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「大野剣友会」とは、大野幸太郎が創設した、1970～1980年代の「仮面ライダー」を筆頭とする等身大特撮ヒーロー番組隆盛期を影で支えた立役者達を揃えた演劇・剣劇・殺陣・技斗専門集団である。
概要
殺陣集団「大内剣友会」に所属し、「大内剣友会に大野あり」とまで言われる存在だった大野幸太郎が、師匠の大内竜生の薦めもあり、大内剣友会から独立し創設した剣劇集団が大野剣友会である。
大野幸太郎により鍛え上げられた岡田勝・中屋敷鉄也・中村文弥・高橋一俊らによる、時代劇の斬られ役等での一定の評価の後にTVドラマに進出し、「柔道一直線」でアクションを全面的に担当した事から評価を上げると、親交のあった東映プロデューサーの平山亨より「仮面ライダー」への参加を打診される運命の出会いへとつながった。
「仮面ライダー」において大野剣友会の面々は、単なるアクション担当のスタントマンがわりの枠を超えて、顔を仮面で隠しながらも全身で表情を見せる演技力の高さや、剣劇を基礎とする立ち回りや間合い、見えやポーズを重視したアクションで大ヒットに貢献し、「超人バロム・1」「変身忍者嵐」「イナズマン」等、次々と等身大ヒーロー番組のアクションを担当して、特撮ヒーロー番組の一時代を築くのに貢献した。
また後楽園ゆうえんちでの「仮面ライダーショー」にも出演し、TVと同じ役者達が見せる演技に子供達を熱狂の渦に巻き込んだ。
※東映のみならず、円谷プロ作品にも参加している。
しかしその後は、高橋一俊の破門（後に和解）や、秘密戦隊ゴレンジャーの降板、大野幸太郎の引退等が重なり、東映の特撮ヒーロー番組は、体操を基本とする華麗なアクションが売りのジャパン・アクション・クラブ（現：ジャパンアクションエンタープライズ）が主流を占めるようになるも、持ち前の演技力の高さを活かして「ロボットはっちゃん」「バッテンロボ丸」「ペットントン」「」「美少女仮面ポワトリン」「有言実行三姉妹シュシュトリアン」等の東映不思議コメディシリーズや、「スケバン刑事」シリーズのアクションを担当した。
現在では、舞台やCM、TVドラマ中心の大野剣友会だが、中屋敷鉄也（現：中屋敷哲也）ら大野剣友会を離れて舞台や殺陣師として活動する者のほか、
- 新堀和男
→戦隊シリーズのレッドを長年勤めた後、レッドアクションクラブ（現：レッド・エンタテインメント・デリヴァー）を創設 - 大道寺俊典
→二代目代表岡田勝の承諾の元独立し、SAP剣武会を率いて「魔弾戦記リュウケンドー」等のアクションを担当
といった大野剣友会の流れをくむ集団が活躍するところを特撮ヒーロー番組で見る事が出来る。
主な歴代メンバー
創設者・初代代表
二代目代表
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著名なメンバー
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あ行
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か行
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さ行
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た行
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な行
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は行
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ま行
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や行
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ら行
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わ行
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関連タイトル
※大野剣友会が参加した主な作品タイトルの一覧
仮面ライダーシリーズ
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特撮ヒーロー番組
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不思議コメディシリーズ
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アクションドラマ
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サポート等一部参加
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※大野剣友会の流れをくむ「SAP剣武会」の関連タイトルに「魔弾戦記リュウケンドー」「トミカヒーローレスキューフォース」「トミカヒーローレスキューファイアー」等がある。
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