地球戦隊ファイブマン 単語


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チキュウセンタイファイブマン

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地球戦隊
ファイブマン

とは、シリーズ史上初のメンバー全員が「兄弟(兄妹)」そして「教師」である東映製作のスーパー戦隊シリーズ第14作である。

スーパー戦隊シリーズそのものがマンネリ化していた時期の作品だったこともあり、設定等で迷走して視聴率も苦戦した為シリーズ作の中でも不遇を囲っているが、メンバー間の家族の絆や歌う敵幹部、そして熱いストーリーや終盤の盛り上がりから根強いファンを持つ作品である。

※1990年3月2日~1991年2月8日の間、テレビ朝日系列で毎週金曜日17:30~17:55に放送。全48話。

スーパー戦隊シリーズ
第1作 秘密戦隊ゴレンジャー
第2作 ジャッカー電撃隊
第3作 バトルフィーバーJ
第4作 電子戦隊デンジマン
第5作 太陽戦隊サンバルカン
第6作 大戦隊ゴーグルV
第7作 科学戦隊ダイナマン
第8作 超電子バイオマン
第9作   電撃戦隊チェンジマン
第10作 超新星フラッシュマン
第11作 光戦隊マスクマン
第12作 超獣戦隊ライブマン
第13作 高速戦隊ターボレンジャー
第14作 地球戦隊ファイブマン
第15作 鳥人戦隊ジェットマン

あらすじ

銀河系には、命の宿る星がたくさんあった。
だが・・・
それらの星が次々と滅んでいくという謎の現象が起きた。
そんな星のひとつ辺境惑星シドンに、死の星を生き返らせようと開拓に取り組む地球人の一家が在った。

8年前から死に絶えた惑星の復興を研究していた星川博士夫妻は、五人の子供に恵まれ、惑星シドンに星川緑化試験農場を作り、8年かけてシドンの花を咲かせる事に成功した。

しかし、シドン星を砂漠の星に変えた銀帝軍ゾーンが星川博士一家を強襲し、星川博士夫妻は、お手伝いロボットのアーサーG6に子供達を託してシドン星を脱出させた。

星川兄妹のシドン星脱出から20年後・・・1990年。

地球に襲来した銀帝軍ゾーンに対抗する者達がいた。

  • 長男:星川学asファイブレッド
  • 次男:星川健asファイブブルー
  • 三男:星川文矢asファイブブラック
  • 長女:星川数美asファイブピンク
  • 次女:星川レミasファイブイエロー

ニュータウン小学校で教師をしている星川博士の5人の子供達は、星川博士が残した科学技術を元に20年かけて準備していた装備を用いて「地球戦隊ファイブマン」に変身し、1000個目の目標として地球を滅ぼそうとする銀帝軍ゾーンと戦うのだった。

銀河皇帝メドーを頂点に、銀河戦艦バルガイヤーを駆る銀帝軍ゾーンの「ガロア艦長」らが繰り出す銀河闘士達や銀河戦隊ギンガマンらを倒し続けたファイブマンに対して、銀帝軍ゾーンの伝説の英雄である「歌う初代艦長シュバリエ」が合流して激闘が加速する中、20年前に行方不明となっていた両親が生きている事を星川兄妹は知る。

自分達で戦闘用に改造した「ファイブロボ」の弟ロボにあたる「スターファイブ」も合流し、兄弟ロボは合体して「スーパーファイブロボ」となった。

そして銀河皇帝メドーを傀儡としていた真のボスの姿をバルガイヤーが露にすると戦いは加速し、次々と倒されていく銀帝軍ゾーンの幹部達を尻目に銀河超獣化したバルガイヤーに対し、手も足も出ないファイブマンだったが、星川博士の通信をヒントに、ニュータウン小学校の子供達と共に育てたシドンの花を使ってバルガイヤーを弱体化させ、「ガロア艦長」もろとも滅ぼした。

そして・・・

星川兄妹は、両親の待つ宇宙へと旅立つのだった。 

史上初兄妹戦隊

「高速戦隊ターボレンジャー」に続くスーパー戦隊シリーズ14作目であり、長期シリーズの宿命であるマンネリ化が問題視されていた時期だった為、

  • シリーズ初の兄弟(兄妹)戦隊
  • シリーズ初の教師戦隊
  • シリーズ初の戦隊側の巨大ロボも兄弟ロボ
  • シリーズ初の男女で異なる変身アイテムを使用
  • シリーズ初の「本名→変身後の名前」の順の名乗り

といった史上初の試みを盛り込む事となった。

これまでにありそうでなかった「メンバー全員が兄弟(兄妹)」でサポートロボが親代わりになって20年
育てたと言う設定により、(基地の中ではあったが)星川兄妹が家族で仲良く食事するシーンや、家計や家族間の悩み、そして第一話で行方不明になった両親の記憶を有する者とそうでない者の差などが描かれ、「メンバー全員が教師」と言う設定では、小学生とのやりとりが描かれた。

※兄弟戦隊は、本作の後に「救急戦隊ゴーゴーファイブ」「魔法戦隊マジレンジャー」でも描かれている。

名乗りについても、シリーズ初の「自分の名前」を名乗ってから「変身後の名前」を名乗る形式をとり(最初から固定されていたわけではない)、敵とすでに邂逅そして因縁があった事から正体を明かし、教鞭をとる小学校の生徒達や関係者にも正体を明かしていると言う「ヒーローの正体は不明」「ヒーローの正体は隠す」と言うこれまでのお約束を破る試みが行われている。

また、巨大ロボが元々戦闘用ではなかった事もあり、操縦する上で戦闘服の着用が義務付けられておらず、素顔のままで操縦する事もあり、本作における最大の功労者である(番組編成的に)救世主となった初代艦長シュバリエとの戦いでは、シュバリエの歌声を利用した音波攻撃に対抗する為に、スーツを着ていない星川兄妹が巨大ロボに乗った状態で主題歌を歌ったことがある。

他にも、「光戦隊マスクマン」以来のダブルヒロインを採用した為、星川兄妹の女性陣が缶詰にされたり、敵の側女にされたりといったピンチシーンが描かれた。

キャストについては、「超獣戦隊ライブマン」や「高速戦隊ターボレンジャー」のアイドル路線をとりやめ、劇団出身者や倉田プロのアクションの出来る俳優らが抜擢され、スタッフの面では、特撮監督が矢島信男から佛田洋に交代した。(戦隊シリーズで多くの脚本を担当した曽田博久は本作が戦隊シリーズ最終作となった)

しかしこれだけの新機軸を打ち出しても、地球戦隊ファイブマンは「シリーズのマンネリ化」を打破する事に困窮した・・・ 

迷走・・・そして復活

当時のスタッフも認めている通り、本作の制作時期はスーパー戦隊シリーズがマンネリ化しており、スタッフ内にもマンネリ感が漂っていたと言われている。

マンネリ化による「迷走」は、「地球戦隊ファイブマン」と言う「五人の戦隊だからファイブマンはないだろう」と思えて仕方の無い、とってつけたような名前で印象を植え付けにくいタイトルに現れており、「兄弟戦隊」の点も回を重ねるごとに家族らしいやりとりが少なくなり、兄弟のうちの一人を主役に据えてどちらかと言えば学校関連のエピソードが多くなっていくという、「家族の絆」と言うメインテーマが薄くなっていき、裏番組が「らんま1/2熱闘編」だったこともあって、視聴率面では第26話の段階で1.8%まで降下し、最低視聴率記録を更新してしまった。
※最低視聴率記録は、後に「激走戦隊カーレンジャー」にて暴走戦隊ゾクレンジャーにより更新された。

玩具面でも、男性メンバーと女性メンバーの変身アイテムを別々にした事から、女性用の変身アイテムの売れ行きがイマイチで、基地ロボであった「マックスマグマ」にいたっては、¥16800と高額の割りに、必殺技のポーズをとることが出来ず、動く場所もほとんどなく、変形も簡素な為プレイバリューが高いとは言えず、大量の在庫を出してしまうと言う状況となった。

人気低迷の理由の一つに、敵役のコメディ化が上げられる。

当初は主役中の主役であるファイブレッドとの因縁設定をもった敵の筆頭幹部「ガロア艦長」が、元々敵側がエイリアンの混成軍団と言う事もあってか、回を重ねるごとに権威が失墜し、果てには「さかさまデー」により、戦闘員にこきつかわれ、怪人に土下座すると言うカリスマブレイクが行われ、掃除係にまでおちぶれると言うコミカルな展開が描かれており、ガロア艦長の最期はスーパー戦隊シリーズの筆頭幹部の中でも情けなさでも他の追随を許さないものとなっている上、他の幹部についても軽薄だったり、剣士を名乗っているのに名誉を重んじず、どちらかといえば卑怯千万なキャラと、敵側の魅力がどんどん表層だけでのものとなっていった。

メイン視聴層の子供向けに「5くん人形」と言うパペットを作中に登場させてみたものの、余りに幼年層に向けた内容過ぎた事や、本編へ流れを悪くするだけだった事から空砲に終わり、平均視聴率は4%台と当時としては低い数字となっていた。

こうして・・・数々の「迷走」により打つ手はないかと思われたファイブマンだったが・・・あるキャラクターの登場をきっかけに視聴率は上昇する事となった。

そのキャラクターの名前は「初代艦長シュバリエ」。

「歌でヒーローになる歴戦の勇士」と言うわかりやすさや、それまでのコメディ路線を一蹴するようなかっこよさ、そしてファイブマンを追い詰める強さから救世主となり、スーパーファイブロボの頭部と左腕がもげて倒されるといったハードな展開も増え、スーパー戦隊らしい熱いストーリーと家族の絆が強調されるようになったシュバリエ登場以降の視聴率は約8%台と倍増し、第31話は同じ放送枠のスーパー戦隊シリーズで最高となる13%を記録する等回復を遂げた。

スタートでつまづいたものの、中盤からは回復した「地球戦隊ファイブマン」により、マンネリ化による問題点があぶりだされるかたちとなったスーパー戦隊シリーズは、次回作「鳥人戦隊ジェットマン」でメインスタッフの大幅な入れ替えを行い、雨宮慶太や井上敏樹ら新しいスタッフを採用して、更に高年齢層も意識した作品づくりを行う事となった。

負の要素が多い為か、スーパー戦隊シリーズでも一番の不遇を囲っている「地球戦隊ファイブマン」だが、スーパー戦隊シリーズでも屈指の出来の主題歌や、中盤から後半にかけても熱い内容には「もっと評価されるべき」存在として、映像パッケージ化が待たれる隠れた名作だとも言える。

ファイブマン

シドン星で惑星復興の為に尽力していた星川博士一家が、銀帝軍ゾーンによる攻撃をうけた際に、アーサーG6と共に地球に帰還した星川家の五人の兄妹が「地球戦隊ファイブマン」である。

銀帝軍ゾーンの地球攻撃を予期していた星川兄妹は、アーサーG6が親代わりとなって育てられながら、20年の時の経過の間に惑星開発用のマシンを戦闘用に改造し、銀帝軍ゾーンとタ戦う装備を用意していた。

そして星川兄妹がニュータウン小学校で教鞭をとる生活を送る中、地球に襲来した銀帝軍ゾーンに対して、五人は「地球戦隊ファイブマン」となった。

ファイブマンの標準装備
Vチェンジャーブレス/Vチェンジャーコンパクト
  • ファイブマンの変身用アイテム。
  • 星川学・健・文矢の男性三人が使用するのがブレス型の「Vチェンジャーブレス」。
  • 星川数美・レミの女性二人が使用するのがコンパクト型の「Vチェンジャーコンパクト」。
  • 単独時は個別名を、複数時は「ファイブマン」と叫んでVチェンジャーを掲げる事で変身する。
  • エネルギーを使い切ると再チャージまでの一定時間変身出来ない。
ファイブラスター/Vパワーグリップ/Vサーベル
  • ファイブマン五人の共通装備。
  • レーザー銃が「ファイブラスター」で、ファイブラスターのグリップ部分が「Vパワーグリップ」。
  • ファイブラスターは剣形態の「Vサーベル」に変形可能。
  • Vパワーグリップはファイブマンの個人装備と合体させてパワーアップさせる効果がある。
  • 玩具では、Vパワーグリップを個人装備と合体させるとファイブラスターの銃身が余る。
ファイブテクター
  • Vパワーグリップをベルトのバックルに装着して体当たりする技で大ダメージを負った星川健が開発したプロテクターで、スーパー戦隊シリーズ初のメンバー全員用の強化パーツ。
  • 肩の「ショルダーガード」脛の「パワーレガース」下腕の「アームシールド」で構成され、ファイブマンのパワーを増強する効果も持ち合わせている。
  • ファイブテクターを装着し、全身にエネルギーを纏って体当たりする技は、あえて「ファイブテクター」と同じ名前になっている。(本当に狙って同じ名前にしたらしい)
  • ファイブレッドとビリオンの最後の戦いでは、ファイブテクターの存在が勝敗を決めた。
ホークアロー
  • ファイブマンの5人専用オフロードバイクで、最高時速は330km/h。
  • 人間用車両系の為かほとんど出番が無い。

「ファイブマン」に変身した星川兄妹は、

  1. 「星川学、ファイブレッド!」
  2. 「健、ファイブブルー!」
  3. 「文矢、ファイブブラック!」
  4. 「数美、ファイブピンク!」
  5. 「レミ、ファイブイエロー!」
  6. 「地球戦隊!ファイブマン!」

と、スーパー戦隊初のらしい「本名→コードネーム」順に名乗りを行う(毎回行っているわけではない)。

また、星川兄妹五人は全員「ニュータウン小学校」の教師となっているが、

  • 小学校なのに星川兄妹は各教科専門の教師をしている。
  • 星川文矢と星川レミは20歳で教師をしている。

点については、現代の日本とは異なる教育制度なのだと空気を読もう。 

「星川学」 演:藤敏也
  • 星川兄妹の長男で27歳のニュータウン小学校で理科を担当する教師な学兄さん。
  • 名前は「まなぶ」ではなく「がく」と読む。
  • 7歳の時に惑星シドンでガロア艦長の額に傷をつけ、一時期はライバル関係にあった。
  • 地球に戻った後、弟や妹の父親代わりを務めている為、言動が保護者な視点になっている。
  • 父親譲りか科学全般を得意とし、剣道の腕前も抜群で子供達に剣道を教えている。
  • 努力する才能を備えた人物であり、日々剣道の練習を怠らない。
  • 皆のまとめ役として冷静沈着に務めようとするが、根が責任感が強い性格な為、困っている人を見かけると助けずにはいられない。
  • 父親代わりとして弟や妹達の相談相手になっているが、逆に自分の悩みを相談する事が出来ず、両親不在の事を悩んだ時期もあった。
  • 苦手なものは幽霊やお化けの類。
  • シドン星の花をニュータウン小学校の生徒達と共に育てており、シドンの花が地球で咲いた時、銀帝軍ゾーンは地球に現れ、生徒達が守ったシドンの花が最期の切り札となった。 
「ファイブレッド」 演:新堀和男
  • 星川学が変身する戦士で、額に原子運動をモチーフにしたマークをつけている。
  • 個人装備のVソードでの剣技を得意とし、接近戦では無双の強さを誇る。
  • また戦いの際は、リーダーとして冷静沈着に状況を分析・対応し、皆を鼓舞する役目を担う。
Vソード
  • VシャトラーとVパワーグリップを合体させたファイブレッドの個人武器の長剣。
  • 厚さ3cmの鉄板を切り裂き、剣先で触れた物体を分析する事が出来る。
Vソードアタック
  • Vソードにエネルギー集めて真一文字に切り裂くファイブレッドの必殺技。

※放送当時「星川学」兄さんの人気は高く、白衣を着るだけと言う簡単なコスプレ要素もあって、学兄さんのコスプレが大量発生したイベントがあったりしたらしい。

「星川健」 演:信達谷圭
  • 星川兄弟の次男。25歳のニュータウン小学校で体育を担当している教師。
  • 兄妹順としては学兄さんの直ぐ下の第二子。
  • スポーツ万能の好青年で、他人にも自分にも厳しい性格をしているが、宝くじの一番下の賞が当たっただけで喜ぶ無邪気な面もある。
  • ファイブマンのサブリーダーを務めているが、感情的に突貫する事も多く、また弟や妹に過酷なトレーニングを課す為反感を買う事もある。
  • かと言って脳筋系ではなく、ファイブテクターを開発している。
  • 子供達に勇気の大切さを教える為に、変身せずに「アメーバルギン」と戦った。
「ファイブブルー」 演:石垣広文
  • 星川健が変身する戦士で、額に運動している人間をモチーフにしたマークをつけている。
  • スポーツ万能の健らしいパワフル&アクロバットな戦いを得意としている。
  • 第37話「人間大砲」では、スーパーファイブロボのジェットナックルを利用して自らを砲弾として飛ばして巨大銀河闘士を倒す等、戦いの最中に対応策を閃くことがある。
ツインアレイ
  • ツインフリスビーとVパワーグリップを合体させたファイブブルーの個人武器。
  • ツインフリスビーは爆弾にもなる他、ツインヨーヨーと言う小型円盤を内臓している。
リングアレイ
  • きりもみ回転しながらツインアレイで敵を殴りつけるファイブブルーの必殺技。

※ファイブブルーに変身する星川健を演じた「信達谷圭」は、「しんだちや・けい」と読み、ウルトラシリーズにも出演経験がある。

「星川文矢」 演:小林良平
  • 星川兄妹の三男で、20歳のニュータウン小学校で国語を担当している教師。
  • 名前は「ふみや」と読む。兄妹順としては末っ子で、レミとは二卵性双生児の姉弟の関係。
  • 言語学の天才で、日本各地の方言や世界各国の言語を話す他、宇宙語も話す事が出来る。
  • 空手を得意とし、双子の姉で拳法を得意とする双子の姉レミとのコンビネーションに定評がある。
  • 食欲旺盛で兄や姉のおかずを横取りしたり、金銭感覚が壊滅している為、姉の数美を困らせている。
  • シドン星を脱出した際にまだ赤子だった為、両親の記憶が無い事がコンプレックスな上、末っ子扱いされる事にイライラしたりする事も。
  • 気まずい事があると頭をかく癖がある。
「ファイブブラック」 演:大藤直樹
  • 星川文矢が変身する戦士で、額に四角で囲った「語」の字のマークをつけている。
  • 空手を応用した連続攻撃や、双子の姉のファイブイエローとの連携攻撃を得意としている。
  • 兄のファイブブルー以上のパワーの持ち主でもあり、格闘戦では無双する。
パワーカッター
  • ブラックジョーとVパワーグリップを合体させたファイブブラックの個人武器。
  • 右手にとりつけた2枚の刃で、直径2cmの鉄棒を切断する。
  • ブラックジョーは、カッターディスクと言う刃のついた円盤を発射する。
スピンカッター
  • 回転しながらパワーカッターで敵を切り裂くファイブブラックの必殺技。

※双子の星川文矢と星川レミを演じた小林良平と早瀬恵子は、地球戦隊ファイブマンでの競演が縁で、放送終了後に結婚して子供を設けている。

「星川数美」 演:宮田かずこ
  • 星川兄妹の長女で、23歳のニュータウン小学校で算数を担当する教師。
  • 兄妹順としては第三子にあたり、学と健は兄にあたる。
  • フェンシングを得意としており練習は欠かさない。ストレス発散も兼ねて練習する事も。
  • 世話好きで包容力があり、家事全般を担当し、時には母親代わりを務める事もある。
  • 頭脳明晰でコンピュータ並の計算能力を持ち、状況判断力や分析力も高い。
  • 惑星シドンで銀帝軍ゾーンの攻撃をうけた事が恐怖の感情として残っていたが、それを克服する気丈さを持っている。
「ファイブピンク」 演:蜂須賀昭二
  • 星川数美が変身する戦士で、額には「+」「×」「÷」を重ねたマークをつけている。
  • 得意のフェンシングで、敵の弱点を解析して急所を突く戦いを得意としている。
  • 非力な為パワー系の敵により窮地に陥る事もあるが、自慢の分析力で状況を打破する。
  • ファイブピンクのハート型のゴーグルには、敵の動きを探知するファイビックスアイが備わっている。
キューティーサークル
  • サークルピュータとVパワーグリップを合体させたファイブピンクの個人武器。
  • 厚さ1.5cmも鉄板を貫く突き専用の剣で、解析した弱点を突く。
  • サークルピュータは、ファイブピンクの分析能力をサポートする万能計算機。
サークルフィニッシュ
  • キューティーサークルで敵を突くファイブピンクの必殺技。

※ファイブピンクは、スーパー戦隊シリーズ初めての「イエロー」より順番が前の「ピンク」である。

「星川レミ」 演:早瀬恵子
  • 星川兄妹の次女で、20歳のニュータウン小学校で音楽を担当する教師。
  • 文矢とは二卵性の双子で、レミが姉である為、兄妹順は第四子にあたる。
  • 姉の数美と異なり、とても活発な行動派で拳法を得意としている。
  • また絶対音感を持っており、戦闘時にもリズムを取り入れて戦う。
  • 空手を得意とする双子の弟の文矢とのコンビネーションに定評がある。
  • 演じた早瀬恵子が倉田プロに所属しているアクション女優の為、生身の拳法シーンが格好良い。
「ファイブイエロー」 演:蜂須賀祐一
  • 星川レミが変身する戦士で、額に8分音符のマークをつけている。
  • 得意の拳法で戦い、特に麒麟拳酔拳を得意としている。
  • 双子のファイブブラックとは、キックの応酬等のコンビネーションを得意としている。
メロディータクト
  • イエローフルートとVパワーフリップを合体させたファイブイエローの個人武器。
  • タクトの先から出す頑丈な黄色いリボンで敵を縛り上げる。
  • イエローフルートは、脳に影響を与えて敵の戦闘意欲を削ぐ音を奏でる笛型武器。
メロディーパワー
  • メロディータクトのリボンで縛り上げた敵にエネルギーを流しこむ技。
  • 銀帝軍ゾーン以外のとある業界ではご褒美かもしれない。
ドレミ拳
  • 「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」の掛け声に合わせて、メロディータクトで殴る技。

※早瀬恵子は、「咲田めぐみ」へ改名後に「忍者戦隊カクレンジャー」で「花のくの一組」を演じ、その後「成嶋涼」に改名した。 

必殺技

ファイブマンの必殺技は、全員の固有技を次々と繰り出すというある意味オリジナリティの無い「ブラザーアタック」、アーサーG6が変形する「アースカノン」、そしてテコ入れ用のフォーメーションアタック系の技「スーパーファイブボール」 とあり、アースカノンを除けばやっつけ感が強く、番組作りに「迷走」したファイブマンらしいと言える。

ブラザーアタック
  • ファイブマンの五人が固有装備による攻撃を次々と繰り出す初期必殺技。
  • 「兄弟戦士ブラザーアタック!」とファイブレッドが合図した後、
    • ファイブイエローのメロディータクトで敵を捕縛し、
    • ファイブピンクのキューティーサークルで攻撃し、
    • ファイブブラックのパワーカッターで攻撃し、
    • ファイブブルーのツインアレイで攻撃し、
    • ファイブレッドのVソードアタックで締める。要するに縛られて動けない敵をボコる技である。
  • 放送時間の都合に対応した「四人分をまとめて行ってから締める」バージョンもある。
アースカノン
  • 星川兄妹の親代わりとなって育ててきたアーサーG6が変形する必殺バズーカ。10万度の火炎を砲弾状にして発射する。
  • 元々封印されていた機能だが、苦戦するファイブマンを助けたいと思うアーサーG6の思いと事故が重なって、変形機能が使用可能になった。
  • マグマベースから出撃したアーサーG6が、変形しながら飛来し、「レディ」「ターゲットロック」「ファイア」の後に、アーサーG6が「ゴー」と締めて発射する。
  • ファイブマン五人全員で担がないと駄目なほど重量がある。
  • スーパーファイブロボを倒したビッグガロアンを倒した技であり、アースカノンへの変形が、アーサーG6が最強のサポートロボとも言われる由縁の一つである。
スーパーファイブボール
  • アースカノンを破られた際に登場した「秘密戦隊ゴレンジャー」「太陽戦隊サンバルカン」リスペクトなフォーメーションタイプの必殺技。
  • ファイブマン五人のエネルギーをボール型爆弾をパスしながら注入して行き、その回の主役キャラが最後にパスをうけてから叩きつけて敵を倒す。
  • 当時は小学生の間でドッジボールがブームになっており、テコ入れの一つと思われる。

巨大ロボ

「合体!トリプルジョイント!」

ファイブマンの1号ロボ「ファイブロボ」は、星川博士により設計・開発された兄弟ロボのうちの「お兄ちゃん」にあたるロボットである。

ファイブロボ
全高:36.5メートル 重量:268トン 出力:180万馬力
  • 「スカイ・アルファ」「キャリア・ベータ」「ランド・ガンマ」の三機が「合体!トリプルジョイント!」の掛け声と共に合体する。
  • 元は星川博士が非戦闘用のロボットとして開発したものだったが、星川兄弟により戦闘用に改造された。
  • 武装は両腕のツインカノンの他に、異次元から出現する剣「超次元ソード」を装備しているが、スーパー戦隊シリーズでは珍しく必殺剣技に特定の名前が無い。
  • なお、スターキャリアに乗って高空からジャンプして斬る技には「兄弟ロボフライングアタック」と名前がついている。

スカイアルファ

全長:25.5m
  • ファイブロボの頭部~胸部に変形する戦闘機。
  • 搭乗者はファイブレッド。
  • 装備は5連ビーム砲「アルファレーザー」
重量:83t
最高速:マッハ4

キャリアベータ

全長:22.9m
  • ファイブロボの腰~脚部に変形する巨大トレーラー。
  • 搭乗者はファイブブラックとファイブイエローの双子組。
  • 装備はミサイルを発射する「ベータランチャー」。
重量:147t
最高速:420km/h

ランドガンマ

全長:12.3m
  • ファイブロボの両腕部に分離する巨大戦闘車両。
  • 搭乗者はファイブブルーとファイブピンクの年長組。
  • 装備は車体上部の「ガンマカノン」。
重量:38t
最高速:700km/h

ファイブトレーラー

全長:34.1m
  • キャリアベータに、機首と翼を折りたたんだスカイアルファを牽引車として合体させ、後ろ向きにランドガンマを搭載した巨大トレーラー形態。
重量:268t
最高速:390km/h

ファイブロボは、スーパー戦隊シリーズでも屈指の小型の1号ロボで、外観も目立った突起物や飾りの無いシンプルなデザインとなっている。その為、スーパー戦隊シリーズの1号ロボでもダントツの見た目のインパクトの薄さを誇るロボットだと言える。また頭部デザインも地味で、ある意味「スターファイブ」の方がまだ主役ロボっぽい顔をしている。

「変形!スターラウンド!」

ファイブマンの2号ロボ「スターファイブ」は、シドン星の戦いから奇跡的に生き残った星川博士が、地球に帰還する為に設計・開発したロボットであり、同じ父親から生まれた兄弟ロボットの弟くんと言える。

スターキャリア/スターファイブ
全高:39.8メートル 重量:292トン 出力:160万馬力
  • 宇宙空間を航行可能な大型戦闘機「スターキャリア」が分離・変形して「スターファイブ」になる。
  • 銀河系P16惑星に逃げ延びていた星川博士により設計・開発された「ファイブロボ」の20歳の年の差のある弟ロボで、マグマベースと合体可能な点から設計済みのものを開発したと思われる。
  • 星川夫妻が助けたグンサーにより強奪され、グンサーが地球に現れると同時に星川兄弟の前に登場した。
  • その後、グンサーから譲り受けて2号ロボとして活用するようになった。
  • 2丁のスターガンと、ブーメランにもなるスターシールドを装備しており、スターガンからはなつスターハングビームで捕獲してからスターガンで射抜く「ハングビームエンド」と、スターガンを二連装にしてはなつ「ファイブビームエンド」と言う必殺技を使う。

お兄ちゃんがもっていない「名前のある必殺技」を持っている弟ロボだが、こちらもまた基本的に地味なシルエットをしているが、頭部がお兄ちゃんよりも幾分主役ロボっぽいマスクフェイスになっている。

「合体!スーパーブラザージョイント!」

ファイブロボが分離したスターファイブと合体した姿が「スーパーファイブロボ」である。

とりあえず・・・「ブラザージョイント!」って言葉に卑猥さを感じる駄目な子にはスーパーベクトルパンチです。

スーパーファイブロボ
全高:52メートル 重量:560トン 出力:320万馬力
  • 第20話「燃えろ兄弟ロボ」から登場した兄弟ロボ合体巨大ロボで、スーパー戦隊シリーズ初の4機(「スカイアルファ」「キャリアベータ」「ランドガンマ」「スターキャリア」)合体ロボである。
  • 基本的には、分離したスターファイブがファイブロボも各部を覆う事で完成し、合体の際には星川兄弟の男の子達が操縦席のモニタで↓の様な合体確認を行う。
    • ファイブブラック「レッグアーマーOK!」
    • ファイブブルー「アームカバーOK!」
    • ファイブレッド「ヘッドギアOK!」
  • ファイブレッドの確認の後に鳴らされる指パッチンの後に「完成!スーパーファイブロボ」と叫んで合体が完了する。
  • 頭部にスーパーファイブロボビームや妨害電波ビームを備え、両腕には拳を発射するジェットナックルを備えており、第37話では、ジェットナックルの代わりに、ファイブテクターを装着したファイブブルーを発射した事がある。それなんて「人間大砲」。
  • 締めの必殺技は、両足首の光速ジェットを加速して全身のエネルギーを集めた右拳から繰り出される「スーパーベクトルパンチ」。
  • 第47話では、左のパンチも決める「ダブルスーパーベクトルパンチ」も使用している。
  • 銀河超獣と化したバルガイヤーにトドメをさした火の玉突撃には特に名前が無い。

玩具では、巨大な高下駄状の足と、足に二段の高下駄を履いた事により、全長の半分以上もある長い脚に目を引くが、番組中では調整されている為、巨大ロボが合体した姿なのに、とてもすっきりとしたシルエットをしている。

「合体!マックスクロス!」

本来ならファイブロボのお兄ちゃんとも言えるロボットがファイブマンの不良債権ピザ巨大ロボが「マックスマグマ」である。「マッスグマ」ではない。

マグマベース
  • 星川兄弟の自宅兼ファイブマンの基地。
  • 元々は、星川博士が荒廃した惑星を蘇らせる夢の為に設計・建造した宇宙船で、シドン星でも一家の自宅となっていた。
  • 内部には「スカイアルファ」「キャリアベータ」「ランドガンマ」を収納し、背面部に「スターキャリア」を設置しておく事が出来、各部のパーツを組み替える事で超巨大ロボ「マックスマグマ」となる。
マックスマグマ
全高:77.6メートル 重量:2980トン
  • ファイブマンの基地「マグマベース」とスーパーファイブが合体(格納)してピザで短足の人型要塞ロボ。
  • 超巨大ロボだが歩行できずホバーで移動する為、両脚は完全にかざりとも言える。(実際には格納する際の空きスペースとなっている)
  • 必殺技は、全身の24門の砲塔から一斉掃射する「ダイヤモンドマックス」。

バブル崩壊が始まった頃に、ファイブブルーとファイブピンクの中の人による実演ビデオ付きで16800円と言う高額アイテムとして登場したが、シルエットは寸胴のピザロボで、ダイヤモンドマックスの発射態勢すらとれないというプレイバリューの低さと、そのあまりの巨大さから敬遠されたのか売れ残って値崩れを起こし、不良債権な基地ロボとなってしまった。顔はハンサムなんだけどね。

協力者

「アーサーG6」 CV:松本梨香 演:田邊智恵

身長:163cm 体重:180kg 知能指数:300
  • 星川博士が製作した家事全般をこなす教育熱心なサポートロボ。
  • 惑星シドンで星川夫妻や子供たちと共に暮らしていたが、銀帝軍ゾーンの攻撃を受けた際に、星川夫妻から子供たちを託され、地球に帰還後は、父親・母親代わりとなって星川兄妹五人を育てあげた。
    (EDでは、星川兄妹の成長イベントに保護者として記念写真に写っている)
  • 星川兄妹が全員成人した後も教育熱心さは変わらず、生活態度にも口を出す為に煙たがられることも。
  • 時にはファイブロボを操縦してファイブマンの危機を救う勇敢さも持ち合わせている。
  • 実はその身は、ファイブマンの最強火器「アースカノン」に変形する事が可能だった。
  • ゆえに戦隊シリーズのサポートロボの中でも最強の支援キャラと評価されている。

「星川博士(ほしかわはかせ)」 演:三ツ木清隆

  • 星川兄妹の父親で、マックスマグマやスターファイブを設計・建造した天才科学者。名前は不明。
  • 地球の水と緑で荒廃した惑星を蘇らせる夢を描き、惑星シドンに移住して星川緑化試験農場を作り、8年
    かけた開拓の成果としてシドンの花を咲かせる成果をあげた。
  • 銀帝軍ゾーンの攻撃をうけた際に、子供達とアーサーG6を脱出させる為に奮闘し、消息不明となってしまったが、後に、銀河系P16に逃げ延びていたことが判明する。
  • 妻の緑と共に銀河系P16惑星にてスターファイブを建造して地球に帰還しようとしていたが、グンサーにより奪われてしまい、帰還が叶わなくなってしまう。
  • その後、バルガイヤーの弱点がシドンの花である事をつきとめ、星川兄妹へと通信を送り続けた。
  • バルガイヤーが倒された後は、宇宙で再び5人の子供たちと再会することを妻と共に待っている。

「星川緑(ほしかわ・みどり)」 演:石井めぐみ

  • 星川兄妹の母親で、夫と共に砂漠の星と化したシドン星を蘇らせる為に尽力していたが、銀帝軍ゾーンの攻撃をうけて、星川兄妹とアーサーG6を逃がす為に生死不明になった。
  • 緑と別れた際に赤ん坊だった文矢とレミにとって憧れの存在。

「宇宙の暴れウルフ・グンサー」 演:日下秀昭

  • 「宇宙の暴れウルフ」と呼ばれる、如意棒の様な伸縮自在の武器を操る銀河棒術を使う宇宙人。
  • 「俺より強い奴に会いに行く」と宇宙を旅していた際に重傷を負ったところを、銀帝軍ゾーンの手から逃げ延びた星川博士夫妻に助けられたが、星川博士が開発していたスターファイブを強奪して地球に現れた。
  • 戦いを生き甲斐と豪語して物怖じしないところをメドーに気に入られてファイブマンと戦った。
  • しかし、自分を助けてくれた星川博士夫妻の子である星川学に諭されてファイブマンの味方になった為、メドーの怒りを買って石像にされて宇宙の彼方に消えた。
  • 結局、グンサーのおかげで星川博士夫妻の地球への帰還が遅れることになったが、星川兄弟はスターファイブと言う強力な戦力を得る事になった。
  • その後、隕石の如く地球に再来して石化を解いて星川博士の無事を星川兄弟に告げ、自ら銀帝軍ゾーンと戦うも、ビリオンの攻撃からファイブレッドを守って戦死した。

「イーヤ」/「トーヤ」

  • 荒涼たる砂漠と化した惑星シドンの住人だったシドン星人の子供達。
  • 星川博士夫妻と共に「星川緑化試験場」でシドンの花を咲かせる事に尽力していた。
  • しかし、シドンの花が咲いたのと同時に現れた銀帝軍ゾーンにより、イーヤとトーヤは殺されてしまう。

「百合子」 演:中村容子

  • 一番上の兄と言う立場に悩む星川学の態度が、弟・妹達四人と軋轢をいみそうになった際に誤解を解いた。
  • 演じるは「超新星フラッシュマン」でイエローフラッシュ/サラを演じた中村容子。
    ※地球戦隊ファイブマンでは、グリーンフラッシュ/ダイ役の植村喜八郎も出演している。

その他、最終回の重要アイテムとなるシドンの花を星川学と共に咲かせ、銀帝軍ゾーンから守り抜いたニュータウン小学校の生徒達がいる。

銀帝軍ゾーン

銀河戦艦バルガイヤーとエイリアン軍団を率いて999個の星(シドン星のその一つ)を滅ぼし、1000個目のターゲットとして地球に来襲した、銀河皇帝メドー率いる悪の軍団が「銀帝軍ゾーン」である。

※バルガイヤー艦内では、「ドルエン」と言う独自通貨が流通しており、日本円に換算すると1ドルエン=約100円となる。

「バルゴール」と言う二連装のビーム砲を装備した円盤を配備しており、円盤形態で飛行する他、円盤下部から6本の脚を出して回転させながら地上をホバリング移動する戦車形態にもなる。ちなみに1機の値段は5万ドルエン(500万円)である。安!

そして、銀帝軍ゾーンを語る上でかかせないのが「さかさまデー」の存在である。

20年に一度訪れる「さかさまデー」では、1日だけ銀河皇帝メドー以外の地位が完全に逆転し、それまで悪役カースト制度の底辺であった戦闘員バツラー兵が最上位となり、銀河闘士→幹部→艦長の順に地位が低くなるというものである。
作中でも20年に一度の「さかさまデー」があり、ガロア艦長については、バツラー兵にファイブマンを倒さないと処刑するとまで脅され、ファイブマンに挑んであぶなくなると銀河闘士に土下座すると言う最悪の一日となり、ガロア艦長のカリスマを崩壊させてネタキャラ化させたエピソードとなった。

「銀河皇帝メドー」 CV:金野恵子 演:松井千佳

  • オーロラと共に白塗りの顔が現れると言う銀帝軍ゾーンの支配者。
  • 1000の星を滅ぼさんと宇宙を荒らしまわったが、締めの1000個目に地球を選んだ事が結果的に終了のお知らせとなった。
  • 正体は、銀河戦艦バルガイヤーがその目的を幹部達にも秘密にする為に生み出した幻影。

「初代艦長シュバリエ 」 演:植村喜八郎

  • TV番組としての「地球戦隊ファイブマン」の救世主たる英雄。まさにヒーロー!来てくれてありがとう!
  • 銀河戦艦バルガイヤーの初代艦長を務めた豪傑で、自称「銀河のヒーロー」。
  • 1000個の星を滅ぼす銀帝軍ゾーンの侵攻において戦功をあげて英雄となり、メドーより多くの褒美を貰って故郷の星に帰り、女と酒に困らない悠々自適な生活を送っていた。
  • しかしある時「歌でも英雄になる」と決め、甲斐バンドの「HERO(ヒーローになる時、それは今)」を歌いながら地球に現れた。
  • 地球戦隊ファイブマンにガロア艦長らがてこずっていたことから銀帝軍ゾーンに復帰し、落ちぶれたガロアにかわって指揮をとった。
  • 剣や銃や鞭の扱いに長ける超一流の武人であり、ファイブレッドをライバル視した。
  • 最後は、正体を現した銀河戦艦バルガイヤーを脱皮させる為にファイブレッドとチェーンデスマッチの死闘を演じて敗れたものの、歴戦で多くの返り血を浴びたその身は「最高極上の死のエキス」と化した。
  • 名前の元ネタは「オーギュスト・シュヴァリエ」と言われている。(「エヴァリスト・ガロア」の友人)
  • 演じた植村喜八郎は、以前に「超新星フラッシュマン」にてグリーンフラッシュ/ダイを演じている。

銀河戦隊ギンガマン

  • ギンガマンとしてはこちらが先だが星獣戦隊ではない。大事な事なのでもう一度「星獣戦隊ではない」。
  • 全員♂のエイリアンで構成された悪の戦隊。
  • 専用の名乗りポーズや五色の爆発等、暴走戦隊ゾクレンジャー級の優遇を受けているが実力は低く、ファイブマンに敗れ続けた後は、シュバリエのバックコーラスになった。
  • メンバーは以下の通り。
    • ギンガレッド(バイカン星人)
      銀河戦隊のリーダー。赤いバンダナと赤いマフラーをつけている。
    • ギンガブルー(モノメ星人)
      水色のマフラーを巻いている一つ目のエイリアン。
    • ギンガブラック(グラチス星人)
      黒いマフラーを巻いている右手がハサミのエイリアン。
    • ギンガピンク(フジミン星人)
      ピンクのマフラーを巻いたエイリアン。ピンクのくせに♂である。つまらん。
    • ギンガイエロー(グリンカ星人)
      黄色いマフラーを巻いた植物系エイリアン。

「ソーラ/ダークソーラ」 演:水野美紀

  • 第39話「愛を下さい」に登場した女性宇宙人。
  • ビリオンを正義の戦士と慕っており、地球を侵略しようとするファイブマンから地球を守っていると言うビリオンの言葉を信じていた。
  • ファイブマンと戦う為に怪人化する薬を飲む事を決意し、醜い姿になる前に一日だけのビリオンとのデートを実現させ、引きのショットながらスーパー戦隊シリーズ初の敵役同士のキスシーンを演じた。
  • ダークソーラとなってファイブマンに挑んだもの敗れてしまい、ビリオンにも捨てられた。
  • 死を間際にして初めてビリオンに騙されていた事を理解したものの、ビリオンのフリをした星川学に看取られて死んだ。
  • ソーラを演じたのは当時「倉田プロ」に所属していた16歳の「水野美紀」である。

「ニコニコ大百科は常時さかさまデーだ!」

戦闘員

バツラー兵

  • 銀帝軍ゾーンの戦闘員で、×の字状の模様が入った頭に全身黒タイツという外見をしており、カニの鋏状の武器を所持している。
  • 戦隊シリーズ初の「修行により能力を高める事で昇進出来る」戦闘員であある。
  • 銀河忍者バツラギンを筆頭に一族をあげて銀帝軍ゾーンに協力しているが、普段は最下級の扱いをうけている。
  • しかし20年に一度の「さかさまデー」では、1日だけ立場が逆転してガロア艦長をこきつかい、スーパー戦隊シリーズでも前代未聞の「戦闘員が幹部に死刑宣告をする」と言うシーンが見られた。
怪人

銀河闘士

  • 銀帝軍ゾーンの怪人で、名前の末尾は「~ギン」となっている。
  • 昆虫や動物に似た姿をしているものが多いが、基本的にはエイリアンである。中には巨人族の子供もいる。
  • むろん「さかさまデー」ではガロア艦長をこきつかっていた。

合身銀河闘士

  • 29話より登場した、ドルドラが開発したフランケンカプセルにより、2体の銀河闘士が合体した怪人。
  • 中にはスーパーファイブロボを圧倒する力を引き出したものもいるが、ゴリワシギンの様に表裏一体になってしまったどうしようもない怪人も存在する。
  • 無駄にギャグ要素のある銀帝軍ゾーンらしいといえばらしいが・・・
幹部

「銀河剣士ビリオン」 演:山下伸二

  • 剣と酒と戦いを愛する剣士。
  • 自分よりちょっと弱い敵を見つけて戦いを挑んで倒し、目的の為には手段を選ばず、足手まといになった味方はあっさり切り捨てると言う悪の組織側のキャラらしい性格をしている。
  • 暗黒魔神剣サーベルギンにより「サーベルビリオン」にパワーアップした事もあった。
  • 銀河戦艦バルガイヤーが本性を現し、ドルドラが発狂して銀河闘士にされた際に、ファイブレッドと1対1の戦いを挑み、マントでファイブレッドの視界をふさいで攻撃すると言うビリオンらしい攻撃であと一歩まで追いつめたが、マントの中でファイブテクターを装着していたファイブレッドにより倒された。
  • なおビリオンとファイブレッドの最期の戦いは、「百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊」で紹介されている。
    ・名前は米語で10億・英語で1兆を現す「billion」が元と考えられている。

「銀河博士ドルドラ」 演:西初恵

  • 銀帝軍ゾーンの女科学者で、兵器開発を担当するが、高い戦闘能力も有している。
  • 変装が得意で、ビリオンは様付けで呼ぶ。
  • 銀帝軍ゾーンが一番最初にロマノ星を侵略した頃からメドーの配下に加わっており、メドーには絶対的な忠誠を誓っている。
  • その忠誠心ゆえに、銀河戦艦バルガイヤーが本性を現した際は、「こんなもののために人生を賭けていたなんて」と嘆き、果てには発狂してしまい、ザザと共にバラドルギンにされてしまってファイブマンに倒された。
  • 名前の由来は「$(ドル)」からと言われている。

「銀河の牙ザザ」 演:渡辺元子

  • 卵をかぶっているような頭が特徴の女性戦士。
  • 死にかけていたところをドルドラによる生体改造で助けられた事から、ドルドラに絶対的な忠誠と服従を誓っている。
  • 二本の短剣を武器とし、ドルドラが銀河闘士を超える戦闘力を持つと言う程の格闘術のスペシャリストでもあり、カンフーを得意とする星川レミを好敵手としている。
  • 最期は、バルガイヤーの正体を知って発狂したドルドラに駆け寄ったところで、共にバラドルギンにされてしまい、ファイブマンに倒された。

「銀河商人ドンゴロス」 CV:神山卓三/加藤治 演:竹内康博

  • とにかくデカイ頭と鼻水の様な鼻飾りが特徴の商人。エセ関西弁を話す。
  • サイシアルとフリンダという名のエイリアンを従えている。
  • 基本的に守銭奴で腹黒く、最期もその守銭奴ぶりからバルガイヤー内の宝物をあさっていて逃げ遅れてバルガイヤーと共に爆死するというものだった。
最下級の汚物艦長

「ガロア艦長」 演:石川武

  • 銀河戦艦バルガイヤーの艦長を務めて、シドン星を含む数多くの星を滅ぼしたとされる人。
  • 当初は、子供時代の星川学に顔に傷をつけられるといった敵幹部筆頭らしいレッドのライバル役だった。
  • 「地球戦隊ファイブマン」での駄目な方向での最大の問題児。
  • スーパー戦隊シリーズ史上でも屈指の駄目でカリスマ性の無いボス幹部として描かれており、「激走戦隊カーレンジャー」のガイナモの様な笑いに特化した存在でもない中途半端さもあって、笑えない存在と化していた。
  • 剣を振って突風を起こす技を使うが「ガロアハリケーン」なのか「大風車剣」なのかはっきりしてほしい。
  • 度重なる地球侵略の失敗もあって人望が無くなっていき、「さかさまデー」によって人望やカリスマ性を破壊され、「戦闘員にファイブマンを倒さないと死刑だと脅迫される」「怪人に土下座する」といった屈辱的行為を受けた初の敵幹部リーダー役となった。
  • 初代艦長の「シュバリエ」が銀帝軍ゾーンに復帰すると掃除係に降格させられた。
  • 掃除の際に見つけた力でビッグガロアンをつくってスーパーファイブロボを撃破した事から復権を果たしたものの、あまりにひどい最期を遂げた。
  • で、どんな最期だったかというと「メドーの遺体が安置されていた棺にはまり込んで動けなくなったままバルガイヤーの爆発に巻き込まれる」と言うものだった。まるでコントの様に棺にはまり、頭からはまったはずなのにいつのまにか天井向きになって両手はまっすぐのばしているという最期だった。ワラエナイ・・・
  • 名前は、フランスの数学者「エヴァリスト・ガロア」を元にしていると言われている。

巨大化

戦隊シリーズお約束の敵怪人巨大化はゴルリンを使って行う。

巨大化獣ゴルリン

  • 丸くて白いパーツで構成された巨大な改造宇宙人。1体:10万ドルエン。
  • 銀河闘士を吸収して再生→巨大化させるが、銀河闘士が絶命すると吸収出来ず、ゴルリンのまま戦ったこともある。
  • ライオギンを吸収した際は、ライオギンが親友のジークの説得を受けた際に分離している。
  • 岩につまづいて転んだ際に脳震盪を起こしたゴルリン12号は、
      ビリオン「ゴルリンも、走れば岩につまずく、か」
      ザザ「人生色々でございます」
    とあきれられていた。(しかもそのまま死んだらしい)

黒ゴルリン

  • シュバリエが使う黒いゴルリン。走る姿は所謂「欽ちゃん走り」。
  • 銀河闘士を吸収する能力を排除する代わりに戦闘用に強化改造されており、キャノン砲と鉄球を使ってファイブロボと互角の戦いを繰り広げた。

ビッグガロアン

  • 掃除係に格下げされていたガロア艦長により、バルガイヤーの生体エキスを利用して強化改造されたゴルリン36号。重機を吸収しており、左腕はショベルアームになっている。
  • 左腕でスーパーファイブロボの必殺技スーパーベクトルパンチを封じ、猛攻によりスーパーファイブロボを倒した。倒されたスーパーファイブロボは、左腕と頭部がもげて無残に横たわると言うスーパー戦隊シリーズの巨大ロボ敗北シーンの中でもショッキングな姿を晒している。
  • 最後は、ファイブマンに誘き出されてガスタンクの上からアースカノンを弱点に浴びて敗れた。

銀河戦艦バルガイヤー

銀帝軍ゾーンの旗艦である巨大戦艦が「銀河戦艦バルガイヤー」である。

CV:破壊大帝メガトロン加藤精三

銀河皇帝メドーや配下の宇宙人達を乗せて999個の星を滅ぼしてきており、地球に来襲後は北極に着陸して銀帝軍ゾーンの地球を滅ぼす拠点となった。内部は、ビリオンやエイリアンの溜まり場である酒場や全て洋式のトイレ等の設備があり、作中で天井裏まで詳細な描写がされている。またバルガイヤー自身は「自己の意思」を持っている。

・・・実は・・・

銀帝軍ゾーンの真の支配者であり、銀河皇帝メドーは、バルガイヤーの求愛から逃れようとして事故死した少女の幻影だった。(バルガイヤーの内部に遺骸が棺に納められていた)

※まぁこんな異形のものから求愛されても困るのは仕方ない。

その目的は滅ぼした星のエキスを1000個吸収して神となる事であり、少女メドーの幻影を利用して銀帝軍ゾーンに所属する宇宙人達を最後まで欺き続けていたのである。

物語終盤には、地球戦隊ファイブマンとの戦いに苦戦する幹部に自らの存在を暴露し、銀河博士ドルドラを発狂させたり、シュバリエにファイブマンを倒すように仕向けておきながら、実は、歴戦の戦いで殺戮を繰り返して数多くの血を浴びているシュバリエが戦死した際に、その「最高極上の死のエキス」となった体を使って銀河超獣バルガイヤーへと脱皮するのが目的だったりと、腹黒にも程がある姿を見せる。

ファイブレッドとの戦いに敗れたシュバリエの遺体を取り込んで進化した銀河超獣バルガイヤーの戦闘力は、鉄壁のマグマベースを完全に破壊し、スーパーファイブロボですら手も足もでない状態だったが、星川学がニュータウン小学校の小学生達と育て、生徒達が守りぬいたシドンの花によりメドーの遺体が浄化され魂が解放されると弱体化し、スーパーファイブロボの攻撃をうけて、守銭奴魂により逃げ遅れたドンゴロスやメドーの棺に挟まって出られないガロア艦長を道連れに爆発した。

※シドンの花が弱点であることについては、一度滅ぼした惑星が復活した証が出現することにより、星を滅ぼしたことがリセットされて力を失ったとする説がある。

パペット

「5くん人形」 CV:平辻朝子・太地琴恵・高坂真琴・桑原たけし

  • 視聴率回復の為のテコ入れ策として第23話より登場した人形。「ふぁいぶくん」と読む。
  • 人形劇に使う予定だったパペットに魂が宿ったもので、劇中で異世界からファイブマンを応援したり、予告ナレーションを担当したりした。
  • 銀帝軍ゾーンを応援する「ガロアどん」を5人でボコる。
  • 放映当時は、ファイブレッドとファイブピンクのパペットが実際に販売された。

「ガロアどん」 CV:梅津秀行・逸見慶子(24話のみ)

  • 5くん人形と同じく、人形劇に使う予定だったパペットに命が宿ったもので、ガロア艦長を模している。
  • 銀帝軍ゾーンを応援しては5くん人形達にボコられるのがお約束。
  • まぁガロアじゃ仕方ないね。

メインターゲットである児童層へのアピールを狙ってのテコ入れと思われる5くん人形だったが、本編との落差が激しく、突然現れる事で進行が妨げられる等評判は芳しくなかった為、第35話以降登場しなくなり、地球戦隊ファイブマンの迷走要素の一つとなってしまった。

※シュバリエの登場で盛り返さなかったらどうなっていたことやら・・・

キャスト

星川家

スーツアクター

銀帝軍ゾーン

星川学 演:藤敏也 ファイブレッド 演:新堀和男 銀河皇帝メドー 演:松井千佳
星川健 演:信達谷圭 ファイブブルー 演:石垣広文 CV:金野恵子
星川文矢 演:小林良平 ファイブブラック 演:大藤直樹 ガロア艦長 演:石川武
星川数美 演:宮田かずこ ファイブピンク 演:蜂須賀昭二 銀河剣士ビリオン 演:山下伸二
星川レミ 演:早瀬恵子 ファイブイエロー 演:蜂須賀祐一 銀河博士ドルドラ 演:西初恵
アーサーG6 CV:松本梨香 アーサーG6 演:田邊智恵 銀河の牙ザザ 演:渡辺元子
星川博士 演:三ツ木清隆 ファイブロボ 演:日下秀昭 銀河商人ドンゴロス CV:神山卓三(1~4話)
星川緑 演:石井めぐみ スターファイブ 演:石垣広文 CV:加藤治(5話~)
グンサー 演:日下秀昭 スーパーファイブロボ 演:日下秀昭 演:竹内康博
5くん人形 CV:平辻朝子 ガロアどん CV:梅津秀行 初代艦長シュバリエ 演:植村喜八郎
CV:太地琴恵 CV:逸見慶子(24話) ソーラ 演:水野美紀
CV:高坂真琴 ナレーション 声:小野田英一 銀河戦艦バルガイヤー CV:加藤精三
CV:桑原たけし 銀河超獣バルガイヤー

主要スタッフ

原作 八手三郎 プロデューサー 宇都宮恭三(テレビ朝日)、鈴木武幸(東映)
監督 長石多可男、蓑輪雅夫、新井清、東條昭平 脚本 曽田博久、渡辺麻実、藤井邦夫、井上敏樹
アクション監督 竹田道弘 音楽 吉田明彦
撮影 いのくままさお 造型 前沢範、レインボー造型企画
特撮監督 佛田洋(特撮研究所) キャラクターデザイン 大畑晃一、篠原保
連載 テレビマガジン、てれびくん、テレビランド 製作 テレビ朝日、東映、東映エージエンシー

主題歌

曲名 作詞 作曲 編曲
OP 「地球戦隊ファイブマン」 鈴木けんじ 売野雅勇 小杉保夫 山本健司
ED 「ファイブマン、愛のテーマ」 鈴木けんじ 売野雅勇 小杉保夫 松下一也

※最終回のエンディングでは、EDの2番が使用された。

放映リスト

No. 放映日 サブタイトル 敵(銀河闘士等) 敵(ゴルリン) 監督 脚本
1 1990.03.02 五兄弟戦士 ガメルギン 長石多可男 曽田博久
2 1990.03.09 父の仇!母の仇 ガメルギン ゴルリン1号 長石多可男 曽田博久
3 1990.03.16 挑戦!銀河の虎 トラルギン ゴルリン2号 蓑輪雅夫 曽田博久
4 1990.03.23 地球を酔わせろ ゾウルギン ゴルリン3号 蓑輪雅夫 曽田博久
5 1990.03.30 みなしご銀河卵 コンドルギン ゴルリン4号 新井 清 曽田博久
6 1990.04.06 働き者は嫌いだ エノキラーギン ゴルリン5号 新井 清 渡辺麻美
7 1990.04.13 45mの小学生 サイラギン ゴルリン6号 長石多可男 曽田博久
8 1990.04.20 輝け!一粒の命 オオカミルギン ゴルリン7号 長石多可男 藤井邦夫
9 1990.04.27 登場ギンガマン ガガーギン
銀河戦隊ギンガマン
ゴルリン8号 東條昭平 曽田博久
10 1990.05.04 俺の血を吸え! カブトギン ゴルリン9号 東條昭平 井上敏樹
11 1990.05.11 あぶない宝さがし モグラルギン ゴルリン10号 蓑輪雅夫 藤井邦夫
12 1990.05.18 アーサー超変型 デンキウナギン 蓑輪雅夫 曽田博久
13 1990.05.25 ドレミファイト トドルギン ゴルリン11号 長石多可男 曽田博久
14 1990.06.01 可愛いウソつき コウモルギン ゴルリン12号 長石多可男 曽田博久
15 1990.06.08 レッドが二人!! シドンデモン ゴルリン13号 東條昭平 曽田博久
16 1990.06.15 腹ぺこヒーロー ゴキラーギン ゴルリン14号 東條昭平 渡辺麻美
17 1990.06.22 文矢の交際宣言 クモルギン ゴルリン15号 長石多可男 藤井邦夫
18 1990.06.29 お金貯めます!! ブタルギン ゴルリン16号 長石多可男 井上敏樹
19 1990.07.06 赤いけんかロボ サイラギン 蓑輪雅夫 曽田博久
20 1990.07.13 燃える兄弟ロボ バールギン 蓑輪雅夫 曽田博久
21 1990.07.20 跳び箱3人組 アメーバルギン ゴルリン17号 長石多可男 曽田博久
22 1990.07.27 光る美青年 クイーンキラー ゴルリン18号 長石多可男 渡辺麻美
23 1990.08.03 5くん人形 カイジュルギン ゴルリン19号 東條昭平 曽田博久
24 1990.08.10 のろ亀忍者 バツラギン ゴルリン20号 東條昭平 曽田博久
25 1990.08.17 友情の桜島 ライオギン
銀河戦隊ギンガマン
ゴルリン21号 長石多可男 曽田博久
26 1990.08.24 九州だョン コガネギン ゴルリン22号 長石多可男 曽田博久
27 1990.08.31 眠れば死ぬ カマキラーギン ゴルリン23号 東條昭平 井上敏樹
28 1990.09.07 地獄の合唱 コオロギン
銀河戦隊ギンガマン
蓑輪雅夫 曽田博久
29 1990.09.14 合身VS合体 カニアリギン
銀河戦隊ギンガマン
ゴルリン24号 蓑輪雅夫 曽田博久
30 1990.09.21 黒ゴルリン イカタマギン ゴルリン25号 東條昭平 曽田博久
31 1990.09.28 あぶない母 タヌキツネギン ゴルリン26号 東條昭平 曽田博久
32 1990.10.05 学、死す! ワニカエルギン ゴルリン27号 長石多可男 井上敏樹
33 1990.10.12 必殺裏返し ゴリワシギン 黒ゴルリン
ゴルリン28号
長石多可男 曽田博久
34 1990.10.19 人間カン詰 サメジゴクギン
銀河戦隊ギンガマン
ゴルリン29号 蓑輪雅夫 曽田博久
35 1990.10.26 学の秘密 ヒョウコブラルギン
銀河戦隊ギンガマン
ゴルリン30号 蓑輪雅夫 藤井邦夫
36 1990.11.02 双子大作戦 サソリナマズギン
銀河戦隊ギンガマン
ゴルリン31号 東條昭平 渡辺麻美
37 1990.11.09 人間大砲 サザエマジロギン
銀河戦隊ギンガマン
ゴルリン32号 東條昭平 曽田博久
38 1990.11.16 偽兄弟先生 アンモナイトン
銀河戦隊ギンガマン
長石多可男 井上敏樹
39 1990.11.23 愛を下さい ソーラ
ダークソーラ
長石多可男 渡辺麻美
40 1990.11.30 少年真神剣 サーベルギン
サーベルビリオン
蓑輪雅夫 渡辺麻美
41 1990.12.07 怖いデート カメレザルギン
銀河戦隊ギンガマン
ゴルリン33号 蓑輪雅夫 藤井邦夫
42 1990.12.14 カンフー魂 ヒルアゲハギン ゴルリン34号 東條昭平 曽田博久
43 1990.12.21 テレビの恋 テラノTVギン
銀河戦隊ギンガマン
ゴルリン35号 東條昭平 曽田博久
44 199101.11 死闘ロボ戦 ビッグガロアン
銀河戦隊ギンガマン
ゴルリン36号 長石多可男 曽田博久
45 199101.18 敵基地突入 イワカセキギン
銀河戦隊ギンガマン
長石多可男 曽田博久
46 199101.25 父母の行方 バラドルギン ゴルリン37号 長石多可男 曽田博久
47 1991.02.01 超獣大脱皮 銀河戦隊ギンガマン
銀河超獣バルガイヤー
黒ゴルリン 東條昭平 曽田博久
48 1991.02.08 星への旅立ち 銀河超獣ガイヤー 東條昭平 曽田博久

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関連項目

  • スーパー戦隊シリーズ
  • 兄弟戦隊/兄妹戦隊
  • 兄弟ロボ
  • 教師戦隊
  • さかさまデー
  • 銀河戦隊ギンガマン(星獣戦隊ではない方)
  • 救急戦隊ゴーゴーファイブ(兄妹戦隊二作目)
  • 魔法戦隊マジレンジャー(兄妹戦隊三作目)
  • 東映
  • 特撮
  • 特撮作品一覧
  • エヴァリスト・ガロア
  • オーギュスト・シュヴァリエ
  • HERO(ヒーローになる時、それは今)
  • 歌ってみた

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