命蓮寺で妖魔夜行 単語


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ミョウレンジデヨウマヤコウ

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命蓮寺で妖魔夜行とは、やまにぃ氏がストーリー仕立てで描く東方卓遊戯の動画シリーズである。

概要

『命蓮寺で妖魔夜行』とは、上海アリス幻樂団同人作品である『東方Project東方シリーズ)』の登場人物である聖白蓮たち命蓮寺の住民達(+α)がTRPG「ガープス・妖魔夜行」をプレイしながら妖怪のあり方とその関係を見つめなおすストーリ仕立てのリプレイ動画であり、東方卓遊戯の一シリーズである。

初心者GMである稗田阿求がSMの助けを借り、回ごとに籠められた考えさせられるメインテーマと知的なギミック、そしてPL達の臨場感あふれるロールプレイと妖魔夜行の世界観によくマッチした感動的なストーリーの面白いリプレイ動画に仕上がっている。
また、二話目以降はあまり他の卓遊戯では見られない面白い形式を採用し視聴者を驚かせた。

もし初見で興味を持たれた方がいたら、是非下記の第0話へのリンク、及びマイリストから動画を視聴して欲しい。

初期数話はエンコード等に慣れていなかったのか画質が少々粗いがすぐに改善されるので「この画質が続くの?」という心配は不要である。

 

 

 

キャラクター紹介(※以下ネタバレ注意)

ゲームマスター(GM)

  • 稗田阿求
    妖怪が説法を聞きに来てくれないと聖白蓮に相談を受け、純粋な彼女に「妖怪の立場になってれば気持ちがわかる」と妖魔夜行のプレイを薦めた張本人。本心は自分がTRPGにデビューしたかったのが一番の理由だったらしい。しかし、毎回のセッションにかなり深いテーマを込めており、聖の想像以上に彼女への問題提起や意識改革などの相談への応えは真摯に行なっている模様(入れ替わりで呼ばれるゲストメンバーが、またそのテーマと深い関係を持つ方々なのもあるが)。
    持ち前の一度見た物を忘れない程度の能力(リアル記憶力2Lv)でもって膨大なデータを持つガープスを諳んじており、PCのキャラクターシートも一部の気も留めていない部分を除いて暗記しているのか判定もスムーズで的確な裁定をし、『PCの弱点や所持技能の穴をつく事』も得意とする。というか、わりと腹黒い。
    しかし初心者GMゆえの表情や言葉から考えや秘密が読まれやすいという欠点も持っており、SM(非固定制)のフォローを受けることもしばしば。というか頻繁に黒い殺意の波動を立ち上らせている。
    PCをいかに追い詰めるか、そしてその窮地をPCがドラマティックに乗り越える展開が起こることに情熱を燃やしており、条件や制限つきの戦闘を好み、同時に面白いことは全てにおいて優先させるというスタンスを持つ。但しその殺意は(ry。
    視聴者から付けられたあだ名は『あきゅま』。

プレイヤーキャラクター

命蓮寺メンバー

  • 蓮沼 聖子 (PL:聖白蓮)
    正体は「変身超人『星蓮騎聖ホワイトロータス』」(ヒーローへの思いが実体化したもの)。阿求に誘われた聖が仮面ライダー(電王)を基本イメージに作り上げたヒーロー妖怪。ネットワーク「蓮沼探偵社」のリーダー(ネットワークの大本の長は別にいるが)であり、人間の顔として探偵事務所所長をしている。
    が、戦闘能力及び戦場指揮官としては非常に優秀な反面、誠実かつ朴念仁である上に知力があまり高くないのもあわさり、探偵業にはあまり適性があるとは言えず他のメンバーに頼り気味である。その分戦闘能力はネットワーク内でも随一であり、HPが半減してから使える必殺妖術ホーリーブレードは生半可な妖怪なら一撃で切り伏せる威力を持ち、加えて『人間を傷つけない』という限定を逆利用した斬魔剣・弐の太刀的な利用が可能(但しあくまで人間が対象外なので、その人間の着ている服ははじけ飛んでしまう)。
    聖の迫真の正義RPと合わさり、心の闇にとらわれ暴走したぬいを最後まで諦めず救い、窮地に陥った状況をひっくり返すなど土壇場で強さを発揮する。……その反面、探偵業などの日常場面ではなぜかダイスの出目が振るわず(技能が低めなのもあるが)、『探偵業に向いていない探偵』と言われている。
     
  • 林 奈津 (PL:ナズーリン)
    正体は「コーヒー妖怪」(コーヒーを飲んだら眠れなくなるという思いから妖怪化)。「蓮沼探偵社」に所属する褐色肌のメイドさんで、聖子をご主人様と呼ぶ。
    妖怪としての色物度合いに反するかのように、そつも不足も無い優秀な能力と極めて出来たRPで事務所の実際の探偵業務を担う『出来た珈琲』。ここ一番のところでクリティカルを出すなど、ダイス運にも恵まれている。PL自体も人格的に実に出来ており、そのRPはとても初心者には思えないと阿求に評された。ただ一つ、記憶操作の限定条件を苺に見抜かれ記憶を消せなかったのが心残りらしく、苺が探偵事務所を訪れるたび珈琲を出して記憶を消去しようとしている(もちろんその度に断られている)。
    余談だが、奈津のデータはうp主が以前実際に妖魔夜行で遊ぶときに使っていた妖怪キャラが元になっているらしい。実用性の高い隙の無い作りこみはそれに由来したものか。
     
  • 星野 大香 (PL:寅丸星)
    正体は「風の妖精(要するにシルフみたいなもの)」。「蓮沼探偵社」でバイトをする大学生。主に交渉事を担当するが、好色でありながら男嫌いであり、結果として結果として同性を口説いて回っている。また、大学を在学できる期間中堪能すると決めており、講義をサボりまくっている。はっきり言うと問題児である。
    妖怪としては空気の体、飛行、透明化などの優秀な能力を持つがその能力を活かし切れているとは言えない状況であり、むしろPL本人の勘や迫真のRPをともなった交渉の方で目立っている。その為状況次第では活躍の場がなかなか得られず、ほとんど活躍できず戦闘が終了することも。PLにしろPCにしろ存在感はあるので体のように『空気』にはならないが。
    ちなみにこのキャラの性格は某アイドル4コマ漫画の久米さまとアトラク=ナクアの初音姉さまが元となっているらしい。混ぜるな危険。
     
  • 市井 鈴 (PL:雲居一輪)
    正体は「猫又」。「蓮沼探偵社」でバイトをする大学生。オーソドックスな妖怪であり探査能力や化けるでの潜入操作を得意とする……が、奈津や更紗がサポート系として優秀すぎるため、もっぱら探偵事務所の「迷子猫探し」担当となっている。その捜索発見確率が100%なので「蓮沼探偵社」のウリの一つとなっているので実用性はあるが。
    妖怪としての全体的な性能は公式データに存在するミケ(三池陽子)をベースとしているのでバランスは良いが突出した性能は無く、特化型が多いメンバーの中では影が薄くなりがち。戦闘能力も決して低くはないが高いとも言えないレベルで、可もなく不可もなくといったところ
    正直なところPCの印象よりPL自身が聖やそのRPに興奮している声(外野時含む)の方がよっぽど印象に残るだろう。
     
  • 南 更紗 (PL:村紗水蜜)
    正体はカメラの九十九神。「蓮沼探偵社」の入っているビルの一階で写真店を営む、現在ネットワークでは唯一聖子より年上の妖怪。その為聖子に頼られる立場にあり、実質この序と奈津が事務所の経営(及びお財布の紐)を握っている。メンバーの中では比較的裕福(他は貧乏だが彼女は標準)であるが、地域知識/商店街を取って安い店を探そうとするほどけちんぼである。探偵事務所を喫茶店がわりにしていて、珈琲を飲むためだけに入り浸っている面も。
    記憶力2Lvに高知力、オーラ感知や妖力、妖術感知を持つ完全サポート系高性能妖怪。また精神系の技能も充実しており、妖力と妖術の複写もあるため様々な状況に対応できる。
    PLはベテランプレイヤーであり場を読む力にも長けるが、メタ読みが酷すぎてペナルティを受けたりPL視点でPCを行動させてしまったりとそれゆえの失敗もたびたびある。しかし恐ろしく勝負強く、GMの予想外の場面でクリティカルを出すなどしてPTを救うことが多い。シナリオブレイカーであり、同時にGMがシナリオ修正しようとする時に積極的に協力する面もある。
     
  • 縫縄 ぬい (PL:封獣ぬえ)
    縫縄神社に奉納された、針供養された針から生まれた九十九神。一話のボスにして二話目以降の追加メンバー。
    かつて「縫縄さま」という神社に祀られていた親代わりの妖怪の元で修行していた際に、裁縫の上達を神社で願った梨花の願いを叶える為に彼女の家に居候して共に修行していたが、ある事故で梨花に大怪我を負わせてしまい、「一人前になるまで」梨花に合うことと神社を出ることを禁止されてしまう。
    やがて(おそらくは戦慄のミレニアム関連で)縫縄さまが失踪し、それ以降続いた孤独に耐え切れず梨花に会いに行ったとき「大切にする」と約束した裁縫セットが粗末に扱われているのを見てショックを受け、生まれて初めての自分の感情を『憎悪』という形で爆発させてしまう(実際は梨花はぬいに関する記憶を消去されていた故の行動だったのだが)。
    事情を知ってなお一度爆発してしまった感情を制御できずに暴れるが、「蓮沼探偵社」のメンバーの奮戦と梨花が彼女の為に作り上げた『プレゼント』とそれに込められた思いにより正気に戻り、その身元は「蓮沼探偵社」預かりとなる。
    二話以降はそれまで出来なかった人間変身を取得し小柄な高校生として人間社会への参加を始める。PCとしてのぬいは機転が利き戦闘能力も補助能力優秀。裁縫の超技能で切れ端から服を作り上げることが出来、服があらわれない人間変身をもつ妖怪の救済(そして視聴者の慟哭)も可能。二話では最後のボスをクリティカルで開幕無力化してしまい、完全に見せ場を独り占めしてしまった(あまりの出来事にGMは土下座してまでルール外の挽回の可能を求めた。無駄だったが)
    ちなみに、一話のハートフルなストーリーはほぼPL(当時はSM)のぬえが書いたものであり、「どうすれば聖が喜んでくれるか」と考えながら書いたらしい。可愛い。これはPCとしてのRPにもあらわれており、随所で可愛らしいぬえを見ることが出来る。眼福。
     

ノンプレイヤーキャラクター

  • 岡崎 苺
    妖怪大好きな我らが岡崎教授。重度のオカルトマニア(妄想2Lv)でその知力17という驚異的な能力をまともに活かせなくなっている残念な天才。周囲にその問題行動は知れ渡っており、何か問題や異常な事態が起こったとしても『苺教授のやることだから』とその人徳(?)で納得されてしまう。教授いつもなにやってるの。
    直情、かんしゃく、好奇心2Lvを持つ完璧なトラブルメイカー。しかし色々なコネと豊富な知識と蔵書、妖怪に関連しそうな事件をみつける彼女の勘は「蓮沼探偵社」の調査に欠かせないものとなりつつある。奈津に嫌われていて、彼女は苺から妖怪に関する記憶を消し去ろうと思っているが、既にその方法(コーヒーを飲ませる)を知られてしまっていたためあっさり回避される(そもそもかなりの確率で抵抗されるが)。ちなみに苺自身はリアクションが面白い奈津がもっともお気に入りらしい。
    本編では語られていないが、こっそり「特殊な背景/文明8L」をもっている。本当に何者なんだあんた。
     
  • 朝倉 梨花
    苺の友人で服飾デザインの専門学校講師。裁縫の腕は確かだが、片付けが壊滅的に下手。
    かつてぬいと一緒に暮らしたこともある唯一無二の親友だが、とある事件をきっかけにその事実自体を忘れてしまっている。それ故「約束を破られた」と勘違いしたぬいのやり場のない怒りの標的となる。
    記憶を取り戻した後は危険を承知でぬいの説得に同行し、PC達と共にぬいを救って再び彼女との絆を取り戻した。
     

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最終更新:2025/12/07(日) 03:00

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