富士急行[ふじきゅうこう]とは、主に山梨県・静岡県において観光事業を展開する企業である。略称は「富士急」。
冒頭文に違和感を覚えた読者が少なからずいるかと思うが、同社の収益の7割はテーマパークやレジャー施設などの観光事業であり、事実上同社の収益の柱と化している。おかげで「富士急」と言えば「富士急ハイランド」のほうが有名になってしまっている。
ちなみに、鉄道事業による収益の割合はたったの5%である。賃率が高いし、高速代と燃料代と維持費を考えなければ大月―河口湖間の所要時間はクルマなら電車の1/2以下だから、しょうがないね。
もともとは、1926年に設立された「富士山麓電気鉄道」がルーツであり、現社名になったのは1960年である。その後、副業として始めた観光事業のほうが収益が出てしまい、今に至る。
また「富士急行スケート部」を持ち、橋本聖子・岡崎朋美など有名選手を輩出している。
大月線と河口湖線の2路線であるが、一般的にはまとめて「富士急行線」と呼ばれるのが普通。
運賃が大井川鐵道に次いで高いと言われる。往復するにしてもフリーきっぷのほうが安いくらい。
まあ、地方で利用客はそれなりにいるのであまり気にしない。
同社線の運賃の支払いに、Suica・PASMOなどの交通系ICカードを直接使用することはできません。JR線側であれば同社線区間を含む乗車券購入や直通列車下車駅での運賃精算に充当できる可能性はありますが、いずれにせよ内容によって厳密には規定違反・不正乗車と解釈される可能性もあるので自己責任でお願いします。
かつては下部温泉駅や御殿場駅まで延長する計画があった。
このほかに、岳南鉄道(岳南電車)も富士急グループである。
一般路線バスのほか、高速バスの路線を持つ。
富士急行本体や分社化された子会社などによって運営されている。
かつては貸切専門の会社とかもあったりしたが、現在は廃止されている。ついでに創価学会のために作られたバス営業所「学会営業所」も存在したが、同教団のお家騒動で廃業している→当該記事も参照
バス車両は日野自動車と資本関係にあるため、日野車が多い。ただし、三菱ふそうや日産ディーゼル(現:UDトラックス)の車両も導入されていた。
バスは鉄道と異なり、PASMO事業者に属し、ほか9種の互換交通系ICカードが使用できる。※コミュニティ路線の受託運行などで除外がある可能性があります
有名な「富士急ハイランド」のほか、「フジヤマリゾート」「ハイランドリゾート」を運営している。ほかには日本一オープンが早いスキー場である「スノータウンYeti」やゴルフ場などを運営している。
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最終更新:2025/12/12(金) 16:00
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