学校であった怖い話 単語


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「学校であった怖い話」とは、1995年にバンプレストから発売されたSFC用ゲームソフトである。

開発元はパンドラボックス。 

   「それでは、始めましょう」

 

概要

 ジャンルはサウンドノベル。圧倒的なボリュームと個性的なキャラクター、学校という身近な舞台設定が受け、好評を博した。後にプレイステーション用ソフトであるリメイク版の『学校であった怖い話S』、また同ゲームのシナリオライターが主催するサークル・七転び八転がりから出された同人ゲーム『アパシー 学校であった怖い話 〜Visual Novel Version〜』などの派生作品が存在する。

あらすじ

 新聞部所属の一年生である主人公は、ある日、部の先輩から次回の校内新聞の企画に参加するように言われる。それは、怪談のネタに事欠かない旧校舎が解体されるのに合わせて、学校の七不思議について取材しようというものだった。新一年生の主人公が先輩の命令に逆らえるはずも無く、流されるままに取材を担うことになってしまった。取材当日、新聞部部室には7人の語り部が集められたはずが、そこにいたのは予定より一人足りない、6人の男女。どことなく不穏な空気が渦巻く中、7人目の語り部を待たぬままに七不思議の会が開かれようとしていた。

ゲーム内容

 画面に表示される文章を読みすすめ、要所で提示される選択肢に答えることで複数に分岐したシナリオを進めていく、いわゆるサウンドノベルタイプのゲームである。プレイヤーは高校の新聞部の新人・坂上修一(名前変更可。『-S』では女性主人公の倉田恵美との二択)となり、校内新聞の企画である『学校の七不思議』の取材の聞き手として、学校の怪談を時には聞き、時には実際に体験していくことになる。

 ゲームは6人の語り部から一人ずつ順番に話を聞いていくことで進行していく。6人全員が話し終えると、6人目に選んだ語り部によって7人目の語り部が登場したり、なにがしかの怪奇現象に見舞われる7話目が始まり、これをクリアすることでエンディングを迎えられる。シナリオの内容は、語り部を選ぶ順番と話中の選択肢により多様に変化する上、通常の進行では見られない隠しシナリオも多数存在し、SFC時代のゲームとしては屈指のボリュームを誇る。かなりやり込んだプレイヤーでも、数年後、久々にプレイした際に全く新しい分岐を発見し、驚かされることもある。

主な登場人物

新堂誠(しんどう まこと)
 語り部の一人。3年D組所属。強面な兄貴肌の青年で、どことなく不良っぽい風貌と物腰を持つ。スポーツやギャンブルといった男くさい話題から、都市伝説や純愛話に至るまで、バリエーション豊富な話が聞ける。くせ者ぞろいで、展開次第では主人公を殺害することもある語り部たちの中では、(あくまでも)比較的安全な部類に入る人物。
荒井昭二(あらい しょうじ)
 語り部の一人。2年B組所属。うつむきがちな陰気な少年。物静かで落ち着いた風であるが、激昂すると危険な面があり、話中でも時たま狂気じみた思想をほのめかせることも。人間の暗い心理や妄執を、淡々とした語り口で話すことを得意とする。1年生の頃にはサッカー部に所属していたという意外な過去がある。彼を6人目に選んだ際に聞ける6話目とその続きに当たる7話目は、ファンの間では作中最恐とも言われる。
風間望(かざま のぞむ)
 語り部の一人。3年H組所属。飄々とした、つかみどころの無い性格の男子生徒。ナンパな言動の多いナルシストで、怪談を語る最中にも盛んにジョークを飛ばしたり、そもそもほとんどの話が怪談として成り立っていなかったりする。しかし、プレイヤーの選択によっては、彼の語る冗談の様な話が現実に起こったりするので、なかなか侮れない。カルト的な人気があり、姉妹作である『晦』にもゲスト出演を果たしている。
細田友晴(ほそだ ともはる)
 語り部の一人。2年C組所属。大柄で太めの体形の少年。穏やかで主人公に対して(時には度が過ぎるほど)友好的に接してくるが、どことなく粘着質な面が見え隠れする。彼の語る話は、なんとその全てがトイレにまつわる怪談である。また霊感が強いと自称しており、体験談を語ったり、話中で実際に怪奇現象に遭遇するケースも多い。
岩下明美(いわした あけみ)
 語り部の一人。3年A組所属。長い黒髪が特徴的なミステリアスな女性。どことなく危険な雰囲気を漂わせており、冷静に見えても次の瞬間には何をするか分からない怖さがある。彼女が語る怪談は恋愛絡みの話が多く、時には主人公に好意をみせることもあるが……。また『約束』『嘘』『裏切り』といった、聞き手に誠実さを求めるキーワードが頻出するのも特徴。強烈な個性から、作中でも屈指の危険人物として扱われる一方、熱狂的なファンも少なくない。
福沢玲子(ふくざわれいこ)
 語り部の一人。1年G組所属。明るく無邪気な性格の女生徒。一見、語り部の中で最も常人に近いように見えるが、残酷な話や気持ち悪い話を笑顔のままサラリと話すような冷淡さや、あっけらかんとした狂気がある。怖い話のバリエーションはかなり豊富だが、全体的にグロテスクな内容のものが多い。また、気まぐれで途中からまったく別の話を語り出すことも。
日野貞夫(ひの さだお)
 新聞部の先輩。『学校の七不思議』の特集を企画し、語り部たちを集め、主人公に聞き手を押しつけた張本人。基本的には、交友関係が広く面倒見も良い頼れる先輩だが、分岐によっては意外な側面を垣間見せる。ちなみに某シナリオの某選択肢では恋に狂って命を落とす結末がある(ガチホモルートとも言う)。
元木早苗(もとき さなえ)
 1年G組所属。福沢玲子の同級生で友人の一人。一風変わった性格と体質の持ち主。福沢の語る怪談にたびたび登場し、選択肢によっては7人目の語り部として登場する。
坂上修一(さかがみ しゅういち)
 主人公。名前はデフォルトネームであり、プレイヤーの任意で変更可能。新聞部所属の一年生。『学校の七不思議』の取材のため、語り部たちから学校であった怖い話を聞きだすことになる。基本的には気弱で人畜無害な少年だが、危機に陥ったり激怒したりすると、過激で攻撃的な人格に豹変することも。
倉田恵美(くらた えみ)
 『-S』で選択可能になった女性主人公。坂上に比べると無個性なキャラクターだったが、同人版の『アパシー』シリーズでは、過激で暴走気味な性格として個性づけられる。

関連動画

  ニコニコ動画では当初、姉妹作の『晦』とともに、ほぼ無編集のプレイ動画が複数アップされている程度だった。その後、同シナリオライターのゲーム『四八(仮)』への登場人物のゲスト出演や、同人ゲーム・アパシーシリーズの一環としてヴィジュアルノベルバージョンでの復活などで注目を集めたことで、徐々にMADや替え歌などの作品がアップされるようになった。

・ニコニコ最古の学怖動画(推定)

・初期のMAD作品群

 その後、Revin氏による実況プレイ動画『学校であった怖い話に屈しない』が好評を博した。このことで、ニコニコ動画全体においても大きく作品の認知度を上げることとなる。

・学校であった怖い話に屈しない

関連商品

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関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連項目

  • 学校であった怖い話に屈しない
  • 四八(仮)
  • アパシー

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最終更新:2025/12/12(金) 23:00

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