南さつま市とは、鹿児島県の薩摩半島西岸に位置する市である。
1889年4月1日、町村制施行により、現在の市域に相当する川辺郡加世田村・東加世田村・西加世田村・西南方村 阿多郡阿多村・田布施村が発足。
1896年4月1日、郡制施行により阿多郡を日置郡に統合。
1923年1月1日、西加世田村が笠砂村に改称。
1924年1月1日、加世田村が町制施行し加世田町となる。
1925年1月1日、東加世田村が改称と町制施行を同時に行い万世町となる。
1940年11月10日、笠砂村改称と町制施行を同時に行い笠沙町となる。
1951年4月1日 、笠沙町から大浦町が分立。
1953年10月15日 、西南方村が坊津村に改称。
1954年7月15日、加世田町と万世町が新設合併と市制施行を同時に行い加世田市となる。
1955年11月1日、坊津村が町制施行し坊津町となる。
1956年9月30日、阿多村と田布施村が新設合併と市制施行を同時に行い金峰町となる。
2005年11月7日、加世田市・笠沙町・大浦町・坊津町・金峰町が新設合併を行い南さつま市が誕生した。
鹿児島県薩摩半島の西南端に位置し、東シナ海に面する市。
豊かな自然に育まれた歴史と景観に恵まれる。
加世田のかぼちゃや茶美豚、黒毛和牛、しらす、たかえび、きんかん春姫、そらまめ、スナップエンドウ、加世田砂丘らっきょう、金峰コシヒカリなどが主な特産品。
加世田地区で作られる加世田鍛冶という刃物が主な伝統工芸品。
「サンディーくん」という、カメとカエルを掛け合わせたようなウミガメモチーフのマスコットキャラクターがいる。
薩摩半島の西に位置する、東シナ海の風景が美しい、南さつま市の中心地。
日本三大砂丘の一つに数えられる吹上浜を持ち、周辺にはレジャースポットが点在する。
栫ノ原遺跡や武家屋敷など、歴史ロマンが漂う町でもある。
マクドナルドとコメダ珈琲店、セブンイレブンもある。
100か所以上の史跡が点在する歴史資源が豊富なエリア。
温暖な気候や九州百名山の一つ・金峰山からの清らかな水に恵まれており、県内有数の米どころとして知られる。
薩摩半島の南西に位置するエリア。
リアス式海岸や奇岩など、景勝地が多く、自然の造形美を堪能できる。
東シナ海に深く切り込んだ半島の一角にある黒瀬集落は、黒瀬杜氏という、焼酎造りの匠を多く輩出した地として知られる。
東西南の三方を山に囲まれ、北は東シナ海と接する、手つかずの自然が多く残るエリア。
鹿児島県でも最大規模の干拓地を有するが、狭小な農地での零細農業が主体。
2002年1月に14頭のマッコウクジラが座礁したことで全国的に話題になった。
薩摩の海の玄関口として栄えたエリア。
かつては遣唐使船の寄港地で、海外との貿易も活発に行われていた。
南さつま市の中でも港町のイメージが強く、マリンスポーツが盛ん。
坊津で製造される塩は地元では根強い人気がある。
開聞岳や野間岳とともに「薩摩半島の三名山」と呼ばれる山。
リアス式海岸の入江に広がる海水浴場とキャンプ場。
白い砂浜と遠浅の海が人気。
2002年に座礁したマッコウクジラの救出作業の様子などのパネルやマッコウクジラの巨大な骨格標本が展示されている。
焼酎造りの伝承展示館。
明治時代から息づく黒瀬杜氏の技術が映像やパネルで分かりやすく解説されている。
吹上浜沿いの松林に囲まれた広大な公園。
大型遊具やキャンプ場、ローラースケート場などの施設が充実している。レンタサイクルの貸し出しも行なっており、夏にはプールも開かれる。
夕日に照らされたシルエットが美しい、万之瀬川河口にかかる全長405m、幅6mの歩行者・自転車専用の橋。周囲には広大な干潟が広がり、ハマボウや水鳥の観察、貝掘りや地引網などが楽しめる。
太平洋戦争末期に特攻で戦死した万世陸軍飛行場の航空隊員201名を祈念した戦争資料館。
隊員が遺した手紙などのほか、水上偵察機などの貴重な資料を展示している。
ゴールデンウィーク中に開催される、日本で最も古い歴史を持ち、尚且つ最大級の規模の砂の祭典。
精巧な砂像を見ようと、多くの人が集う。
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最終更新:2025/12/06(土) 13:00
最終更新:2025/12/06(土) 13:00
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