平野藤四郎(刀剣乱舞)とは、ブラウザゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」の登場キャラクターである。
平野藤四郎といいます。明治の帝に献上されたこともあるんですよ。
実戦より、警護やお付きだったことのほうが多いんですが、お供なら任せてください。どこまででもご一緒しますから!
CV:浅利遼太 / イラストレーター:問七
粟田口派、短刀の刀剣男士。その短刀の中でも現在実装されている内では厚藤四郎と並び、レアリティの高い短刀である。そのレアリティの高さは鍛刀時間にも反映されており、この両名のみ00:20ではなく00:30となっている。
名に藤四郎とついている事からわかるように、粟田口吉光の手により作られた短刀。その為ゲーム内では兄弟の多い藤四郎兄弟の一人でもある。しかしゲーム内の一要素である内番時に、兄弟や何らかの縁を持った刀剣男士をペアにした場合、通常とは異なった特殊会話が発生するのだが、彼にはそれが一切ない。特に兄弟の多い刀派であるだけに寂しいものがあるが、そこは今後への期待と、藤四郎兄弟好きの審神者の妄想力で補おう。
彼の特徴は濃茶色の短いおかっぱ、藤四郎兄弟のトレードマークとも言える紺地の軍服風の洋装。しかしこの容姿、同じ藤四郎兄弟である前田藤四郎によく酷似しているのである。審神者の中には、手に入れやすい前田と間違って彼を連結・刀解してしまった方もいるのではないだろか。前田との最も簡単な区別の仕方としては外套である。前田のみ外套を着用しており、平野にはこれがない。
しかし実際の所、容姿酷似への言及は公式にはなく、公式絵師である問七氏(前田藤四郎の絵師でもある)がTwitter上で
前田藤四郎とは服装や装飾など以外は良く似ているという設定
ということを語っている。実際二人とも「主に仕える」という意識が強いことがゲーム中の台詞でも伺える。けれどこの二人、よく似ているが実際にゲーム内で使用してみると性格が微妙に違う。何がどう違うのかわからないあなたは、近侍にして本丸で確かめてみよう。増えろ前田平野好き!!
名前の由来は木村重茲が、商人・平野道雪より買い上げた事によるもの。
木村重茲は平野藤四郎を豊臣秀吉に献上。そして前田利長がこれを拝領。のちに徳川二代将軍・秀忠に献上されるが、前田家に秀忠が渡御の際、前田利常が秀忠から拝領し、以来前田家に伝来したという。徳川家と前田家を行ったり来たりしていた彼だが、明治時代には前田家より明治天皇に献上され、皇室御物となり現在に至っている。
なお、藤四郎兄弟の長兄である一期一振と彼にはそれぞれの元主の間で因縁深い話もあるが、それは刀である彼らとはまた別の話となるのでここでは控えておく。気になる人は調べてみよう。
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最終更新:2025/12/08(月) 17:00
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