喧嘩番長6

最凶の男が最強の漢になる物語

正式名称、喧嘩番長6 SOUL＆BLOOD
喧嘩番長シリーズの6作目である。

概要

2014年7月11日の「Nintendo 3DS Direct 3rd Party Publisher Games」においてワンシーンが公開
後にニンテンドー３DS専用ソフトとしてタイトルが発表、2015年1月15日に発売された。
任天堂ハードでの初リリース作品でありシリーズのナンバリングを引き継いだ正当続編でもある。

プロデューサーは渡辺一弘、初代２作（４でもシナリオ・設定で参加）を手がけていた「ともぞう監督」こと松本朋幸がディレクターとして再び参加、とある号のファミ通で掲載されたインタビューにおいて、企画や参加の経緯や開発中の紆余曲折について語られている。
開発は松本氏が以前手がけたガチトラ！を製作していたスタジオ斬、来良水寺境内など一部を除く素材やモーションなどで類似点がある（勿論、それらも喧嘩番長用に性能設定や調整がされている）。

６の主な特徴

• 「世界観」
  キャラ造形の一新とともに１・２以来のトゥーンレンダリング・黒縁表現（近くの背景含む）、より表情豊かなキャラが喋るフルボイスのイベントシーンが復活。
  高校３年間の生活や行事を通した物語や、縦読みの吹き出し・擬音・コマ割り・集中線など漫画調の演出が取り入れられた。
  その他にドクロ・有刺鉄線のUIデザインなどのこだわりや、シリーズでは意外と数少ないCERO：C判定ながらこれまでは控えていた一部の表現・シャバ系の技が存在する。
• 「着替え」
  新カテゴリーにリストバンド・アンダーウェア（下半身の下着）・上下セット着（つなぎ・キグルミ）が増加。
  インナー長袖が出せるアウターやブーツイン・長袖シャツやジーンズなどのロールアップ・腰パンなど着こなしが豊富に用意されている（初期公開映像ではパーツに応じたコーディネート判定も存在していた）。
  また４の時と違い、殆どのNPCは季節でしっかり衣替えするようになった（長袖＆厚着・半袖・水着）。
• 「バトル」 
  掴み・馬乗りですばやく視点変更、打撃毎に画面を揺らし、超気合技は暗転・カメラの演出が入り、上記の漫画調表現も相まって全体的に演出が大きく強化されている。
  引き算が目立つ変更されており、Bros.から引き続きスタン値の廃止に加え、巻き込み判定・ジャンプ・空中コンボ・背後攻撃・肺活量が廃止。
  足し算として新操作のガード中ステップでの攻撃を避けることで動きを止めることができ、チャージ攻撃でガードを崩したり、ふっ飛ばし攻撃を仕掛けることで、複数相手でも戦略的に立ち回れるようになっている。
  スタンの替わりに体力が減少すると体勢回復が鈍くなり、強烈なダウン攻撃やつかみ技を入れやすくなるプロレスゲーム的な耐久力が採用されている。
  超気合技はほぼ全てがダメージを直接与えるもののみとなり、付加ステータス等はボス専用のスキルとして採用され、併せ技で連携を組むボス等、考えなしに突っ込むとかなりの反撃を食らう可能性が大きい。
  そして条件下で発動するガード不可能な技も存在する、別名オラオララッシュ。
• 「キャスト」
  今作は喧嘩番長２以来のキャラボイス追加で、当然だが配役が発表されている、ここでは詳細は省くが結果的に豪華声優陣となり、キャラに彩りを与えることとなった。
  キャスティング部門が頑張った為なのか、一部の声優の仕事経歴から６のサブタイのように「宿命や血統」を彷彿とさせる配役になっている。_{そこジョジョとか言わない}
• 「その他」
  好戦状態のNPCにシャミ戦・通行人等にはナンパ（男女は問わない）をLR同時押しで始める、ここでは元祖タンカバトル（３つのワードを繋げる）形式が復活、裏タンカや言い間違いのパターンも存在する
  ミニゲームはポーカー・大富豪・麻雀の他にテニス・釣り・２人制バレー（ビーチバレー）・サーフィンなどスポーツ系が追加（一部はガチトラ！をベースに変更点がある）
  アジト編集、Bros.に続き撮影制約が緩いスクショ保存（下画面タッチ）、バトル時のセリフ編集など継続・拡張されている要素もある。
  恋愛イベントは本編中に組み込まれている為、ストーリーをこなすと好感度以外は併せて進行するようになった。_{早い話、恋愛対象は１人だけ、あの子を選んだりはできない。}
  ローカル通信の２人プレイモードが無い替わりに、ゲーム中に校章を手に入れたキャラはオンラインでランキングバトルに参加させる事ができる、属性やスキルでチームを勝利させてポイントを稼ぐものでカードゲームの形式をとっている。
  なお３D表示は採用されていない。

ニコ生放送（編集中）

スパチュンチャンネルで計６回＋特別編の放送配信が行われた。
ゲームを紹介するMCは朝比奈大吾役の興津和幸・相方として優木かなが担当。　

回数	内容	ゲスト・開発陣
第一回	シリーズ紹介・ ゲームプレイ	なし
第二回	メリケン番長によるゲーム解説	メリケン番長（ともぞう監督）
第三回		檜山修之
第四回	ミニゲーム紹介・ゲスト対決	小西克幸 うさぎ番長（ともぞう監督）
第五回	期末テスト	上坂すみれ（声） ともぞう監督 助監督（開発） 助々監督（開発）
第六回	卒業試験 修正パッチのお知らせ。	子安武人（声） 川澄綾子（声） ともぞう監督を初めとしたスタッフ

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関連項目

• 喧嘩番長