宇野ヘディング事件とは、1981年8月26日に宇野勝によって引き起こされた事件歴史的珍プレーである。
1981年8月26日、宇野勝が所属する中日ドラゴンズは、後楽園球場で読売ジャイアンツと対戦していた。7回表まで、中日が2-0とリードしていた。
7回裏、2アウト1塁、バッター山本功児の場面で、事件は起きた。
山本功児が打ち上げた打球は、ショートの宇野勝へのフライに。しかし、照明が目に入った宇野は、打球を頭に当てて、ボールをレフトへ後逸。レフトの大島康徳がボールを処理し、セカンドの正岡真二が中継に入った。
1塁ランナーの柳田俊郎は、2アウトだったためすでにスタートを切っており、楽々ホームインで1点差。打者の山本も3塁を回ってホームインを試みるも、大島からの返球は、正岡が中継し、キャッチャーの中尾孝義に返球され、山本は本塁タッチアウトになった。
同点という最悪の事態は免れたものの、ホームベース後方でカバーに入っていた先発の星野仙一は、グラブを地面に叩きつけた。どうやら、後輩の小松辰雄と「どっちが先に巨人を完封するか」で賭けをしていたらしい(当時巨人は、前年8月4日から連続試合得点記録を継続していた。同年9月21日にこの記録を174試合で止めたのは小松辰雄であった)。
試合自体は、2-1で中日が勝利。星野は被安打3、失点1で完投勝利。
このプレーがきっかけで、「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」という番組が定着した。宇野は、珍プレーの、歴史的第一歩を踏み出したのだ。
宇野のこのプレーが有名になった原因の1つに、関係者に後の監督になる選手が多くいたことが挙げられる。このような選手が多くかかわっていたことで、宇野の珍プレーが有名になったといえる。
実は、この日、阪神タイガース対ヤクルトスワローズ戦で、阪神の江本孟紀が、「ベンチがアホやから野球がでけへん」と首脳陣批判を展開する事件が発生した。江本はこの年限りで現役を引退することになった。ちなみに、江本本人はこの発言を否定している。
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最終更新:2025/12/11(木) 14:00
最終更新:2025/12/11(木) 13:00
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