五虎退(ごこたい)とは、ブラウザゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」に登場する刀剣男士である。
僕があの、五虎退です。謙信公へのお土産です。
その時、なんというか、調子のいいお話がつけられて、僕、虎をいろいろやっつけたことになったんですけど。
ぐす。ほんとはただの短刀でぇ……ぐす(刀帳)
粟田口吉光作の短刀。藤四郎兄弟のひとり。
上杉家伝来。この短刀で五匹の虎を退かせたという話からこの名がついた。
が、逆に五匹の虎を連れており、ツッコミ待ちの構えである。
小心者ですぐ内省する。
白髪金眼の、ふんわりした空気の美少年。
名にちなんで5匹の子虎(虎くん)を連れており、一匹は頭の上にちょこんと乗っかっている。
ちなみに虎のデザインや性格は一匹ずつ異なり、模様やリボンの位置などで個体識別が可能。
よく見るとほんのりと顔にそばかすが有り、八重歯(もしくはやや大きめの犬歯)がある。かわいい。
戦装束は刀派共通の軍服風の洋装だが、襟周りや袖口などが他の兄弟とは少し仕様が異なっており、兄弟の中でも幼い印象が強い。
また内番では寝起きなのか、毛布を引きずって眠い目をこすっている。かわいい。
性格は小心者で臆病な所が多く、涙もろい。しかしためらいを見せながらもおずおずと主たる審神者に話しかけてなつき、ほんわかとした癒し系の空気から多くの審神者を和ませている。なお「あるじさまは……怒らないから、好きです」とのこと。
勇ましい響きのある自身の名については「なんというか、調子のいいお話がつけられて、僕、虎をいろいろやっつけたことになったんですけど」と説明、「ほんとはただの短刀でぇ……」とべそをかきながらカミングアウトしている。かわいい。
とても戦闘向きではない性格かと思いきや、戦場でも怯えを見せながらしっかり敵を攻撃し、「痛かったら言ってください」と口にする。痛くしないとは言ってない
そして中傷グラフィックはショタコン審神者のご褒美と化しており、今日も審神者のせいで傷を負わされた挙句に脱がされる少年の姿が……なお、真剣必殺では牙を剥く虎くんを抱き締めつつ、涙目で「ふ……服が!」と叫び、一人だけ服を気にする描写となっている。それ、余計にそそるんですが。
厚藤四郎(刀剣乱舞)と共に出陣すると回想「藤四郎だらけなのは」が発生。
厚の事は「兄さん」と呼んでおり、兄弟の中でも年長と年少が分かれている事が解る。
また一期一振(刀剣乱舞)との手合せでは特殊会話が発生する。
他の短刀と比較して生存・衝力が低め。しかし平均的ながら安定したステータスで序盤を支え、夜戦においてもその強さが光る。
2016年5月17日、平野藤四郎・厚藤四郎・乱藤四郎と共にゲーム中で初めて「極(きわめ)」が実装された。
修行の旅が始まる前に「虎を倒せるくらいに強くなりたい」と頼んだところ、五虎退は懐かしの地・越後に連れて行かれた。ひとりになった不安で泣いてしまっていると、そこでかつての主・長尾景虎と出会い、安堵から大泣きしてしまう。
景虎と共に過ごす中で、五虎退は「虎を五匹倒すにはどうしたらいいか」と尋ね、「日本に虎はいないし、いたとしてもお前に倒せるのは子猫くらいだ」と案の定笑われてしまう。代わりに景虎は「越後の虎と呼ばれる自分と稽古をして、合計で五本取れたら虎を倒した事にしてもいいのではないか」と提案。
その後、どれほど時間をかけたかは不明ながら、三本を取った後に景虎は死去。五虎退の願いはかなう事がなかった。それでもかつての主との交流の中で強さをもらう事が出来たと判断し、懐かしの地を離れて審神者の元に帰還を果たした。
刀剣男士相手にひけをとらなかった謙信公何気にすごい人だったのでは。
まず目を引くのは、今までお供が五匹の小虎だったのが、甲冑を身に着けた大きな一匹の虎になったこと。合体した?戦装束は粟田口の洋装を踏襲しつつ、オレンジがアクセントの大陸風に変化している。
中傷グラフィックでは灰色のインナーがビリビリになり、真剣必殺では「ふ、服が…!えっと…大事なところまで…!あれ…?」と言ったり、ショタコンの審神者歓喜…と言いたいところだが後ろの虎がめっちゃこわい。
小心者なのは相変わらずだが、修行で人間の儚さや死生観を考えて大人になったのか、やや落ち着いた所が見受けられる。
本丸では「あるじさまのお膝の上が一番好きです」と嬉しい事を言う一方で「あるじさま、僕が死んだらお庭に埋めてください。あそこのお庭なら、ここの様子が見えるので、さみしくないと思います」と口にし、多くの審神者に涙させる事となった。これは上杉謙信が死後、春日山城の一角に武装した自身の遺体を葬らせた逸話に由来すると思われる。
また戦闘では「えいっ」「ぺち」と可愛い台詞のほか、「あの、痛いなら言ってください。手加減しますから」と言いながらザクザクと敵を攻撃。やめてくださいしんでしまいます
内番のグラフィックでは、武装を脱いだ大きな虎を従えつつ愛らしい笑みを見せ、楽しそうにおうまさんや畑の世話をする。やっぱりかわいい。
鎌倉時代中期の刀工・粟田口吉光作の短刀。
短刀作りの名手として知られており、兄弟が多いのはこの為。
号の由来については、以下のような話が伝わっている。
足利幕府三代将軍・足利義満の頃、遣明使として明(現在の中国)に渡航した使者が、道中の荒野で五頭の虎に遭遇した。
絶体絶命の状況に使者は携えていた短刀を振りかざし、何とか虎を追い払う事に成功。任を果たして帰国した後に顛末を語ると短刀を将軍に献上、これにより「五虎退」の号がつけられた。
その後、義満は五虎退を朝廷に献上。
永禄2年(1559年)5月、長尾景虎(後の上杉謙信)が十三代将軍・足利義輝の要請により上洛した際、正親町天皇から拝領した。
謙信の死後、後を継いだ上杉景勝は彼の遺愛品の内から優れた刀剣を選んで「上杉家御手選三十五腰」を作成。姫鶴一文字、山鳥毛、水神切兼光といった名だたる名品の中に、五虎退も選ばれている。
また、同家に伝来されたゲーム実装済の刀剣としては、謙信景光、小豆長光、山鳥毛がある。
昭和12年(1937年)に重要美術品に指定。現在は個人蔵となっており、米沢市上杉博物館に寄託されてたびたび公開されている。
2017年9月23日より開催された企画展「上杉家の名刀と三十五腰」にて展示。米沢市上杉博物館、埼玉県立歴史と民俗の博物館、佐野美術館にて謙信景光と共に展示された他、佐野美術館では個人蔵の不動行光が40年ぶりに特別展示され、話題を呼んだ。
期間中はゲームとのコラボが行われ、グッズ販売・等身大パネルおよび描きおろしイラストの設置の他、三島市各所を巡るスタンプラリーや周辺施設とのタイアップが開催された。
また三島市が特集を組んだ市報が発行され、こちらは電子書籍やPDFにて閲覧可能である。
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最終更新:2024/12/22(日) 02:00
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