「学校であった怖い話」とは、1995年8月4日にバンプレストから発売されたSFC用ゲームソフトである。
ジャンルはサウンドノベル。圧倒的なボリュームと個性的なキャラクター、学校という身近な舞台設定が受け、好評を博した。後にプレイステーション用ソフトであるリメイク版の『学校であった怖い話S』、また同ゲームのシナリオライターが主催するサークル・七転び八転がりから出された同人ゲーム『アパシー 学校であった怖い話 〜Visual Novel Version〜』などの派生作品が存在する。プレイステーション版は2007年8月30日よりPS3・PSPのゲームアーカイブスで、スーパーファミコン版は2008年8月5日よりWiiのバーチャルコンソールで、それぞれ配信されている。
新聞部所属の1年生である主人公は、ある日、部の先輩から次回の校内新聞の企画に参加するように言われる。それは、怪談のネタに事欠かない旧校舎が解体されるのに合わせて、学校の七不思議について取材しようというものだった。新1年生の主人公が先輩の命令に逆らえるはずも無く、流されるままに取材を担うことになってしまった。取材当日、新聞部部室には7人の語り部が集められたはずが、そこにいたのは予定より一人足りない、6人の男女。どことなく不穏な空気が渦巻く中、7人目の語り部を待たぬままに七不思議の会が開かれようとしていた。
画面に表示される文章を読み進め、要所で提示される選択肢に答えることで複数に分岐したシナリオを進めていく、いわゆるサウンドノベルタイプのゲームである。プレイヤーは高校の新聞部の新人・坂上修一(名前変更可。『-S』では女性主人公の倉田恵美との二択)となり、校内新聞の企画である『学校の七不思議』の取材の聞き手として、学校の怪談を時には聞き、時には実際に体験していくことになる。
ゲームは6人の語り部から一人ずつ順番に話を聞いていくことで進行していく。6人全員が話し終えると、6人目に選んだ語り部によって7人目の語り部が登場したり、なにがしかの怪奇現象に見舞われる7話目が始まり、これをクリアすることでエンディングを迎えられる。シナリオの内容は、語り部を選ぶ順番と話中の選択肢により多様に変化する上、通常の進行では見られない隠しシナリオも多数存在し、SFC時代のゲームとしては屈指のボリュームを誇る。かなりやり込んだプレイヤーでも、数年後、久々にプレイした際に全く新しい分岐を発見し、驚かされることもある。
ニコニコ動画では当初、姉妹作の『晦』とともに、ほぼ無編集のプレイ動画が複数アップされている程度だった。その後、同シナリオライターのゲーム『四八(仮)』への登場人物のゲスト出演や、同人ゲーム・アパシーシリーズの一環としてヴィジュアルノベルバージョンでの復活などで注目を集めたことで、徐々にMADや替え歌などの作品がアップされるようになった。
その後、Revin氏による実況プレイ動画『学校であった怖い話に屈しない』が好評を博した。このことで、ニコニコ動画全体においても大きく作品の認知度を上げることとなる。
掲示板
358 ななしのよっしん
2022/08/20(土) 01:28:09 ID: nj0J+yoEoJ
Sがおすすめ
音楽と人は違うけど話だけ見たいならS買う方が楽
後は実況してる人いるから見るのもいいかもね
359 ななしのよっしん
2024/04/01(月) 20:30:49 ID: X0hF7aGpQQ
久しぶりに某超老舗ファンサイト見に行ったが、昔は毎年恒例だったエイプリルフールネタも流石にもうやらなくなったか…
360 ななしのよっしん
2024/11/12(火) 20:37:04 ID: qxR2jro7CO
短編の話が沢山見れるってとこポイント高いと思うんだけどなぁ
長編だとやるのも見るのでも根気がいるし
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/14(土) 03:00
最終更新:2024/12/14(土) 03:00
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