天よりの宝札 単語


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天よりの宝札とは、遊戯王OCGの魔法カードである。

概要

元々は遊戯王の原作に登場したカードで、その効果は以下の通り。

通常魔法
互いのプレイヤーは手札が6枚になるようにドローする。

原作における最強ドローカードと名高い。
相手にドローさせるデメリットがあるものの、手札が少ない時に使えば大量にドローできる便利さから、多くの場面で使わている。

マリクvsバクラではマリクが「ラーの翼神竜」を手札に加えるために使用したが、引くことはできなかった。

闇遊戯は主に「オシリスの天空竜」の攻撃力を上げるために使用している。

また、「戦いの儀」では表遊戯が使用し、相手にドローさせる効果を利用して「サイレント・マジシャン」の攻撃力を上げた。

原作での登場回数は「強欲な壺」よりも多く、原作遊戯王を象徴するドローカードの一つであるといえよう。

OCG版

通常魔法
自分の手札と自分フィールド上に存在する全てのカードをゲームから除外する。
自分の手札が2枚になるようにカードをドローする。

※「遊戯王カードWiki」による

天よりの宝札であるどころか、天に自分のカードを根こそぎ持って行かれてしまう。

手札かフィールドに1枚でもカードがないと発動できない為、単体では2:2交換となる。ドローしたカードで巻き返せなければ圧倒的不利となる。

除外をトリガーとする効果を能動的に発動できるものの、ほかのカードも除外してしまうため巻き返しは困難である。永続魔法「魂吸収」とのコンボもできない。
理屈の上では征竜と相性がいいのだが、あちらにはもっと扱いやすい《七星の宝刀》がある上に、禁止カードである。

「D-HERO ダイヤモンドガイ」の効果でめくればコストを支払わずに済む。
しかし「2枚ドロー」ではなく「2枚になるようにドロー」なので、手札が2枚以上だとドローできない。ダイヤモンドガイでめくるなら3枚ドローできる「終わりの始まり」のほうが便利である。


何故ここまで弱体化したかというと、OCGでは原作やアニメ以上に1枚のドローが勝敗を左右するからである。

「そんな馬鹿なwwwwwwwwww」と思うかもしれないが「強欲な壺」や「天使の施し」が禁止、またその他の多くのドローカードが禁止・制限・準制限になっていることを考えれば、ドローはたった1枚でも侮れないことがわかるだろう。

ましてや6枚ドローなんてことになれば、たとえ相手にドローさせたとしてもそれらを使わせずにそのターンのうちに勝つことも人によっては可能。また相手にドローさせてからの「手札抹殺」でデッキ破壊、もしくは「グリード」で大量ダメージ、なんてことも可能。

弱体化は避けられないと言われていたのだが、まさかここまでとは思わなかっただろう。元が強すぎるとはいえ、果たしてこれで良かったのだろうか。

なにはともあれ、このカードはドロー効果の調整の難しさの象徴となっている。

裁定について

その昔、「手札とフィールド両方にカードがないと発動できない」という裁定が出ていた。

この裁定では3:2交換になるだけでなく、場にカードが無く手札にモンスターしかない場合は召喚権を消費して場に出す必要がある。ピンチを脱出するどころかジリ貧になるばかり。

その後は何度か裁定が揺らぎ、「一方に他のカードがあれば発動できる」という裁定に落ち着いたのは2014年8月だった。OCG化したのが2005年であることを考えると、とても長い期間である。
……と言っても、マシになっただけで使えるようになった訳ではないが。

余談

どうでもいい話ではあるが、このカードに似た大量ドローカードの「死なばもろとも」がOCG化した。

「死なばもろとも」
通常罠
「死なばもろとも」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):お互いの手札が3枚以上の場合に発動できる。
お互いは手札を全て好きな順番でデッキの下に戻し、
自分はこの効果でお互いがデッキに戻したカードの数×300LPを失う。
その後、お互いはデッキから5枚ドローする。

……制約こそ課されているが、ちゃんと5枚ドローできる

単体で使う場合は、このカード+戻す手札の計4枚を必要とするのに加え、相手もドローし、最低でも1800LPを失う。
しかし、このカードの発動に併せて速攻魔法や手札コストを要するカードを発動すれば、ライフロスを300~900ほど軽減できる。ただし、自分か相手の手札が1枚もデッキに戻されていないと、お互いにドロー処理は行えない。

どうであれ、「遊戯王で5枚ドローするためには、これぐらいの条件が必要である」という見本ともいえる。

ニコニコ動画において

「【遊戯王MAD】社長の限界バトル【VsATM&ガッチャ&蟹】TURN-5」において遊戯がOCG効果で使用している。この時マリクは原作効果と勘違いし、この動画で恒例の知ったかを披露している。

なお、このとき遊戯のフィールドにはカードが無かったため、当時の裁定では本来発動できないはずであった。そのため完全版では「闇の誘惑」に変更されている。

関連動画

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関連コミュニティ

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関連項目

  • 遊戯王OCGカードリスト
  • 武藤遊戯
  • 闇マリク
  • 強欲な壺
  • 天使の施し
  • メタモルポット
  • 宝札
  • どうしてこうなった

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最終更新:2025/12/14(日) 07:00

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