「ウィッチクエスト」
架空の大阪を舞台に繰り広げられるアジアン・パンクRPG「サタスペ」
無限に広がり続ける迷宮を舞台にしたシニカルポップ・ダンジョンシアター「迷宮キングダム」など、
個性的なTRPG作品を制作している。

また、オリジナルのボードゲーム作品の展開にも力を入れており、ドイツのエッセンで行われている世界最大規模のボードゲームの祭典「シュピール」に毎年出展している。

2000年代以降、同人で活動していた河嶋陶一朗が参加してからの作品は「サイコロを振るだけでゲームを進行できる」というボードゲームライクな側面を持っており、カオスや大惨事を生み出す充実しすぎたランダム表・濃いパロディが詰め込まれたルールブックなども特徴となっている。

結成のきっかけでもあった社会思想社発行のウォーロック誌が休刊してしばらくはTRPGの製作を休止し、家庭用ゲームの開発支援や攻略本の執筆・編集などに専念していた。
こちらの業務も継続して行われており、最近では「トラブル☆ウィッチーズ（商業版）」などの開発を行っている。

余談ではあるが、ニコニコ動画に投稿されているリプレイ形式の動画をスタッフが視聴しているらしく、Role&Roll誌に掲載されている「迷宮キングダム」の公式記事「砂時計週報」に動画のネタが掲載されたことがある。

2010年12月11日には、蝉丸Pと共にニコニコ生放送を行った。