加頭順とは、特撮ドラマ『仮面ライダーW』の登場人物である。
演:コン・テユ
ミュージアムの後援組織『財団X』から派遣された白スーツのエージェント。
非常に丁寧で物腰柔らかだが、その実は慇懃無礼な性格。
しかし驚いたときに物を落とす以外はこれといった感情表現に欠け、表情の変化も乏しい。
ミュージアムの首領である園咲琉兵衛に協力する立場にありながら、組織から追われる立場となった園咲冴子を独自に匿い、手助けしている。
その理由を、「好きだから」という純粋な好意によるものが、冴子本人からは完全に本気にされなかった。
登場以降これといった目立つ行動はなかったが、ミュージアムが崩壊するとついに行動を起こす。
園咲若菜を拉致し、冴子を新たな首領として擁立し、世界規模でガイアインパクトを起こすことを目論む。
スポンサー特権として、ミュージアムの幹部にしか与えられないゴールドメモリやNEVERの不死身の肉体を手にしており、それらを駆使して翔太郎たちを叩きのめし、フィリップを精神的に追い詰める。
その後、前述の“好意”を知ってしまった上で、妹や弟のために立ち上がった冴子と決別。彼女を手に掛けてしまう。
そして来たる仮面ライダーWとの最終決戦にて敗北。最後には激情を露にし、消滅した。
どうやら、NEVERの大道克己とも何やら因縁があるようだが……
加頭が変身するドーパントで、本作の実質的なラスボス。
人々の「希望」を吸収し、それを自分の力に変換することができる。その吸われた人間のほとんどはのっぺらぼうと化してしまう。
これ以外にも重力操作などの超常的な力を操る能力を持つ。それだけでも十分驚異的だというのに、素の戦闘能力も高く、これによって仮面ライダーアクセルやタブー・ドーパントを撃破している。
なお、その姿はデザイナーが思い浮かべる理想郷のイメージから。
ちなみに、当初は加頭がラスボスになるという予定はなかったらしい。そしていざラスボスが加頭に決定すると、一番驚いたのは何を隠そう、演じるコン本人である。
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最終更新:2025/12/12(金) 15:00
最終更新:2025/12/12(金) 14:00
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