凄苦残念とは (スゴクザンネンとは) [単語記事]

凄苦残念（すごくざんねん）とは、漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に登場するキャラクターである。

旧名は法条正義（ほうじょうまさよし）。テレビアニメ版の声は深貝大輔。

概要

初登場は40巻｢ボクトーダイの巻｣。東大卒のエリートだが、ゴリラのような顔のせいで東大卒だと信じてもらえないため、常に大学の卒業証書を持ち歩いている。

顔に似合わず気弱で臆病。不細工だが知識は人一倍あるため、意外と女性警官からの人気は高い。喫茶店に入ったことがなく、アニメが何なのか知らないなど、世間の常識に疎い面もあるが、飲み込みは早い。

本来なら国家公務員試験を受けて警察庁で働くこともできたが、自らの希望で一巡査として公園前派出所に勤務することを選んだ。その後数話は派出所に勤務していたが、次第にフェードアウトしていき、モブとしてしか登場しなくなってしまった。

…かと思いきや、142巻「アルバイト大騒動!!の巻」にて突如復活を果たす。両津勘吉が超神田寿司からニコニコ寮へと戻り、彼の部屋に転がり込んだことから出番が増えていた。主に両津に巻き込まれたり、無理やり協力させられる役が多く、本田のポジションに近い。

170巻｢改名くん｣で両津に現在の名前へ無理やり改名させられてからは、略して｢残念｣と呼ばれている。また同じく改名させられた丸井ヤング館と違って、改名により一時的に出番が増えていた。

アニメでは東大卒という設定は無くなり、派出所へも赴任してこないが、ニコニコ寮の住人として登場する。